苦しくても意味のある人生 (だいわ文庫) (だいわ文庫 B 29-4)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479302148

感想・レビュー・書評

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  • 加藤諦三さんの著書の中でも、とてと分かりやすい文章・内容なので、心にすーっと入ってきました。

    満たされない想いを抱えた現代社会を生きる我々の誤った認識を正してくれます。私たちの悩み・不安、等は、自分が生み出しているもの。その苦しみがどのようにして生まれるのか、また、解消するのか、そして、幸せになるコツを丁寧に教えていただけます。

    私のお気に入り、
    『幸せになるきっかけ
    宝くじが当たることを待つよりも、テーブルを毎日拭くことであり。テーブルに「おはよう」と言ってみる。それをバカらしいと言わないところに幸せは訪れる。』
    ・・・グッときますね!

  • ずっと積読状態だったもの。読むことができて良かったです。

  • 先生の挙げる病理の例を読みながら、
    例えば、後悔ばっかりしてる人や、悩みを訴えるものの自分では何もしようとしない人たち…
    「ありのままの自分」を取り違えている人たち…
    「ああ、あの人とか本当にこうだな」と思いながら、
    「あっ、それって俺に当てはまる?」
    と他人への軽蔑と自己嫌悪で揺さぶられながら読み切ってしまいました。

    執着してるものに縛られて自分は苦しんでいる。
    ありのままの自分が肯定できないから、学歴や収入に支えてもらおうとする。

    就活に失敗して自殺未遂をした自分の価値観も、そうだったんだなと気がつかされたり。
    大川隆法や彼に従う人間の心理にも「大きくなりたい」という欲望があったのかもしれない。

  • 認めがたい現実(環境)を受け入れる。日常の当り前を大切に「きちんと」生活する。それが幸福への近道。他人からの評価次第のもろい幸せではなく、どんな状況下でも自分自身の内から幸せ感を生み出せる人間になりたいと思った。

  • 始めの方はいらいらしましたが、読み終わったときには安らかな心地になれました。よんなーよよんなーよでありのままの自分でゆきたいです。

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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