完全独習 統計学入門

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1784
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478820094

作品紹介・あらすじ

超基本を理解するだけで、マーケティング調査のデータ分析、金融商品のリスクとリターン、株・為替相場のボラティリティ、選挙の出口調査までわかる。

感想・レビュー・書評

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  • うん、これならわかった!と言える珍しい入門書です。

    得られたデータからその特徴を抜き出し、法則化する「記述統計」と
    膨大なデータの集合を、一部のデータから推測する「推測統計」の2つを
    必要最小限の数学を用いて、平明に、でも結構深く解説してくれます。

    数学が得意な人だったら、もっと計算式で証明を色々繰り広げてある方が
    いいのでしょうが、概念を把握したい私のような人にとっては、文章中心の構成が
    とてもありがたいです。

    この本で使われているのは中学校までに習う、最低限の数学だけです。
    しかし、この本を通読すると
     ・平均値、分散、標準偏差の役割と捉え方、利用の仕方
     ・あるデータが月並みなのか、特殊なのかを判断するための考え方
     ・平均や分散がが未知のとき、母集団を推定するいくつかの方法
    といった、普段の生活や仕事でも役立ちそうな手法を身に付けられます。

    蛇足ですが、文中に挟まれている「補足」や、巻末の文献案内も秀逸。
    ちゃんと読めば確実にとける、章末の問題も、かゆい所に手が届く感じ。
    筆者、少なくとも教えることに関しては、親切で、熱心で、いい人です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「役立ちそうな手法を身に付けられます。」
      Excelで何となく遣っているのですが、判らずに「それらしく」見せているだけなので、役に立たないモ...
      「役立ちそうな手法を身に付けられます。」
      Excelで何となく遣っているのですが、判らずに「それらしく」見せているだけなので、役に立たないモノになっている。
      この本を読めば、提出すべきモノが何か判るかなぁ~
      2013/01/28
    • ayanoogawaさん
      どちらかというと、人の適当なレポートの、テキトーなデータに対してツッコミを入れるスキルが、身に付くような気がします。
      どちらかというと、人の適当なレポートの、テキトーなデータに対してツッコミを入れるスキルが、身に付くような気がします。
      2013/01/31
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「テキトーなデータに対してツッコミを入れるスキル」
      ツッコミを入れられないよう勉強します。
      平均値でお茶を濁し最頻値を聞かれて、うろたえる←...
      「テキトーなデータに対してツッコミを入れるスキル」
      ツッコミを入れられないよう勉強します。
      平均値でお茶を濁し最頻値を聞かれて、うろたえる←初歩以下です。。。
      2013/02/04
  •  統計学というと、嫌な思い出しかない。
     高校数学で確率・統計の授業があったのだが、わけの分からない記号やら公式やらが出てくるばかりで意味が全然分からなかった。
     丁度うつ状態がひどい時期で、思考力が低下している状態で分かるはずなかった。
     本書は考え方の基礎のところからちゃんと説明してくれているので、これならイメージできる。
     高校の教科書にしろ参考書にしろ、説明が不足し過ぎていると思います。
     教科書は読んで分かるようにするべきです。
     本書こそを高校の統計学の教科書に採用すればいいと思います。
      http://sanshirou.seesaa.net/article/465189218.html

  • タイトルに違わず、よく書き込まれている良書と思う。把握しにくい統計学もこの本を通読してあれば、鬼に金棒という感じだ。あくまで、基礎知識ではあるが、あるとないとでは大違いと思う。

  • 確かにわかりやすい。数式をほぼ使わない。確率の話をしない。という内容にたがわず、統計に話を行っている。さすがに初級すぎるので改めて統計の教科書を読む必要があるが、それらの上級本を読む気にさせる一冊ではある。まぁ、一度読めば十分かな。

  • 予言的中区間など、統計学に対して違う解釈を与えてくれる。統計の世界のイメージが少し膨らんだ。

  • 第2部は、なかなか頭に入ってこない、、、
    頭が固くなっているので、こういうもんだと割り切って読み進めた。

  • 統計学の入門本(入門と書いてあるが難しい)

  • 初心者向けに統計学の基礎が整理できる。筆者は統計学の最も重要な道具は標準偏差であると理解している。

    標準偏差が土台でその先に展開される正規分布やカイ二乗分布やt分布を利用した推測統計の方法論に出会ったときつまずきがちと言うわけ。

    ベイジアンもまずはここからやるのがいいんだろうな。
    その上で正規分布推定の足りない部分を補う。

  • 統計学の本を何度も挫折していた自分が初めて読破することができた
    シグマや微分積分と言った難しい数式が出てこないように配慮されているため、数式の解読だけで時間を食うようなことはほとんどない

    基本的な統計の考えを身につけるには最適な本だと思われる

    ただ、とは言っても後半のt分布の話になると理解が怪しくはなってきたので、他の本も合わせて読むことで理解を深めていきたい

  • 標準的な統計学の入門書では,途中に入る複雑な計算によって往々にして意識から外れてしまう,区間推定・検定の根底にある考え方を易しく教えてくれる本.

    推定したい母数がどのようなものであっても,根本にある考え方は一貫している.この本では,著者独自の言葉「予言的中区間」によって,様々な推定を統一的な立場から議論している.

    わたし自身は,ゴリゴリに数理系の統計学の書籍も読むが,ぜひ初学者に薦める場合はこちらの本を選びたいと思う.

    ただし,ときたま,無駄に冗長な部分(日本語として省いても問題のない表現)が気になって,文意が入って来づらいと思うこともあった.日本語が簡潔にブラッシュアップされれば,間違いなく星5の評価にするであろう.

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著者プロフィール

帝京大学経済学部教授

「2019年 『世界一わかりやすいミクロ経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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