謀略―昭和闇の支配者〈6巻〉 (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 16-6 昭和闇の支配者 6巻)

著者 :
  • 大和書房
3.38
  • (1)
  • (5)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479300540

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前半の五味武の話は正直イマイチだった。「大衆紙に先んじて闇を暴いたが世間に無視された」というのでは話として盛り上がらない。 が、後半の小谷光浩の話は面白かった。バブル期の経済犯罪は桁が大きく迫力がある。

  • 五味武といえば、笹川良一を告発し続けたり、三越の岡田茂元社長の特別背任を暴いたりした人で、本書を読むと、個人が巨悪と闘うには命を懸ける覚悟が必要なのだと思い知らされる。

    三越の岡田元社長と竹久みちの話も面白そうなので、それ関連の本を調べたら、 『 十三人のユダ―三越・男たちの野望と崩壊 』 なる小説がヒットした。
    Amazonリンク → http://amzn.to/14rJKGX

    ……お、お、大下英治氏のはおなかいっぱいです。けふっ。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大下英治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×