早稲田再生

著者 : 關昭太郎
  • ダイヤモンド社 (2005年2月10日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478970577

作品紹介

「早稲田のゴーン」が挑んだ大学改革!証券会社の元社長は、財政危機に陥った早大経営をいかに建て直したのか。再生の経緯と未来への変革の道筋を明かす。

早稲田再生の感想・レビュー・書評

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  • 大学財政に関して詳しく解説された良書。
    大学改革へ向けた提案等もあり、読みやすい。
    経営の視点を持った教職員が必要という話。

  • 「財の独立」なくして「学の独立」なし

    大学で学んだキーワードの中に「アンラーニング」がtop3に入る。成功体験を忘れること、は大学経営においても大事なんだと分かった。今までのルールが通用しないことを学ぶのは相当に大変なことなんだ。これからそれを体験しないでいいような柔軟な人間になりたい。

  • 1994年大学収入全体が670億円だったのに対し、人件費等は680億円で
    10億円のマイナス。借金は390億円(利息返済が22億円一般企業なら破綻状態)

    ここから、負債は今や200億円以下に。
    借金ゼロも見えてきた早稲田の現在の財政を作って来た関さん(現副総長)の大学経営の本。


    大学と言う(子供が増えないと)収入が変わらないビジネスモデルは辛いと思った。
    しかし、刻々と教育状況は変化して行くので、数々の新規事業(IT・英語など)を打たなくては行けない。

    今までの問題見直しや、新規な財源を見つけに動いていく。
    大学と言う公的機関に近いものを立て直して行ったストーリーは心に来る。

    しかし、大企業病にかかった会社はこれに近い状態にあるのだろうか。

    早稲田がこんな問題を抱えていたことも知らなかったし、こうやって動いているのも知らなかった。

    そんな大学職員と学生からするとギャップがある、これも解消したいものだと思う。

    ある教授に
    ・大学に経営は無く運営だ。
    ・企業的発想を持ち込むな

    と言われながらも

    「卵を割らず(破壊無しに)にオムレツが食えるか!」と活動を推進した。

    以下が改革の一例。

    経営学に出てくるような内容。回りが頭はいいが、正直モチベの低い人たち
    (改革を自ら実行(継続)出来ない)との関わり方の中、実行していった。

    ○実績を公開する。小さな勝利を繰り返す。
    電気代の節約などがまったく徹底されない状態。
    推進グループの作成→各セクションの実績をニュース掲載→相互刺激→サイクルが回る。
    細かな事例の積み上げと継続性を生んだ。

    ○各学部に経営マインドを持たせる。
    夏休みに資格講義を行って得た収益は学部に還元。
    節約に継ぐ節約で、締めるとこは締めるが、若干でも各学部長が経営マインドを出したものは還元。評価した。

    ○大学財政の公開、生徒達、ユーザーへの説明責任
    財務諸表を公開した。大学としては初。
    生徒達から貰う学費であるから公開するのがUR(university relations)と。

    ○新財源を確保
    リーガロイヤルは大学の土地であるらしい。
    土地信託をすることで財源を見つける。他大も資産運用はやるが、土地の運用は他の大学はやってない。

  • 早稲田の職員を受けるときの志望動機作りとして読んだ。大学経営のずさんさを露わにし、改革に励んだ10年間が書いてある。まあGDで職員試験落ちたので、結局面接で披露することはなかった。値段高かったのに。。

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