ぼくらは小さな逃亡者

制作 : 奥野 節子  佐々木ひとみ 
  • ダイヤモンド社
3.57
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本棚登録 : 229
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478930816

作品紹介・あらすじ

ある日、ちょっとしたイタズラのつもりで爆弾花火をビルに投げこんだデーヴィとマイク。すると、ビルはたちまち大爆発!一瞬で瓦礫の山に…。驚いて逃げだした二人は、イタズラを見ていたという若い男女から、警察につかまらないように、しばらくかくまってあげよう、と声をかけられる。パニックになった二人は、言われるままについていく。でも、何かがおかしい気がするんだけど。

感想・レビュー・書評

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  • その瞬間が来るまで、許されたかどうかなんて、どうしたらわかるのだろう?自分自身を許せるかどうか。一度でもかけがえのない何かをおこなったかどうか。 ショー=ケヴィンが行った事、山々の大自然は二人のこどもに多大なる影響を与えたのだろう。最後は少し悲しい。

  • 読み進めるとドキドキしてノンストップで読みきれる
    アレックスシアラーの本は子どもにもどったみたいに楽しい

  • 「絶対に、知らない人についていっちゃだめよ」ちゃんとわかってたつもりだったのに、大事件の犯人になってしまったぼくたちは、早くここから逃げだしたいばっかりに、車に乗っちゃった。
    おもちゃの爆弾花火でビルを爆破してしまったと思い込んだデーヴィとマイク。本物のテロリストであるショー(ケヴィン)とケリー(アイリーン)にウェールズに連れて行かれます。そこで過ごした数日間は二人を少し成長させます。
    ショー(ケヴィン)いい人。こんな人がテロリストにならざるを得ない世界情勢が悲しい。未だ内戦や戦争がなくならないという現実。どうすれば世界が一つになれるのだろう。

  • ちょっとしたイタズラが二人の少年に招いた、怖いはずなのに、なぜか心温まる四日間の物語
    ちょっとしたイタズラのつもりで、導火線に火をつけた爆弾花火をビルの中に投げ入れた二人の少年。すると、ビルは大爆発を起こして瓦礫の山に。驚いて逃げ込んだ二人は、ワゴン車に乗った若い男女に声をかけられる。パニックになって、疑いながらも車に乗り込んだ少年たちだが、やがて何かがおかしいと気付きだす。少年たちは無事に家へと帰れるのか……。

  • 淡々とスラスラと物語が進んだ。友達に勧められて読んでみたから、内容が一切分からない状態で読み始めたんだけど、うーん独特な雰囲気を持った不思議な本でした。どこか非現実的で、でも起こり得る物語だなと。子ども達がどーなってしまうのかが常に不安がらせて、でも大人にも心情の変化があって。でも大人の事情もあって。最後が衝撃的、もやっと終わる、物語はきちんと片付けてくれるんだけど、なんかハッキリしない終わり方だったなぁ。

  • シアラーの児童書。
    児童書とはいっても相変わらず濃い。

  • 子供たちの賢さと、2人の大人の素敵さで、実は結構つらい話だと思うのに、あぁもう!とか、ひどすぎ…とかのしんどい感情なく読めた。

    最後はしんみり。ひたすらいい人なケヴィン(´・ω・`)

  • シアラーにしては珍しい終わりかな、と思った。イングランドとスコットランドの民族意識についてもちょっと思うところがあって面白かった!

  • ビル爆破の容疑者となった二人の少年が逃亡をつづけながら、テロリストとの奇妙な共同生活を通して「人を信頼すること」を学び、成長していく物語  ―訳者あとがきより

    わくわくしながら読めて、成長物語としてもよくできていて、さすがシアラーという作品だと思います。切ないという感想が多いようですが、私はこのクールな終わり方がステキだと思いました。ショーがとっても愛おしく感じます。

    ウェールズの自然、そこに住む誇り高い人たち、携帯やGPSなどの現代的な小道具、ちょっと皮肉っぽいジョーク、フィッシュアンドチップス・・・細かいところにも勉強になる要素がいっぱい詰まっていて、おもしろく読めました。

  • せつないです。
    とってもせつない。

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著者プロフィール

英国スコットランド北部のウィックに生まれ、現在はサマセット州に住んでいる。テレビやラジオ、映画、舞台のシナリオライターとして活躍したあと、数多くのヤングアダルト小説を執筆、ガーディアン賞にノミネートされた『スノードーム』(求龍堂)などを生みだした。映画やテレビシリーズになった作品もあり、日本では『チョコレート・アンダーグラウンド』(求龍堂)を原作としたコミックやアニメ映画が制作された。他に、『青空のむこう』、『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』『This is the Life』(いずれも求龍堂)、『スキ・スキ・スキ!』(あかね書房)、『世界でたったひとりの子』『あの雲を追いかけて』『骨董通りの幽霊省』(いずれも竹書房)などがある。

「2017年 『ガラスの封筒と海と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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