株で富を築くバフェットの法則 「新版」世界最強の投資家に学ぶ12の銘柄選択法

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478631126

感想・レビュー・書評

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  • "株式を事業として見ること

    企業の実態価値を算定するには、ジョン・バー・ウィリアムズシステム
    事業が将来にわたって生み出すと思われる利益(キャッシュの純増額から設備投資額を引いたオーナー収益)の総額を予想する。次にその額を、現在の価値に割り戻す。
    バフェットが求めているのは、将来の利益が確実で予測可能である事業。
    "

  • フォーブズ世界長者番付で絶えずトップ5に入る至上最高の投資家、ウォーレン・バフェット。

    過去40年間平均して彼ほど高い運用成績を残せている人物はおそらくいないだろう。

    バフェットの人格や投資哲学を知れば知るほど本当に奥が深い。恋愛なんてしてる場合じゃない(笑)だって女性は知れば知るほど全くわからなくなってくるもん(大笑)

    彼が行っている投資方法は至極簡単。自分が理解できる事業であること、今後その事業が長期的に見て拡大していくであろうと“確信”できること、そこまで選別できれば後は企業の価値を計り、割安であると判断できたならその株を買うということだ。だからバフェットは日々の株価には全く注意を払わない。日々起きている経済状況にも。

    これらの分析を行っていれば、当然残ってくる企業はごくわずかになる。だからバフェットはモダンポートフォリオ理論だの、ハイテク企業には興味を示さない。彼はフォーカス投資を薦めている。個人投資家にこれらの分析をする意欲さえあればね。もしそこまでする余裕がないのであれば、インデックス投資を薦めている。

    分散投資は必要だと僕は今まで感じていたんだが、それはリスクを知っていないからであって、本当に成長できる企業に投資をしていれば、少数(5-10銘柄)でも十分な利回りになる。要はリスクを極限まで落としていけば、精選された銘柄しか残らない。

    僕はこの本を読んで、とりあえず株価を先に見て投資判断するのはやめる。株価は本当に買う一歩手前まで見ない。それまで十分に企業の実態を研究する。またバークシャーハサウェイの年次報告書(annual report)を読むことを始める。

    非常に気になるのはバフェットには4人の師匠がいた。その師匠の中で僕が興味を持ったのはベンジャミン・グレアム。彼はバリュー投資をバフェットに教えた。

    投資にも原則がある。原則を理解せずには応用は利かない。したがって株に再投資するまで、もう少し原則を理解することに時間を使おうと思った。

    余談:株式投資を勉強すればするほど、恋愛と非常に似ていると感じてきた。投資を制すれば、恋愛を制する。いつかこれを実践してやるぜ。

  • 「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない(ガイウス・ユリウス・カエサル【塩野七生訳】」

  • 株で巨万の富を築き上げた、世界一の富豪、ウォーレン・バフェットの投資哲学が学べます。
    株価に一喜一憂し、市場の変動に振り回されている多くの株式投資家には、学ぶところが多いと思います。
    株式投資が、単にお金を稼ぐための手法に考えられがちな昨今、株の本質について、正しい理解を得られる、一冊ではないかと思います。

  • 7/7-7/9

  • 著者は、ロバート氏である。20年以上もバフェット氏を研究してきた人らしい。
    ちなみにバフェット氏はご存じかと思うが、常に世界の資産家ランキング上位に
    その名を載せ、しかもその職業が「投資家」という唯一の存在である。ちなみに、
    他の人は大体実業を持っている。

    本書の内容は、その研究の成果である。バフェット氏の投資方法、その考え方、
    彼自身が考えている投資哲学などなど、ボリュームはかなり多い。しかし、
    説明的な部分が多いので、無駄が多いと言えば多いかもしれない。

    そして、投資をする上で大切な助言が数多くあるが、最も大切であると思われるのは、

    1.投資をするという事は、事業に参加する事。マネーゲームで投資をやるな。
    2.自分が分かる事業内容の株を買う。分からないのに事業を運営できない。
    3.買う時は、事業に参加するのだから、徹底的に調べる。

    以上の3つであると思う。
    事業に参加する。この考え方を前提に考えれば、かなり適切な事をバフェット氏は、
    言っている。もし自分が1000万円持っていて、どこかに投資するなら。事業に
    参加するなら、その事業の将来性や現在の経営者が信頼できるか、今現在の評価が
    高いか低いか、その経営方法が適切か、そのような事をかなり調べるだろう。

    というか、株式というルールが出来てから、いつからマネーゲームになってしまった
    のだろうか。本来ならば、直接金融は高リスクのため慎重になるはずなのに、そして
    もっと現実感というか当事者意識が高くてもいいと考えられるのに、それらが欠けて
    いる事に気づかされる。(本書を読み進めていくと・・・)

    ただ、このまま真似ても上手くは運用できないだろう。
    あくまで、世界一の投資家の言葉、その程度で受け止める事をお薦めする。
    もし読むなら(笑)

    しかし、そこから得られるものは予想以上に多い。

  • 大きく資産を増やすバリュー投資・フォーカス投資の真髄がわかる。投資に成功するための基本を無視して、もがき続けている哀れな投資家へ・・・・

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