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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784478871058
みんなの感想まとめ
人類の選択が未来を左右するというテーマを深く掘り下げた作品で、著者らのシミュレーション結果が地球の未来に対する警鐘を鳴らしています。文明の発展と資源の消費が進む中、著者は人類が直面する選択の重要性を訴...
感想・レビュー・書評
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映画「マトリックス」のモーフィアスは言った、「問題は『選択』である」と。そう、全ては人類の「選択」に託されている。 著者らのシミュレーション結果は、与える条件に依存して地球の未来は大きく変わることを示唆する。そう、「未来は誰にも予想出来ない」が、「未来は創り出すことが出来る」のである。人類こそ、全ての生物の中で、最大限の選択肢を有する存在であると定義出来よう。
-どのような地球を創り上げたいのか-
まさに今、未来は人類にその選択を強いている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●2026年4月30日、いまジェミニと相談して13冊の本を読んでるが、そのなかにラインナップされてる「宇宙船、地球号操縦マニュアルみたいな本は、他にないのか?」とたずねたら教えてくれた本のひとつ。
ジェミニ:
・概要:フラーと同時期に、「このままのペースで人類が資源を使ったら、地球システムはどうなるか?」をコンピュータ・シミュレーションで予測し、世界に衝撃を与えた伝説の書です。
・くろ様へのメリット:トレードをされるくろ様なら、この「フィードバック・ループ」という概念がスッと入るはずです。地球の「損切りライン」を分析するような、冷徹で客観的なデータに基づいた一冊です。」 -
国際協力を志すものとして一度は読もうと思っていたこの本。
意気込んで読み始めたのだが、図書館の貸し出し期限内に読みきれず途中までで終わってしまった。
時間ができたらまた借りて、今度こそは最後まで読もう。 -
農業革命は前進とは限らない。人口増加に対応するための必要な生き方だった。
産業革命によって、環境破壊が進んだ。
次には持続可能性革命が必要。 -
「成長の限界」の30年後のアップデート版。
途中で20年後のアップデート版「限界を超えて」というのもあったので、シミュレーション・モデルが示すシナリオ自体は、そんなに新しいものではない。
というか、こういうシナリオは、いまやIPCCの報告書やら、なんやらで日常的にでてくるようになっていて、かなり一般化したということかな。
と、今や、ある意味、当たり前に属することがかかれているのだが、では、現実的に必要なことが出来ているかというと、出来ていないわけである。
それどころか、ますます持続可能性から遠ざかり、限界を超えて崩壊するシナリオが現実化していく、そして、それを避けるためのアクションをとる時間とオプションはなくなりつつある、というのが悲しい現実。
という認識すら、もしかすると、共有化されておらず、おそらく多くの人は、未だ温暖化を信じておらず、成長というメンタルモデルのなかにあることすら気付いていない、のかもしれない。
と読めば読むほど、人類の未来は暗いものに思えてくる。
それでも、人類の未来を信じる、という強固なポジティブさには頭が下がる。少しでも、そこに可能性があるのなら、それに賭けてみるという戦略的な楽観主義というべきかな。
なかなか自分は、そこまでポジティブにはなれないのだが、なんかしなきゃ、という気にはなった。 -
基本的に前二作と内容、主張は変わらない。
図表は前よりも格段に見やすく量も多いので、
前二作を飛ばして本書だけ読むのもありかなと思う。
オゾン層の話が前作から続けて出ていたが、
10年間でそれに匹敵するような大きさの問題の進展が無かったともとれる。
この本の予測を悲観的にとらえる必要は無い。
