株で富を築くバフェットの法則 「新版」世界最強の投資家に学ぶ12の銘柄選択法
- ダイヤモンド社 (2005年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478631126
感想・レビュー・書評
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お金
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"株式を事業として見ること
企業の実態価値を算定するには、ジョン・バー・ウィリアムズシステム
事業が将来にわたって生み出すと思われる利益(キャッシュの純増額から設備投資額を引いたオーナー収益)の総額を予想する。次にその額を、現在の価値に割り戻す。
バフェットが求めているのは、将来の利益が確実で予測可能である事業。
" -
「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない(ガイウス・ユリウス・カエサル【塩野七生訳】」
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株で巨万の富を築き上げた、世界一の富豪、ウォーレン・バフェットの投資哲学が学べます。
株価に一喜一憂し、市場の変動に振り回されている多くの株式投資家には、学ぶところが多いと思います。
株式投資が、単にお金を稼ぐための手法に考えられがちな昨今、株の本質について、正しい理解を得られる、一冊ではないかと思います。 -
7/7-7/9
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著者は、ロバート氏である。20年以上もバフェット氏を研究してきた人らしい。
ちなみにバフェット氏はご存じかと思うが、常に世界の資産家ランキング上位に
その名を載せ、しかもその職業が「投資家」という唯一の存在である。ちなみに、
他の人は大体実業を持っている。
本書の内容は、その研究の成果である。バフェット氏の投資方法、その考え方、
彼自身が考えている投資哲学などなど、ボリュームはかなり多い。しかし、
説明的な部分が多いので、無駄が多いと言えば多いかもしれない。
そして、投資をする上で大切な助言が数多くあるが、最も大切であると思われるのは、
1.投資をするという事は、事業に参加する事。マネーゲームで投資をやるな。
2.自分が分かる事業内容の株を買う。分からないのに事業を運営できない。
3.買う時は、事業に参加するのだから、徹底的に調べる。
以上の3つであると思う。
事業に参加する。この考え方を前提に考えれば、かなり適切な事をバフェット氏は、
言っている。もし自分が1000万円持っていて、どこかに投資するなら。事業に
参加するなら、その事業の将来性や現在の経営者が信頼できるか、今現在の評価が
高いか低いか、その経営方法が適切か、そのような事をかなり調べるだろう。
というか、株式というルールが出来てから、いつからマネーゲームになってしまった
のだろうか。本来ならば、直接金融は高リスクのため慎重になるはずなのに、そして
もっと現実感というか当事者意識が高くてもいいと考えられるのに、それらが欠けて
いる事に気づかされる。(本書を読み進めていくと・・・)
ただ、このまま真似ても上手くは運用できないだろう。
あくまで、世界一の投資家の言葉、その程度で受け止める事をお薦めする。
もし読むなら(笑)
しかし、そこから得られるものは予想以上に多い。
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大きく資産を増やすバリュー投資・フォーカス投資の真髄がわかる。投資に成功するための基本を無視して、もがき続けている哀れな投資家へ・・・・