ユダヤ教VSキリスト教VSイスラム教―「宗教衝突」の深層 (だいわ文庫) (だいわ文庫 B 18-1)
- 大和書房 (2006年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300205
感想・レビュー・書評
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世界的に宗教とは、非常に重要なものであり、日本的感覚とは大きく異なるところがあるため、世界の常識を理解するためにも読むべき一冊だと思いました。
ユダヤ、キリスト、イスラムは、同じ神様を信じているはずなのに何故、紛争が起きるのかということがよくわかりました。
ぜひぜひ読んでみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの宗教の成り立ちがとてもよくわかる本
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グノーシス主義とフリーメイソンとの関係。ナグハマディ文書、死海文書、ユダ福音書の発見は初めて知った。
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ユダヤ教とキリスト教とイスラム教を3姉妹に例えていたり、比較的わかりやすく書かれている本だと思う。
宗教について他にもいろいろ読んでみようと思える本。 -
宗教について、今まで知らなすぎたかもしれません。
とても深く書かれているのに、読みやい構成になっています。
私も三大宗教に対しては、誤解も多かったようです。
対立する理由がよくわかりました。
ニュースや新聞での見方も変わり勉強になりました、星5つです。 -
ゲームで知っている名前がずらずら。
こうしてみると、自分が住んでいるのは知らない間にキリスト教の影響を強く受けているんだなぁと感じた。 -
イスラムの見方が変わった。
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もとは同じやった3つの巨大宗教。
いかにしてこれらが分裂し、歴史の中で相戦い共存し今に至るのか。
それぞれの歴史、教義、戒律、聖典、神秘主義などを違いに注目しながら詳しく解説。
メソポタミア文明とかローマ帝国とかイスラム帝国とか、世界史がすごい懐かしかった。
この著者および多々引用されてる小室さんはイスラムを美化してキリスト教を卑下してるけど、もうちょっとイスラムの歴史の影の部分、逆にキリスト教の歴史の光の部分も述べてほしかった。
まあでも日本人は欧米のメディアや教育によってイスラムに偏見もってるからこれぐらいの方がバランスとれるかも笑
イスラムはまだあんまり詳しくないけど、プロテスタント的な考え方、西洋の政治システムや資本主義が根付かないのもちょっとわかったかも。
中東の民主化を政策化する前にちゃんとリサーチしたんかね。
宗教の力はすごいと改めて思った。仏教も勉強したい。 -
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教について実に分かりやすく解説された本です。
それぞれの成り立ちから如何に互いと関わってきたかなどを通じて、同じ啓典を持ちながら何故今日まで争い続けているのか、その背景が見えてきます。私見ですが、著者の一条氏はややイスラム教よりな気がします。