落ちこまない生き方嫌われない生き方 (だいわ文庫 (29-1B)) (だいわ文庫 B 29-1)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479300366

感想・レビュー・書評

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  • 生きていて失敗しないことは生きてこなかったに等しい。
    失敗を後悔する必要はなく、生きてる以上失敗をする。

  • "あとがき"に、「もしあなたがいま四十歳で、これまでの人生に失敗がないのなら、それはあなたの人生そのものが失敗だということである。人は必ず失敗をする。四十歳まで失敗がなくて生きてきたというのは生きてこなかったに等しい。」と、ある。
    手厳しいが、「失敗から立ち直ることが本当に生きることである。」からのようだ。

    「イソップ物語」は心が動物として表現されている物語として、皆がよく知る「北風と太陽」や「金の卵を産むメンドリ」等、数多く登場し、例え話として分かりやすい。
    加藤諦三さんの従来の著書とは、切り口が違い、面白いと思った。入門編という位置付けでよろしいですか⁈

  • 図書館で借りました。

     イソップ童話を元にした、教訓本。

     編集者があれやこれや。と、何度も同じ不満やら嘲りのようなことを書く。独立してダメになった編集者を知っている、と200頁程度の内容で、二回以上出てくると、なんなのこの人はと思う。
     売れる本は、編集者だけの力ではなく、営業の協力もあってこそだ、と三回ぐらい書いている。
     あんたも知っておいた方が良い。
     あんたの本を出せるようにしてくれているのも、編集者だ。

     無夜がこの人の本をわざわざ探して読むことは、ないだろう。
     文章に、そういった高見から見下ろすような「報復」や「ざまあみろ」みたいな感情をにじませていてはね。
     なんか好きになれない著者だった。

  • イソップ物語はこれほどかというまでに人の愚かさを教えてくれる。例えば、

    ・バラとケイトウの話→人をうらやむほど愚かなことはない
    ・馬とロバ     →最後にツケを払わされる人
    ・悪いことをする男 →本当の悪人を見抜く法

    イソップ物語のどの動物に自分の心が現われているか。

  • 「人をうらやむほど愚かなことはない」他人から見て羨ましいと思われている人でも、その人の視点から見れば違って見える。人をほめることで、相手からもほめられ自分が幸せとなる。人をけなすというのはどちらも幸せにはならない。失敗や不運から何を学ぶかが成功者になるために必要である。生きることを楽しめる人がいい人生を送れるのである。心に余裕を持つことが幸せになるためには必要である。余裕を持つことにより判断を間違えずに選択できるのである。

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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