- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479190516
感想・レビュー・書評
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解がなされているものもあるが、これといって目新しいものはないと思う。
それでもこの本が価値を持つのは富田一彦という人物がいかに予備校講師として優秀であるかということがわかるからだ。英文法というすでに体系化された仕組みを再構成し、わかりやすく一年予備校のカリキュラム(4月後半-12月前半なので実質8ヶ月弱)でいかに生徒に叩きこむかに苦心してきた著者の話術を体験できる一冊だといえる。
実際、私も著者の授業を受講したが3大予備校の1つの代々木ゼミナールの英語科のトップ講師の実力はやはり凄いとおもった。実際英語の成績は上がったし、著者から学んだことを大学に入学した後も思い出すこともある。
著者の今ままで担当した授業コマ数や全国に衛生中継や録画配信されていることを考えるとがかなりの数のファンが全国にいるだろう。それはこの本のレビューに投稿された内容と数を見れば一目瞭然だ、予備校を卒業しても著者のファンであり続ける生徒は多いのだ。私もそのひとりである。
また、同時期に同じ代々木ゼミナール英語科のトップ講師の西きょうじ氏も同じ自己啓発本を出版(情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ)していて予備校講師も苦しくなってきたんだなぁと寂しい気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
試験で本当に問われている能力とはなにかを教えてくれる本
科目の違いはあれど、必要な能力は同じようなものだという見解には深く共感できる
受験生であれば一見の価値あり -
代ゼミの大人気英語講師・富田一彦氏の著書。書かれている事には至極納得した。
でも、やっぱり僕はこの人を好きにはなれないな。
自分自身が物事を理詰めで考える事が苦手で、理屈っぽい人間が嫌いだということもあると思うけれど…。
というわけで、☆は3つにとどめておこう。 -
今になって経済学やら有機化学やらといった類の本を、門外漢の私が読んで、むしろすらすらと理解できるのはなるほど、そういうことだったのかと納得した。
きちんとした日本語で書かれていたので非常に読みやすかった。 -
限られた材料の中から、手がかりを探しだして正解を導くという作業は試験ではもちろんのこと、社会全般の中に存在し、ビジネスでも役に立つかなと思い、購入。
13年前津田沼の代ゼミで著者の授業を受けていたが、その頃の授業同様、緻密で精巧な論理を使って、知識に頼るのではない解答法は電光石火の如く鋭かった。
また、ご子息が大学1年生ということで、当時は聞けなかった父親としての教育論も、同じく父親となる自分には鋭く響いた。 -
著者の本を詠むのは初。
(当然,授業を受けたことはない。)
まず,タイトルからしてワクワクするとゆー。笑
そして,著者の教育観が語られる。
内容は,期待していた通り。
試験勉強・受験勉強は,知識の詰め込みではない。
それは答えのある世界ではあるものの,
これから先,社会に出て未知を読み解くことを続ける前の訓練だと考えれば,
大学受験が大人になるための通過儀礼だということにも納得がいく。
私自身,大学受験までの勉強では
知識の詰め込みをしてきた部分もある。
だからこそ,これから世の中に出ていく中高生たちには,
勉強を通じて努力をすることを,未知を読み解くことを,知ってほしい。
私は塾講師のはしくれとして,そのことを追求していく。
※もちろん,世の中のみんなが大学受験をしなくては,て,ことではない。
大学に行かなければ,一般的に社会に出るのが早くなり,
年齢が低い分,より苦しみながらも,
大学時代を子どものままで過ごすよりも若い内に大人になるから。
ちなみに,メインの内容(問題とは/勉強法とは)は
著者の専門である英語の話題を例に上げて進むことが多い。 -
超有名予備校講師の教育論(?)
偶然か、自分と思想が同じことにビックリ。
「指示待ち」であったり「与えられたものをこなす」生徒が多いことを自分自身も実感している。こういう思想をしっかりと伝えていくことは大事なのだなと改めて感じた。「自分で考えて動ける人間」を育てていきたい。 -
医学部分館2階書架 : 376.8/TOM/(1) : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410170055