なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 35-2)
- 大和書房 (2008年3月10日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479301653
作品紹介・あらすじ
海外メーカーの下請けに甘んじている日本の航空機産業。かつては零戦をはじめ名機をつくり上げ、現在も自動車などの重化学工業で世界のトップを走る日本が、なぜ半世紀近くも国産旅客機をつくれなかったのか?そこには幾多の問題が立ちはだかっていた。果たして国産旅客機は誕生するのか。加筆・新編集文庫化。
感想・レビュー・書評
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元のハードカバーが2002年、この文庫版が2008年。今までの10年で状況はどれだけ変わったのか?最後にちらっと出てきたMRJはまだ運行していないし、ホンダジェットは日本製とは言いにくいし。
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日本の航空機開発の実情を軍民の両サイドから非常に詳細に調べ上げた一冊。
日本の歴史と立場、そしてこの業界の難しさを痛感すると同時に、政府や官僚に対する怒りとやるせなさがこみ上げてくる。いずれにせよ、頑張れニッポン! -
戦後日本の航空産業について詳細に綴られた本。
著者自身が実際に航空関係のエンジニアとして従事していたため,技術者としての視点が上手く描かれていたと思う。航空産業についての文献は近年ほとんど出ていないため,航空産業や防衛産業に興味のある方には必須の本であると思う。 -
前間さんの本はどれを読んでもはずれが少ないと思う。
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