お金の現実

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.62
  • (18)
  • (25)
  • (40)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 191
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478733097

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • お金に賞味期限があるならば、うちは冷蔵庫いらずだなぁ...
    お金を貯めるにしろ、仕事をするにしろコツコツ出来なければ成功・成長はないという事。いろんな本にも記されているし、分かってはいるけどなかなか続けられない。
    背伸びしない生活の大切さを改めて感じました。

  • お金の価値は人それぞれ、そもそもお金の価値は紙だという人もいれば、未来へのチケットと考える人もいます。しかし今の世の中ではひとつの基準として私たち人間が尺度として使っているのがお金です。お金がほしい、ためたい、なんのために?
    経済の自立なくして、精神の自立なし。という言葉もありましたがなくてはならないのがお金です。
    最後に自分がお金を持つ意味を教えてくれたのが最後の一ページでした❗
    人間なにがあるかわからない、どんなチャンスが来るかその時準備ができてるか、そんな考えを持たせてくれた一冊です。私も会社の経営層ですが、変な節税するよりも納税を義務だと思って気持ちよく払っている会社の方がうまく行っている事実があるという事で私もしっかり納税と雇用を守っていきたいと思います‼️

  • 経済の自立なくして精神的な自立はない=お金持ちになるには・・・「長く働いて使わずに貯める」とは非常にシンプル!!
    世の経営者は遊びすぎ、と思いつつも、日本人は働く=つらいもの、修行のようなもの、というイメージを持ち過ぎとも思う。
    とても生産的なアクションであっても、「楽しさ」があると、「オレって遊んでばかりだよな、働いているかな?」と不安になることがある。
    働く=「修行」と「楽しさ」のハイブリッドという意識をもちつつ、やはり誰よりも圧倒的に働けばいいのだ!
    また、夢追い人は同じ本ばかり読む、のようにならないよう、自分の考えを常に疑い、自分とは意見の違う人をそばに置く必要がある。
    自分が正しいかどうか、「幅跳びの選手は、自分で距離を測定しない」である。

    ↓メモ
    車は耐久消費財、耐久消費財を中心とした消費についてはそろそろ卒業しても良いのではないか

    ☆多く稼いで使わない

    ☆夢追い人は一度見たバルバラを壊されたくないので、また似たような本を読む

    世の中に文句を言う人達
    世の中には変えられるものと変えられないものがある(≒関心の輪、影響力の輪)

    この日本という国で日本語をつかい、白いごはんを食べてビジネスをする、こんな恵まれたことはない

    節税策をある程度確定させたら、あとは稼いたほうがいい、そっちのほうが早い

    使わずに貯める

    本多静六「経済の自立がなければ、精神の自立はありえない」

    長く働く

    自分の実力を手元のお金に合うように努力する

    ☆「最近悪いことばかり起こる」この経営者は働いていない

  • お金に対しての著書の考えや捉え方、解説など様々な角度から書いてある。世間一般の当たり前が正しいかどうか考えさせられる一冊。

  • この本は、税理士でかつマーケティングコンサルタントとして活躍する著者が、「お金」というモチーフで書いたエッセイ的なものです

    帯には『「お金」をめぐる知的冒険の手引書』『安直なノウハウやハウツーを否定しつつ到達するもっとも現実的でもっとも不思議な成功法則』とあるが、さすがにこれは盛りすぎだが、内容的には至極まっとう

    基本的に著者の主張は、お金を貯めるための原則は「収入>支出」であるというもの
    たしかに正論であるが、正論であるがゆえにつまらない主張である

    しかし、だからこの本がつまらないかというとそうではない
    押しつけ的なライフプランや他人と同じステレオタイプの幸せを否定し、その原則を実践している著者の四苦八苦というか珍道中というかは非常にユーモアに富んでいて面白い

    「サラリーマンのためのお金サバイバル」につづき、この著者2冊目であるがけっこうおもしろかったので他の本も読んでみようと思う。

  • 10年の時を経て再読したが、かなり勉強になった。
    10年前読んでからこの通りにやっていれば、と後悔。
    そして、自分の未熟さを思う。

  • 比較生産論は、スティグリッツのいう比較優位のこと。

    ローマ神話では女神「モネタ」がお金の神様だ。マネーという言葉はマネタから来ている。古代ローマのお金はモネタの神殿で作られた硬貨だ。
    ラテン語のモネタmonetaは、「頭を使う」の意味。
    menosu勇気、目的、霊魂
    mania狂気
    memory記憶、警告
    measurement測定
    これらはmoneyの派生語

    お金というのは循環の権化のような物体だ!

    お金で買える最も有効なものは時間だ

  • 基本的なことを、きどらず、優しく教えてくれる。過去や現在の偉人の言葉の引用も多いが鼻につく感じがしない。

    自分の子供の所得に対して税金を取るのは面白い。お小遣いが源泉徴収だけど、臨時収入はそこから取り上げるとか。

    田舎に広い土地を買って固定資産税も500坪でたった1万円。建物のほうは10万円。うらやましい。

    法人税の税率は40パーセント。 1年に稼ぐ利益の4.8ヶ月分。半分の2.4ヶ月分は半年前に前払いさせられている。61

    この日本では次の5つの支出をコントロールできれば十分だ。家、車、旅行、外食、保険。63

    安田善次郎、本多静六。

    過去と同じやり方は通用しない。人と同じことをしない。

    「頭脳は安い」とJBフーカは言っているが、私もそう思う。そして付け加えたい。 「経験は安い」 。244

  • 世の中にはそうそう奇跡なんて転がっちゃいない。それでもヒトは往々にしてそういったものにしがみつきたくなるもんだ。もちろんその気持もわからんわけではない。
    岡本さんは「測定」という概念もお金の本質だという。お金には感情などない、ただ淡々とヒトの人生を測定するだけ、だと。
    ジョン・レノンの歌に確か「God」という歌があった。神は我々の苦悩を測る概念である、と、歌ってなかったか?
    苦悩も歓びもお金は相対化してくれるだろう。だから「金」は神にも悪魔にもなれるんだろう。そして、努力したもののの上だけに「金」の雨がふるわけではないけれど、努力したもののの上に降るのがたとえ「金」の雨だったとしてもそんな雨はすぐに流されてゆくだけだろう。
    「お金」という概念についてギミックなく教えてくれる好著だと思います。ただ、資産運用の参考書とか思って購入したヒトは肩透かしを食らいまくるでしょうけど。

  • p18 世の中の仕組みを教えるための方法として、こちらを採用してます。
    こずかい渡すと同時に、税金も払う仕組み。

全30件中 1 - 10件を表示

岡本吏郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
本多 静六
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×