- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478733295
感想・レビュー・書評
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1冊を30分で読む、という発想が良かった。
試しにやってみたら、自分が必要とするところに
集中できていいかもしれない。
まずは目次などを5分程度で読んで、本の言っていること、
どこら辺が自分にとって必要かを把握する。
そのあと、5分かけて各ページを2秒ごとで
ざっとめくっていくことで全体の様子を確認する。
このあと、必要なところだけを20分で集中して読む。 -
暗い国(クライコク)の民は、明るい国(アカルイコク)の王様に弟子入りするのです。
明るい国はなぜこうも栄え、民たちは幸せそうなのか、その秘密を探るため。
ーと、速読の本でありながら、そんな逸話が挿入されていて、
物語的にも読めます。
肝心の速読法としては、5分で本のプレビュー、5分で写真読み(見開きを2秒で眺めていく)、
あと20分で本の内容を読む(スキミング)
=30分で本を読んでいこう、というもの。
小説は別として、実用書なら、たしかにこの方法で概略をつかめるかもしれません。
精読で100%の理解をするより、
「重要な2割を読んで、8割を理解する」というのも大切なところ。
最初の段階としては、この2割を捨てる勇気も必要かもしれません。
そして、アウトプットも大事。
本書全体を通して、プレビューから始まり、アウトプットまで、
「本を読む」ことに主眼を置かず、
「知識を習得し、それを活かす」ことに特化した技術が体系的に学べました。 -
図書館にあったので読んでみました。
自分が自然と実践していたことも多く、それほど目新しいこともありませんでしたが、近道はない、王道こそが近道だ、って誰かが言ってましたよね。
自分=王様、本=家来という設定が面白く、フフッと笑いながら一気に読めたのも良かったです。
以下、目次から抜粋。
王様は忙しい。限られた謁見時間で知識を吸収したい!
なぜ、家来の時間に合わせるのか?
主体は自分。本の家来から脱出すべし
平等主義より公平主義で謁見※
本は家来、また謁見すればよい
※(王様のセリフ)「必要と思えば、それに必要な時間をあてるのじゃ。必要でなければ謁見して終わり。・・」重要なことにはそれなりの時間をあてる。価値に応じて公平に配分するのである。(p. 86) -
プレビュー5分、全ページ写真読み5分、スキミング20分。レバレッジリーディングとだいたい同じ。
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速読より読書に価値があるということ。王様と隣の国の暗いスパイのやり取りが中心。