憂国呆談リターンズ 長野が動く、日本が動く

  • ダイヤモンド社 (2002年9月27日発売)
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感想 : 1
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  • 本 ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478930410

感想・レビュー・書評

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  • 田中康夫がダム建設を長野で少しでも止めたことは評価したい。
    逆に、ダム建設を止めたいという人達が長野にたくさんいたから、田中康夫が知事になれたという一面もある。
    両面から評価しないと、世の中を見失う。

    本当は、浅田彰と田中康夫が違う思考を持っているはずだから、意味がある対談になるはずだったのだろう。
    遠くから見ると、馴れ合いで、ちょっとうんざりする話が続く。

    どうして、もっと切り込めないのだろう。
    浅田彰が新人類の旗手だったのは、昔の話なのだろうか。

    そういう自分に対して、知人はお前だってそうだという。
    なるほど、昔の新人類は、今では旧人類だと思う。

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著者プロフィール

浅田彰(あさだ・あきら)批評家、経済学者、京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。1957年兵庫県生まれ。著書に『構造と力』、『逃走論』、『ヘルメスの音楽』、『映画の世紀末』他、共著に『天使が通る』(島田雅彦氏)、『ゴダールの肖像』(松浦寿輝氏)、『憂国呆談』(田中康夫氏)他、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』他がある。

「2019年 『柄谷行人浅田彰全対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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