ただ、何事にも限界があるということを忘れずに、
日々出来ることをやっていこうと思う。 -
リンさんのソウルオブマネーに掲載あり
逗子図書館にあり。
一旦返却。20140521 -
世界の成長が一定以上は続かない、その原因とそのためにどうすべきかを述べている。
オゾン層の取り組みについてなぜ世界で合意ができたのか知ることができた。オゾンよりも経済的に有効な物質があったというのも大きい。最近ようやく世界で使わなくなったというのもわかり、若干驚いた。
二酸化炭素の件は、経済の外部化を内部化して対処するしかないのか。
ゆくゆくは人口増加も経済の外部化とみなされそうな気がする。 -
成長の限界シリーズの第三巻。2005年に出版されたものです。
ワールド3のモデルを用い、さらに前作から10年経った今のシュミレーション結果をまとめています。
とはいえ基本的なメッセージは一貫しており、前二つを読んでいるならそんなに読む必要なかったかな、とも思いました。
ただ第二巻よりは読みやすい気がしたので、成長の限界呼んで次に読むならいいかもしれません。
だれかの技術や市場に任せないで、足元から行動していきましょう。 -
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・破局に陥る理由やパターンが紹介されている。
・真実を語ろうと努力した様がにじみでている。
・すでに限界を越えているとの認識。
・限界を越えているが破局につながらない方策も残されているとの認識。
・技術の進歩と市場メカニズムだけでは対応が不十分だとの認識。 -
この本は国連の依頼によって研究した報告書を元に、出版されたものである。
幅広く冷静に環境問題と取り組んで調査した報告書で、そのプロセスと結果と未来に対する可能性を伝えている。
1972年に最初の「成長の限界」が出版され、世界中に広まった。20年後の1992年に「限界を超えて」と言う題で新たな情報に基づいて出版された。
その10年後に出されたのがこの「限界を超えて・人類の選択」である。
又10年後に、その時点での状況をまとめて出版する予定だという。
今後どんな生き方を選ぶかを一人一人に問い掛けている。人間が何を求め・そのために工業が何をし・経済がどう対応していくのか。と言う判断をするための資料を提供してくれている。見えにくい現状をあるがままに明らかにして、無限にある人類の選択肢を示している。
又、この著者達はカブ・ヒル村という自給自足できる連鎖した暮らしを求めて、実験的な村を運営し、実際に生活しながら具体的な方法や技術を模索している。
その現状を公開した「成長の限界からカブ・ヒル村へ」という本も今年出版されている。
三冊目となる「限界を超えて・人類の選択」の内容:
天然資源を使い果たしてしまう前に、物質やエネルギーを提供してくれる地球の供給源と、汚染や廃棄物を処理してくれる浄化・吸収源のコストが増え続けることが問題にしている。
再生可能な資源つまり連鎖しリサイクルする自然の営みを越えた消費が、自らの首を絞めている事実を客観的に見せてくれる。
再生可能な資源を安易に目先の利益のために使い続けるとコストが高くなりすぎて、工業の成長自体が崩れる。それに伴って物質経済、果ては金融経済が突然に破壊することになる。
例えば、私達が日々の暮らしの中で、現実に何ができるだろうか?
学んで現状を自分で判断すること・社会の運営に参加すること・燃費の良い実用的な車を選ぶこと・ビンや缶などの資源ゴミをリサイクルすること・意識を持って投票すること・さらにライフスタイル自分らしく無駄の少ない暮らしぶりにすること・子供を二人までにすること・化石エネルギーの価格を高く設定すること・フェアートレードを心掛けること・自分らしい生計を見付けること・対立して抑圧しないこと・土地の手入れをすること・嘘を付かないこと・・・。と率先してやれることは段階的にいくらでもあることを告げている。 -
工業化社会になって人類はいかに地球という「資産」を加速度的に食いつぶしながら、物質的な豊かさを求めて「成長」と「発展」を追い続けるのか?
