なぜ、メールは人を感情的にするのか: Eメールの心理学 (Life&BusinessSeries)
- ダイヤモンド社 (2001年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478710449
作品紹介・あらすじ
来たメールの文面にムッとしたり、「そんなつもりじゃなかったのに…」と誤解されたりした経験はないだろうか。本書では、文字以外に手がかりのないメールというメディア-心理的な罠と、新しい可能性を探る。
感想・レビュー・書評
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今から10年前に書かれた本。
情報技術や社会情勢など現在とはメールを取り巻く環境は異なるが、利用する人の心理は納得することが多かった。 -
教育カウンセリングをメールで行った経験のある著者の本。
きちんとした統計から、「リアルでのコミュニケーションの多い人のほうがメールも活用する」として「メール=おたく」との世間の無理解を喝破するあたりは痛快。
ただメル友=リアルで会うまでの過渡的な人間関係、との判断には異論のあるところ。
かつてのペンパルも会えば云々との文章も、ペンパルのままリアルでの出会いを選ばなかった多数を考えればメル友=メル友も十分意味のある人間関係と思われるのに・・・
「感情的」とのタイトルは、マイナスの(感情の)イメージを感じその戒めを得られればと思って読み進めたが、どちらかと言えば著者はより感情的に密になれる、との側面を強調している感がある。
ま、それはそれでいいんだけどね^^;
http://chatarow.seesaa.net/article/122421896.html -
「Eメール」今や私の生活には欠かせないものになった。メールはとかく一方的なものとなってしまい、受け取る側に気持ちの配慮を怠ってしまう事もしばしば。また出す相手によって文体を変える必要を常に痛感する。
そんなメール様々な問題点を考える良書。
また”第6章世代によって異なるメールの世界”は、メールの問題だけでなく私達が抱えている人間関係の推移も時代をおって解説されていて非常に興味深い。
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メールで人を操作する方法。