- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478782927
作品紹介・あらすじ
大学リストラは、新規参入する志望者に最大のチャンス!大学は高校より新採用数が多い市場だ。福祉・情報・環境はおいしい!経済・語学・哲学はつらい。なぜ定年は東大60歳、京大61歳だったか。指導教授の"就職斡旋力"は意外に弱い?大学教授をめざす人に大声で知らせたい10の裏技とは?ベストセラーから10年!"大学教授"志望者の必読書。
感想・レビュー・書評
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大学教授ってやってみたいよねーーー
でもお金が・・・
10年間は自分の金で何とかやっていかないといけない。
机にへばりつく。家事・旅行なんてもってのほか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学教員制度の現状や「大学への就職」の求人などについて詳しく述べられていた。一般的な就職活動に比べて大学関連の情報はなかなか得られないが、この本が非常に参考になった。
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科学技術振興事業団の大学教授の公募情報。つねに500程度はある。
難関大学院を目指せ。
いい学術論文が書けなければ困難。「入門・論文の書き方」
書きやすい部分から書く。
文献・資料は書き終わってから集まってくる。捨てないこと。
サラリーマンより計画的に。なによりも着実に毎日。
研究誌を自分で作る=発表の場。
任期制を回避しない。
長期間の休みに注意する。怠惰につながる。
大学教授の定年は70歳。定職につくのが10歳遅い。
教養とは雑学の一種。万物に対する好奇心から。教養は読書から。
売れる分野=福祉、情報科学、環境。
経済学は衰退分野。語学はいらない。哲学は消えた。
歴史学、国文学も縮小。生活科学は家政学から変わったが縮小。 -
他書で酷評されていたので,タイトルどおりの軽い内容なのかと思っていたのですが,そうでもない。消極的動機でもOKというあたりが,教授たちの反感を買うかなとは思うけど,10年の修行が必要という前提で,課程博士が王道というスタンスは,至って常識的かと。博士課程の学生だったころ,特に前期は自分の研究(というか勉強)でいっぱいいっぱいで,就職のための戦略的思考なんて皆無だった。この本はそのころ既に出版されていたわけで,自分の甘さを痛感する次第です(爆)まぁ,考えてみれば,その後の職業選択でも同じ目にあってるわけで,現実的な目標設定とそこに至る戦略及び戦術というものが,自分には欠落していたのだなぁと改めて思います。出会いと運に流される人生もそれはそれで楽しいですけどね。
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少し古い本だが、大学教授になりたい人や大学教授という仕事に関心のある人は読むとよいと思う。ただし著者が文系なので、主に文系の教授に関する話だと思います。理系の方は幾分読む価値が差し引かれるかも。
第6章の学ぶことの好きな人になれというくだりが、個人的に気に入った。どんな進路を選ぶにしろ、大学生のうちにしっかり勉強しようと思う。
偏差値50で大学教授になるには十分らしい。教授になるには頭がいい必要はないとのこと。
話の本筋とは関係ないのだけど、そもそも偏差値って何やねん。よく自分の偏差値はいくつだとか言ってる人がいるけど、それはいつどこの試験で何の科目の(いくつの科目の)偏差値なんだ。偏差値なんて何の試験を受けるかによって全然違うじゃないか。Aさんの偏差値が55で、Bさんの偏差値が58だと言われても、受けた試験が違うんじゃ比較できないよ。頭の良さを測ろうとして、さも万能な尺度かのように偏差値うんぬんを語ろうとするのはやめてほしい。
110ページの冒頭「鞄持鞄ちになる」てなってるけど「鞄持ちになる」の間違いじゃないかしら。目次だとそうなっているのだけど。
著者について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鷲田小弥太(鷲田小彌太、わしだ こやた、1942年3月13日 - )は、日本の哲学者。札幌大学教授。
北海道札幌市生まれ。北海道札幌南高等学校を経て、1966年大阪大学文学部哲学科卒。1973年同大学院博士課程単位取得満期退学。1975年津市立三重短期大学専任講師、1976年助教授、1980年教授、1983年札幌大学教養部教授、1995年経済学部教授。マルクス、ヘーゲル、哲学・倫理学を専攻していたが、谷沢永一の影響を受けて読書論、書評に開眼、1991年、大学教授の質がいかに低いかを皮肉の形で表現した『大学教授になる方法』がベストセラーとなり、以後人生論、勉強法などについて厖大な量の著作を著す。 -
教授になるためには
1、着実に勉強する
2、しっかりとした指導教官につく
3、理解のある奥さんと結婚する
のが大事!! -
10年近く前の本だが読んでみた。大学を取り巻く状況はこの本が出版された2001年からさらに変わっていると思われる。しかし大学教員を目指す人にとっては有益な本だと思う。
内容については、大学教授になるには10年の研究期間が必要で、しかもその間は無給。その間に研究者となる資質が試されて、これを乗り越えられる人はほとんどが大学教員になれるのだ・・・といったところか。当時の変わりつつある大学の状況についても述べられている。 -
大学教授に関する知識が色々と身に付くよ。教授に別にならない人にもおもろい本だと思う。
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大学教授イイっすね。
魅力的な職業の1つではないかと思います。