40年ほど前にこのような警鐘があったのだが。この間、物質的な豊かさは増えたにもかかわらず、その反面、精神的な豊かさは置き去りになったようにも思える。
福島第一原子力発電所の事故を経験して、日本はこれからどういう豊かさを求めて行くのだろう・・・? -
「文明崩壊」で紹介されていた本。
読むと、地球規模で人類の成長が不可能と
なりつつあることがよくわかる。
数々のデータをもとにシミュレーションした結果が
載せられており、それを見ておもうことは、
ちょっとやそっとのプラン変更程度では
人類の「破綻」が避けられそうにないことの恐ろしさである。
根本は、急激な人口増加にある。
1700年 6億人
1750年 7億人
1800年 10億人
1850年 12億人
1900年 16億人
1950年 25億人
2000年 60億人
改めてみると、ラスト100年の加速が凄まじすぎて
唖然とする。
たった100年で、4倍になっている。
増加率がどんどん上がっている。
これだけの人を生かし、そして「経済成長」を志向するとなると、
地球の再生力をはるかに上回る速度での環境破壊や資源開発が
進んでしまうのは当然のことだと言える。
本書は、「だから経済の発展を止めろ」なんていうことは
まったく言っていない。
あくまでデータから推測していくと、同じ路線を進んでいくと
破綻が不可避であるから、私たちひとりひとりがそれを認識し、
考え、手を打たねば取り返しがつかなくなると警告している。
読んでいると青ざめることだらけなのだが、
2つほど、救いのヒントがある。
1つめ。資源の供給源のダメージ、ならびに廃棄物や汚染物の
吸収源の限界により、現実のコスト上昇や汚染の広がりが
明白となったことに関しては、成長の制約がかかるようになることに
ようやく気付き始めたこと。
そこから「持続可能な、そこそこの質の生活」をどう作り出すかの
考え方が共有されはじめ、実践もなされはじめている。
2つめ。オゾン層破壊については、70~80年代の研究者たちの報告、
ならびに環境保護活動を通じた働きかけにより、世界各国が問題の
所在を認識し、危機のリスクを理解し、解決に向けて比較的すみやかに
動きだして結果を出すことができたということ(フロンは全廃された)。
人々、国家、そして国家間連携により、環境改善に向けて手が打てることが
証明されたわけである。
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p.343 第8章持続可能性への5つのツール より引用↓
来たるべき持続可能性革命も、地球や人間のアイデンティティ、制度や文化の
基盤を変えることになるだろう。その歩みはすでに始まっているものの、
これまでの革命と同じく、全面的に展開するには何世紀もかかるだろう。
複雑なシステムには、ここで議論しているような大きな革命に密接につながる
2つの特性があると確信している。 (略)
第一に変革の鍵を握っているのは情報である。 (略)
第二にシステムは、その情報の流れを変えること、とくにルールや目標の変化に
強く抵抗する、ということだ。既存のシステムから利益を得ている人々が、
そのような変化に強硬に反対するのは当然といえば当然だろう。
自分たちの文明の将来が危機に瀕しているときに、このような『非科学的な』
ツールに頼ることに不安を感じる人が多い。とくに、どうしたら自分やほかの人の
なかにそれを呼び起こせるのかもわかっていないからだ。(略)
しかしここでは、その使い方もわかっていないツールについて、話そうと思う。
なぜなら、人類はこのツールをすぐに使いこなせるようにならなくてはならないからだ。
(1)ビジョンを描くこと
ビジョンを描くとは、想像することである。何を本当に望んでいるのかを、まずは全般的に、
そして次第に細かいところまで思い描いていくことだ。
思い描くのは、あくまでも「自分が本当に望むこと」であって、人からそう望むようにと
教えられたことでも、それで我慢することに慣れてきたことでもない。
ビジョンを描くことは、「本当にできるのだろうか」という思いや、不信、過去の落胆という制約を
外し、この上なく高尚で心がうきうきする、自分の大事な夢に思いをめぐらせることである。
(2)ネットワークをつくること
ネットワークは階層的なものではない。対等な人々がつながっている網の目だ。
それは、力や義務、物質的なインセンティブや社会的契約によってではなく、
共有されている価値観や、一人ではできないこともみんなでやればできる、
という認識でつながっているのだ。
(3)真実を語ること
あなたが街角で、職場で、仲間に対して、誰かに話をするときにはつねに、
とくに子どもに対して話をするときには、嘘に立ち向かい、真実を断言するよう、
努力することができる。
(4)学ぶこと
いくらビジョンを描いても、ネットワークをつくっても、真実を語っても、
もしそれが行動のための情報でなかったら役に立たない。持続可能な世界をつくり出すために
「行う」べきことはたくさんある。 (略)
「何をやるにしても、謙虚な気持ちでやること。不変の方針としてではなく、
実験として行うこと。どのような行動をとるにしても、その行動から学ぶこと」である。
(5)慈しむこと
個人主義や近視眼的視野は、現在の社会システムの最大の問題であり、
持続不可能な社会の最大の原因であるとわれわれは考えている。
それよりも、力を合わせて解決しようとする動きに、愛や思いやりが
制度として埋め込まれているほうが、よりよい選択肢である。 (略)
地球木野のパートナーシップ精神を持って行わないかぎり、人類は
持続可能なレベルまで人類のエコロジカル・フットプリントを減らすという
冒険に勝利を収めることはできない。人々が自分自身もほかの人たちも、
一つに統合された国際社会の一部であるとみなすようにならないかぎり、
崩壊は避けられない。そのためには、思いやりの気持ちが必要だ。
それも、同じ時代に自分のまわりにいる人たちだけではなく、
遠くに暮らす人々や将来世代への思いやりが必要なのである。
人類は「未来世代に生き生きとした地球を残す」という考えを
大事にするようにならなくてはならない。
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著者たちは、目先の解決法の提案ではなくて、
ツールというかたちで人の在り方を示した。
これは、そこが決定的に変わらないかぎり、絶対に問題解決は
進まないという強い信念に基づくのだろう。
人類はどこまで視野を広げ、今の自分たちの生き方を変えることが
できるのか?
