頭の整理がヘタな人、うまい人 (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 27-1)
- 大和書房 (2006年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300342
感想・レビュー・書評
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タイトルとはちょっと違う内容の本だと思いました。
前半は論理的な論文を書く手法で学生や論文を書く人にとっては参考になる。私は書かないので一応読みましたが読み飛ばし気味です。
後半は楽しく読めました。
エッセイに近いような内容で現代(2006年発行)において、若者の活字離れの論理的思考の影響などを小論文の指導している著者の視点から考察しています。
自分自身にも当てはまる鋭い指摘があり、反省や自戒を持ちました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉の使い方が威圧的に感じるが、それを除けばまっとうなことが書いてある良書。
どうすれば論理的思考を身に着けられるかが順序立てて書いてある。
・広い視野を持って知識を吸収する
・「かわいそう」など感情に流されず、判断材料から外して明快に考える
・「なるほど」と思ったときは注意 -
好きなものに対して、その先を求めたことがなかった。なんとなく、好き。それで完結していたことに気づいて震えた。誰かにいいよって言うけど、話が膨らまなかったのはこれだ。自分自身で何がいいかもわかってないから、誰にも言えない。
この本を読むまで、それでいいと思ってたけど、そんな表面上の好きを私は求めてなかったんだ。
家にあるもの、身につけているもの、なんとなくそばにあるものは、何かを理由に選択している。
ほしいものは、なんとなくで探すからもなかなか見つからなかったのかも知れない。
当たり前に過ごしている何もかもに理由があることがわかって、好きなもの嫌いなものの見る目が変わって、自分を知るきっかけになった。
感覚で生きている人は、この本を手にとろうとも思わないかも知れないけど、ぜひ読んでほしい。学校でこう言うこと教えてくれー!
二項対立から始まる論理的思考は、習慣化して身につけていくにしても、入口から自分の浅はかさを叩きつけられて心が痛んで星4つ。
でも、本当に出会えて良かった本でした。 -
正直あんまりピンと来なかった。
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感想
アウトプットすることで見えることがある。どれだけ論理的な思考力が高くても天才でないなら限界はある。我々は天才ではない。だから協力する。 -
頭の整理。
これがなかなかできなくて、よく友達のまっちゃんに話を聞いてもらっていたんだけども。
これが、やはり正解だったようでした。
頭の整理がつかないなら、まず言ってみる、そして手探りで話始めることで、頭が整理されていく。とのこと。
ホントにそう。
わたしが実感としてものすごく思う。
適度な反対意見もまた活性化につながると読んで!まさに、わたしのサンショクダンゴがわたしの頭の整理に繋がっていく!!!!!!
と、感激しながら読んでました。 -
論理的に考えるということは、自分の気持ちを意識化し、周囲の状況を冷静にみて、自己決定の責任を自分で引き受けること。自分のことを自分で決めれない人にならないためにも論理力を身に付けるに必要があるのだとヒシヒシ感じた。
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ライトな感じのタイトルと表紙だが、中身は非常に読み応えがあり実践的だった。
日本人の論理力がなぜ乏しいのか納得したし、自分にも当てはまった。そして論理力がなぜ必要なのかも身にしみて感じた。
「こんなはずではなかったと後悔するのは、それまできちんと論理的に人生を考えてこなかったツケ」 -
よくある感じのビジネス本。
けど勉強になった。
二項対立、3What+3W+1H、論理力、起承転結。
基本的ではあるがなかなかできないでいる。日々こういう事が瞬時にできないといけないのだろう。
日々意識して精進しようと思う。