「愚直」論 私はこうして社長になった

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478733066

作品紹介・あらすじ

技術者からMBA取得、戦略系コンサルタントへの転身、そして45歳の若さで外資系企業の社長へ-。内気で話し下手だった著者を伸ばしたのは、愚直な熱意と努力だった。自らの体験を振り返りながら、働き方とキャリア開拓のヒントを語る。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生を変えたといってもいい程のスゴ本。
    仕事に対する考え方・取り組み方、
    仕事を進める上での著者がどんな働き方をしてきたのか、
    どんなキャリアを歩んでいったのか、
    全てにおいて学びになって感動する本です。

    当時はHPの社長だったけれど、それからダイエーの社長になり、
    マイクロソフトの社長になりと、
    大変ながらも順調なキャリアを歩まれているみたいです。
    その後の著者も2冊ほど出ていて、
    問答無用で著者買いしてしまう一人になりました。

  • 日本では珍しいプロ経営者のうちの一人、パナソニックからボスコン、アップル、コンパック、hpと来たすごい人が語る仕事論。ちなみに、本著を書かれた後もダイエー、パナソニック(ブーメラン社員…というか役員のはしりですかね)と務めておられてこれも凄い。

    本著を読んでいても、特に物凄い気付きが得られる訳ではないなぁと感じたのですが、「当たり前」の水準が高いなぁというのは感じました。社会に出てから空気を読んで誰しも遠慮してしまうような箇所でのひと頑張りと言うか、ひたむきさが刺さりました。
    あと、結局大事なのは人との出会いなんだなぁ、とも思ったのですが、コレってやっぱ日本の大企業特有の何かなんでしょうか。外資系企業に著者が転職してからは特定の人に引っ張り上げられる図は無いようだったので。
    ちょっとだけ思ったのは、著者はある意味では幸運な人との出会いやマクロ環境や運に支えられてきた、という言説をおっしゃってはいたのですが、個人的にはそういった謙遜が無い中で、冷静に何が良かったのか/悪かったのかを分析して教えてもらえるとより良かったなぁと思いました。

    なお、実は本著は私アマゾンの古本で買ったのですが、後付のページに思いっきり著者っぽい格好良いサインが書かれてまして。。そんなん出品すんなし!というツッコミの気持ちがモヤモヤと生まれました。

  • 営業、仕事をやる上での心意気を知りたいと思い、先輩からおすすめされて読みました。
    頑張ったら何でも出来る、自分で自分の選択を肯定して正解にする、という生き方はかっこいいなと共感しました。

  • 樋口さんが大好きになりました。
    何かが変わるかもしれないという期待と信頼を持てる人。
    純粋に応援したくなる真摯な姿勢に好感が持てます。

    若い世代にぜひ読んでほしい一冊。学生の時に読むのと、社会に出てから読むのとでも、印象が違ってくると思います。

  • 最初に読んだのは学生時代。
    社会人になっても、
    目の前のことに熱くなれるものがあると
    幸せだなと感じた。
    社会に出て挑戦したいと思う気持ちが
    強くなった。

    社会人になって改めて読んでみると、
    参考になる点が多いことに気付いた。
    著書に出てくる
    「T字型人間になれ」
    これは常に念頭に置いている。
    仕事への向き合い方、考え方によって、
    成長度合いが異なることも
    この本に教えてもらったと感じる。

    自身を鼓舞する良著である。
    精神的に余裕のある時に読みたい本。

  • 受け止め方が難しい本でした。力を伸ばして尽くすということでしょうか。

  • 読んでおいて損はない

  • マインドこそ、大事。いかにひたむきに、本気で取り組むか。できることを徹底的にやること。

    経営統合(hp)のプロセスは参考になるかも。
    その他、BCGの内容などもリアル。

    仕事をつうじて、自己実現。
    そのために気概、志をもて。

    熱意と経験。が大事。



    経験がリアル。mba、bcg、社長のオファー。
    出来たわけでないが、ひたむきな正義感、馬力が引き寄せた。おそらく周りからの信頼が厚いのだろう。だから必要とされる。

    読んでて精神の成熟を感じる。自分なりの考えをもつて、状況を好転させようと、本気になっている。


  • 著者のこれまでのキャリアにおける格闘が、タイトル通りに描かれる。

    教訓をまとめるものではなく、個人的なことから見えてくること。
    スコープを広げることと、自覚的成長によるキャリア経験のつながり、活用。

  • 著者の過去の経験から、現在のビジネスにおけるスタイルが綴られている。
    ほぼ、自叙伝であるが著者が物事に愚直に取り組んできた姿勢がとても伝わり、逃げずに一生懸命やって成功したんだ、ということが伝わる!

    著者も冒頭に言ってるが、ひとつのやり方で参考にしてもらいたいとの事だ。
    私も著者に近い部分があるが、まだまだ逃げてさまう部分もあるので、弱ったり逃げ出したくなったらまた読み返そうと思う。

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著者プロフィール

パナソニック コネクト株式会社 代表取締役 執行役員 社長・CEO。1957年兵庫県生まれ。80年大阪大学工学部卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。91年ハーバード大学経営大学院(MBA)修了。92年ボストン コンサルティング グループ入社。94年アップルコンピュータ株式会社入社。97年コンパックコンピュータ株式会社入社。2002年日本ヒューレット・パッカード株式会社との合併に伴い、日本ヒューレット・パッカード執行役員に。03年同社社長就任。05年株式会社ダイエー社長、07年マイクロソフト株式会社に入社し、08年マイクロソフト代表執行役社長就任。11年2月日本マイクロソフトに社名変更、15年執行役員会長就任。17年4月パナソニック株式会社に入社し、専務役員そしてコネクティッドソリューションズ社社長就任。同年6月代表取締役専務執行役員就任。22年4月より現職。

「2022年 『パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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