それは過去100年前までの人たちは考えもしなかった挑戦である。
だが、これに逃げることは、これまで続いてきた人類の積み重ねの
破綻を意味するのだ。
うーむ・・・大変な時代である。
まさに歴史の大転換点。
私にはなにができるのか。考えて、実行したいと強く思う。 -
あのローマクラブの成長の限界の第三弾。強力なスーパーコンピューターを用いた人類の今後をシミュレートしている。人類が起こすであろう様々な行動について、シミュレートし、その行動による持続可能性について詳しくかいてある。その一つ一つが非常に興味深く、名著であることは言うまでもない。環境問題や人口問題に関わる人は、必ず読むべき本であり、それ以外の方にも是非読んでいただきたい。
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「ローマクラブ」や「成長の限界」は地球規模の環境問題を最初に訴えたものとして有名ですが、そのアップデイト版です。要点は、
* 技術や政策変更を想定しないシナリオでは、再生不可能な資源が逼迫することにより、工業生産が2020年をピークに減退し、サービスや農業も縮小する(ただし予想ではない)。
* 人口や工業生産を減らさずに持続可能な社会に移行することは、おそらく可能だが、エコロジカル・フットプリントを積極的に削減する必要がある。
* 持続可能な社会に導くためには、人口と工業生産を安定させることに加え、資源の利用効率を上げ、汚染排出を減らし、土壌の浸食を抑え、土地の収穫率を向上させる技術を開発・投資・採用する必要がある。
* 持続可能な社会への移行開始が遅れるほど、移行後の状態は魅力的なものではなくなり、崩壊の可能性が高くなる。
現在のままでは崩壊することをシミュレーションで示し、持続可能な社会にするための方向を示しているという点で、環境問題を考える出発点になる書です。
また、限界のシグナルやその認識、対応などには遅れが生じることに注意が必要であることも有益でした。まさに現在、すでに限界を超えているにもかかわらず、十分な対応はできていません。
ボリュームがありますが、メインは4・6・7章です。過去と現在の状況を俯瞰した3章も読む価値があります。1・2・8章はさらっと読めばよいかと思います。 -
30年前に出た「成長の限界」。最新のデータで新たな「限界」を検証します。そこで語られるのは「あらゆるケースを想定しても2060−80年には成長は頭打ちトンなり、前後して人口や一人当りの財も減っていく」という(私にとって)衝撃の結論です。著者は科学者グループですが、「人類の将来をどうするかビジョンを持て」「学べ」「ウソをつくな」「慈しめ」と語ります。この辺、船井幸雄氏やラビ・バトラ氏の論調とシンクロします。大著ですが、ひとつひとつの論点について興味がつきません。(水の供給の限界、食糧供給源としての漁業、など)
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『地球のなおしかた』をさらに詳しく。
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1982年のローマ倶楽部の報告、成長の限界。10年おきに最新情報を交えて書いている。
コンピュータを使い人類の成長をシュミレーションするのだが、“成長の限界”が訪れる時期がすぐ近くに迫っている。だから、人類はそのときに最悪の状況にならないように良い選択をするべきだという主張。
論理展開の仕方、反対意見に対する配慮、すごくわかりやすい文章(ちょっと枝廣さんの訳が…。)。環境問題に関心のある学生には必ず呼んで欲しい。もっとこの本がメジャーになって欲しい。 -
本書は1972年の「成長の限界」と1992年の「限界を超えて」に続く書。この30年間、人間と地球との関係はどうなってきたか。今の地球はどういう状態か。どうすれば崩壊せずに持続可能な社会に移行できるかを訴える。そして、各人が?ビジョンを描く?ネットワークをつくる?真実を語る?学ぶ?慈しむを真摯に実践する必要があることを説く。
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