- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300472
感想・レビュー・書評
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以下、読み終えた当時、別サイトに私が寄せていたレビューです。
私も、匂いたつような女になってみせるぞって思わせてくれる本。
女としての自信とやる気がみるみる湧いてくるので、
アラーキーファンはもちろんですが、
ちょっと元気をなくしてる女性にもお薦めかも。
本文中に『下品な気品』って言葉が出てくるのだけど、なるほどね〜って思うもの。
「エロスがあるっていうのは、相手にセックスしたいなーと思わせる魅力があることだし、
下品だけど、品性みたいなのも加わっているってこと」
なんだそう。
アラーキー語録満載だし、ところどころにアラーキーの写真もちりばめられているので、
彼の世界にどんどん引き込まれます。
どんな性格も、どんな容姿も、
「お前はいい女だよ」と言ってくれているような一冊。
女って、きれいだよ、かわいいよ、と言われ続けることで、本当にいい女になってしまうから不思議な生き物。
この本を手にして、みんな個性あるいい女になろっ!!
私にとって秘密のバイブルになっちゃいそうな1冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容はいいんでしょうが・・・、話したことをそのままダラダラ本にしたようなものって、自分は好きじゃないな。
そんな言葉より、写真見てればいいか。 -
表紙の写真は荒木経惟氏夫人の荒木陽子さんでしょうか。42歳の生涯、余りにも早すぎますね。
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カメラマンと被写体を男女間のエロティックな関係と見なし、実際にそのやり方で撮った作品で評価されている人だから、言うことの筋は通っている。共鳴するかしないかは別にして。ただ「ファッションモデルはマスメディアの娼婦だから撮りたくない」は名言。
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天才写真家が写真を撮るということを通して、得た女とはなにか。人とは何か。人生とは。ということが、彼独特の語り口で語られている。幾分、トーンは抑え気味であるが、アラーキー節は健在で、文章のなかのいらない部分をそぎ落としていって、本当にシンプルにはぎ取って行ってしまって最後に残る言葉と、この人の写真作品は、ぴったり完全に一致する。それが、すごいことなんだろうといつも思う。
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荒木の写真論。
女性に対するこだわりが核心的にとことんエロいです。 -
やっっぱアラーキー。
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アラーキーはやっぱり天才!
こんな風に、全ての偶然の物事を楽しみながら生きていたい。
自分の感じるままに表現していきたい。 -
ヨーコは学歴で口説いたようなもの。byアラーキー
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「わいせつ」とは何か。実に深いですね。
この人の写真を理解するために、参考になる話がたくさん入っているように思えて、面白い本でした。
[08.7.24]