原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 809
レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479300731

感想・レビュー・書評

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  • 書く力→読書力→考える力

    書く順番は、起承転結ではなく、転(~となった)→起承→結(だから~)

    読書は、制限時間を設定。2割読む

    書くためには、こんなことが必要だというイメージをもつ
    ★問題意識

    レジュメは設計図

    短い文章から膨らませる

    自分が言いたいことを一行目に書く

    書評トレーニング
    ①性質の違うおもしろいところをベスト3を選ぶ
    ②3箇所について、著書でなく自分が言いたいコメントをまとめる
    ③3つのコメントの相関関係を考えて配列する

    自分のたち位置をどこにとるかで文体は違ってくる

  • 書くための読書、ということを常に念頭に置きながら読む。
    これは目的を持ちながら読むということで非常に効率的だと思う。

    また、関係性の薄い3つの事柄をいかに結び付けるか。
    これはその人の能力そのものである。
    ぜひ試したい。

  • 文章を書くことで、考える力を鍛えられるというのは、日記やエッセー、ブログを書き続けてる私の体験からして納得できる。上手に話せる人が、上手に書けるわけではない。人は誰でも話せるから、文章も書けると思ったら大間違いだ。接客業、営業マンを何年もやってる人に、自己紹介文を書かせてみると、がっくり溜息がでるぐらい、文章のヘタな人が多い。書くというのは技術なんだ・・・と、あらためて実感する。この本は、原稿用紙10枚ぐらいの文章を書く技術を身につけるための本。すごくわかりやすい。脳の活性化のためのドリルやゲームが大流行だけど、そんなんするぐらいなら、日々文章を書いて訓練した方が、よっぽど脳みそが鍛えられると思うよ。

  • 【アウトプット】
    1.書くことは考えること
      ・まずは量、そして質(意味の含有率を高める)

    2.読書はアウトプットを意識する
      ・書くことを意識して読む(選別する)
      ・制限時間内に読む。読むスピードより選択眼。内容の2割目指す

    3.引用から文章を組み立てる
      ・楽しいものを3か所ほど挿入し、その3か所をつなぐ文章をメモ

    4.書く順序
      ・ネタの洗い出し、キーワードを拾い出してメモ
      ・レジュメ作成(構成や中に入る項目をまとめる)
       →章立て、筋立て、項目を並べる作業
       →章、筋、項目というツリー上の大小構造を見極める
      ・全体を構築

    5.キーコンセプトを3つあげる
      ・暗黙知を働かせるため。

    おまけ. 映画の活用
      ・モヤモヤを言語化できる(書く行為の本質)
      ・映画について書く=一度頭の中におさまったストーリー、それに対する感情を、自分の中からとりだす作業
      ・印象批評が許される
      ・自分の中に食い込んだものがどういうものか、どういう角度で食い込んだのかを考えて記述する。
      ・三つの場面を選ぶ。監督の意図を自分の観点・感性でくみ取る。 

  • 薦められて読んだ一冊。
    正直この本を読む前は、どうせこの本には文章を書くマニュアルが羅列されているだけで、著者の好む一定の型に読者をはめようとしてくるのだろう。と思い疑いながら一度目を読んでみた。(まえがきではヒントを提供したい。と書いてあったが疑っていた)
    しかし、読み終わると自分が今まで本を読む事・文章を書くという事で意識していなかった点が数多くピックアップされた。読む前に自分が思っていた内容ではなく、むしろ自分に無い考えや物を見る角度を教えてくれた本だと今では感じている。読んでよかった。

    ポイント
    ・「読む力があれば書く力もある。書く力をつけることは考える訓練になる」
    ・「書く材料として使うつもりで読む」
    ・「暗黙知を働かせるため、読んで大事だと感じたところを3つ挙げる」
    ・「線を引く。赤は重要な部分。青はまあまあ重要な部分。緑は個人的にいいと思う部分」
    ・「赤に緑をどう配列していくかで作品の捉え方に個性が出てくる」
    etc…

  • 昔から作文が本当に苦手でした。レベルの低さを自分自身で実感させられるため、書くことが本当に嫌いでした。
    「文章の質というのは、読書体験や人生経験、才能などを含めたその人の総合力にかかってくる。
    急には上げられないし、急には変えられない。質を上げてから量に向かうのではなく、
    量をこなすことで質を上げると考えよう」
    とにかく書くことが重要で書いているうちに質も上がってきます。
    書いた内容を見なおして客観視することで、改善の方向性も見えてきて、
    決して努力は無駄にならないのです。

    また、書くにあたって大事なことは、書く目的を明確にすることです。
    何事においても大事といわれている「目的」ですが、
    書く目的はやはり「相手に伝える」ことで、
    何かを書くたびに何を伝えたいのかを意識しましょう。

    小説の感想を書いたり、このような本のレビューを書いたりすることも練習になりますね。

  • 三つのキーコンセプトを見つける等書く為のスキルを解りやすく解説。子供時代から作文が苦手な私は文章読本はよく読む、読むだけで満足するのが難点

  • プロローグ
    「書くことはスポーツだ」


    訓練訓練。
    トレーニングが必要。
    しかも正しい。


    原稿用紙10枚は相当ハードルが高いな~。

  • 稀に、必要としない人も居るけれど。
    (どちらかと言えば、私もその類だった。)

    学生を終えるまでには、
    “書く”ことが何かを掴んでおくべき。

    『論文』が書けるのは、
    そのほとんどが院生になってから。

    まずは、『レポート』を書き上げられなくては。

  • 私は長文を書くのが苦手です。書ける人は、スルスラ頭の中に浮かんでくるものだと思っていましたが、そうではなくコツがあることを知りました。自分の中で発見があったので★4つです。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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