- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478860502
作品紹介・あらすじ
6500万年前、恐竜が絶滅しなかったなら…驚異の進化を遂げ、未だ地球上を支配し続ける。『フューチャー・イズ・ワイルド』の著者が贈る進化を遂げた恐竜図鑑。
感想・レビュー・書評
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"もし恐竜が絶滅していなかったら、今頃どんな姿に進化していただろうか?"というテーマで考えられた”新恐竜”の図鑑。
今にも動き出しそうな奇妙な新恐竜のイラストとその生態についての細かい解説に、うわーまじかーってページをめくる度にビックリ。
空想の生き物とはいえ、どの生き物も科学的な考え方に基づいているので新恐竜に説得力があるのと同時に、実際に今存在している生き物の形や生態が合理的に進化してきた結果なんだと読みながらしみじみ感じました。
個人的に一番驚いた新恐竜はティラノサウルスから進化したという生物・・。地味すぎ?笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もし恐竜が絶滅せずに現代まで生き延びていたら!?科学とイマジネーションの融合。読んでいる時、幸せでした。
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数少ない「生物学系のSF」の古典、ようやく読了。恐竜が絶滅しないで進化してたら当然哺乳類は今のようには繁栄せず、人類もいない、というところがちゃんとリアリティあって好き。
今の地球の地理的条件に合うように進化すると、「コアラみたいな恐竜」「キウイみたいな恐竜」「フラミンゴみたいな恐竜」が生まれてくるのですね。
そして進化の過程で、天敵のいない鳥が飛ぶことをやめたように、飛ぶことをやめる翼竜ってのが出てきたりするのが面白い。
とりあえずここに出てくるキャラ全部のフィギュアかぬいぐるみが欲しい。どれも怪しくて愛らしい。 -
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA73216026 -
和名がついてるのはうれしいのである。
他はー あんまりー
「ステノニコサウルスの仲間」の二種類ばかりが、系統樹では「サウロルニトイデスの仲間」になってるのがアレ。
しかもそれの一種が「ドロマエオサウルス」と言ふことになっててまうアレ。
本書を見ると、パンダと言ふものがいかに想像を絶するものかが(その生態的地位に恐竜ゐるけど それは植物食恐竜なのである)よくわかる。
ニュージーランドの「進化の究極」にゐる翼竜と言ふのがそこそこ好き。 -
理不尽な進化から
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個人的に科学や恐竜にそこまで興味がないためか、「アフターマン」に比べると、出てくる生物にあまりインパクト感じなくて物足りなかったなぁ・・・。でも恐竜が滅びなかったifの世界を想像してるのは面白い!
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面白いです。