性格は変えられない、それでも人生は変えられる: エリス博士のセルフ・セラピー

  • ダイヤモンド社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478710395

感想・レビュー・書評

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  •  REBT(論理療法)の創始者であるアルバート・エリスのセルフヘルプ本。

     非常に軽いタッチで書いてあってありふれた自己啓発本の様であるが、この本を書いているのは最も影響を受けた心理療法家ベスト3にも選ばれたあのアルバート・エリスなのである。そんな重みを微塵も感じさせないのがいい。
     「宇宙が消滅してもそれは最悪なことではない」あたりの言葉にはついていけなく感じる人も多いかもしれないが、この様な思い切った価値観の見直しがREBTの真骨頂である。
     だがそれでも非合理的な考えを簡単に打破できるわけではない。自分を変えるには根気強く続けるしかない。自らの技法を万能とせず、他の様々な自助努力と同じく一つの方法に頼りすぎないよう説く姿勢はさすが大家。REBTが万能であると考えることはIBなのだ。

     エリスの翻訳本は何がいいか探していたが、意外にセルフヘルプ本でとてもいい本があった。一般向けであるが専門書としても十分にいい。

  • 邦題がもう少し何とかならないものかと思ってしまう。

  • 論理的に考えることで、自分に反論する。事実を悲観的に考えて、落ち込むよりも、考え方を変えてポジティブに生きていける、というような考え方。
    A逆境、B信念体系考え、C結果、D反論、E新しい考え方

  • 自己否定的なひとの思考を変える方法が書かれている。随所にある事例が分かりやすい。

  • 文章が、くどいけど、これくらい繰り返してもらってこその、論理療法かと感じた。

    最後に載っていた、心のチキンスープが、本当にイイです。

    自分が自分のカウンセラーになればいい、こういうメッセージを感じた。

  • アルバートエリスの印象が変化した本。
    論理療法を研究しようと思う。

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著者プロフィール

1913年生まれ。ニューヨーク州立大学卒。コロンビア大学で臨床心理学の博士号を取得。論理療法(REBT)の創設者。アメリカの臨床心理学者のあいだで、精神分析のシグムント・フロイト、非指示療法のカール・ロジャーズと並ぶ、三大心理療法家の一人として、高く評価されている。アルバート・エリス研究所(ニューヨーク市)所長を経て、2007年に死去。

「2018年 『現実は厳しい でも幸せにはなれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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