ピーターの法則 創造的無能のすすめ

  • ダイヤモンド社
3.31
  • (42)
  • (68)
  • (117)
  • (34)
  • (16)
本棚登録 : 940
感想 : 124
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478760857

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とにかく、おかしい(笑)
    「なぜ、組織の上層部には無能な人間ばかりがはびこっているのか?」それは「階層社会において、人は無能になるまで昇進する」からだという法則を延々と書き連ねているのだが、そこにはたしかな真理があると思う。
    古い本ではあるが、なかなか面白い本である(*^^*)
    組織と言う階層社会に依存している人間にしてみれば、ネガティブに感じるかもしれないが、無能の域に達したくなければ、会社といった階層社会に依存しなきゃいいんですよ!

  • 「創造的無能」、「終着駅症候群」、「階層社会」、「スーパー有能/無能」

  • 何かしらの組織に属している人は必見。自分が無能レベルに達するその前に。

  • "世の中、無能な人々であふれている。ごく一部の有能な人々の活躍で回っているのだそうだ。では、なぜ無能な人が量産されるのか?
    それは、有能な人材が、昇進により無能になっていくのだそうだ。
    有能な人材ほど昇進も早いし、こうした人事は当然。しかし、今までいた役割では有能だった人が、昇進後の管理監督する立場でも優秀な活躍をするのかどうかはわからない。誰にでも、上がりのポストがあって、(つまり、自らの能力でやりきれないポスト)そこに行かないために工夫をしていくべきなのだと、本書の著者は言っている。
    つまり、自らの能力を発揮できて、充実した生活を送れるようなポストに居続ける工夫をするべき。組織の中で、昇進の対象とならないような一工夫をしながら、自らの能力をしっかりと発揮し有能で居続けるほうが、昇進した結果無能な行動しかできない自分になるより、素晴らしいということらしい。
    こうした無能が生まれる法則=ピーターの法則。
    言いえている面あり!おもしろい本だった。人によって、上昇中か自らの限界を迎えたかは、よくよく見極めないといけないことになる。さて、私はどうなのだろう?と自問自答。。。
    いずれにしろ、自分の強みが何でどんなことで社会に貢献できるのかを明確に理解していないとだめなのだ。"

  • 新しい地位で有能と認められれば、さらに昇進する。最後の最後は、有能レベルから無能レベルへの昇進だ!有能すぎる者は無能な者よりも不愉快!自己啓発で新たな分野を磨いても、またその分野で無能階級になるまで昇進するだけ!押しすぎにも注意。それなら複数のパトロンをもって、引っ張ってもらった方が早く無能レベルに昇進できる!高位の無能到達者を救う取り組みは新たな無能到達者を作り出す!自分は自分の上司の上司に仕えて仕事をする気があるか?もしないなら、押しはやめて、創造的無能として、昇進を避けるべき

  • 身の回りに何人かいるポンコツの背景が分かる。創造的な無能でありたい。

  • 「組織は無能化する」という真理を語る本。つまり組織の中で有能な人は昇格する⇒結果として組織は「それ以上昇格できないポジションに留まる人=無能なレベルに達した人」で占められるようになるという結論は恐ろしいけど的を射ているなと感じます。実際には人に限らず、学説から個人のスキルまで、どんなものでも行き詰ったなと感じたものは何らかのかたちで無能レベルに達したと考えるべきなのでしょうね。「無能化」の避け方が気になる人は本書を読んでみてください。

  • 階層社会において、人は無能レベルに達する時期が必ず存在する

  • 階層社会における無能への道の話。
    腑に落ちる内容。
    自身や他人の立ち位置を確認するのに参考になる。

  • TOPPOINTビジネス名著20選より。

    本書は、組織の中において、昇進によって人々が無能化する
    メカニズムを解き明かすとともに、その回避策を指し示す。

    経営者、人事部の方は必読本ですね。

ローレンス・J・ピーターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×