ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫) (だいわ文庫 G 158-1)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479302728

作品紹介・あらすじ

「一生懸命」に働くな!"先達の知恵"+"自分の工夫"="効率化"この公式を覚えたとたん、あなたの仕事は加速する。「やるべきこと」はできるだけ少なくし、「やりたいこと」をもっと拡大するための、すぐに役立つ100のアイデア。

感想・レビュー・書評

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  • よくある自己啓発本といった感じ。
    100の鉄則とそれぞれのポイントが見開き1ページに書かれています。
    ポイントの内容がたまに面白いです。

  • 読書はページ単位でなく冊単位で読む。映画を30分に分けて4回見るか?

  • 学生時代のインターン先に置いてあり、タイトルが気になって手に取ってみた本。仕事で成果を出す上で著者が考える100個のコツをまとめたもの。

    効率的に仕事をこなすということを考えると「言われてみると確かになぁ」と感じる項目がチラホラ。
    只、"ラクをする""成果を上げる"ために上手く利用されそうな雰囲気があるので、著者と一緒に働きたいかは別の話かなとも感じたり。

    仕事に煮詰まった時に偶に読み返す一冊です。

  • はじめに
    第1章 基本編
    1 ラクをして成果を上げるのが基本中の基本
    2 ゴールを必ずイメージしてから仕事に取りかかる
    3 自分にできないことをしている人を、素朴に尊敬する
    4 お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える
    5 「ぜひ続編を」に即対応できるよう、素材は使い切らない
    6 外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠
    7 よくわからなかったら現場に行って考える
    8 気になったら、まず買う
    9 自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本
    10 全体像と個別の処方箋を混同しない
    第2章 インプット編
    11 「つまらない」と思ったら、できるだけ早く撤退する
    12 情報収集にのめりこまない。情報とは「出合う」ものだからである
    13 立ち読みは書店でなく家の中でする
    14 若いうちはテーマなしで一日一冊、四〇代は一日で五冊
    15 興味がわいたことは講演やセミナーに出て、全体像と情報源を一気に押さえる
    16 書棚一本の本がたまったら、新しい分野を開拓できる
    17 ブログを世界中の井戸端会議における、「立ち聞き」として活用する
    18 ウソには必ず理由や背景がある。それを探るとインプットが効率的になる
    19 発行部数数千部のメルマガや専門誌や白書類にたくさん目を通す
    20 図書館に行けば行くほど「無駄遣い」になる
    第3章 ネットワーク編
    21 いざという集まりには万難を排して参加する
    22 アイデアは他人の頭で揉んでもらう
    23 メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する
    24 会いたい人にはできるだけ向こうから望んで会ってもらうように仕向ける
    25 お願いした場合は「いつでも」と言う
    26 予測がつかなかったら、親しい友人と賭けをする
    27 人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる
    28 期待値を下げる
    29 自分の実力をマッピングしておく。身の丈を知ったうえで見栄を張る
    30 先輩の一言アドバイスには、とにかくまず従ってみる
    第4章 撃退編
    31 締切日に納品しても、返信がないような会社とは仕事をしない
    32 依頼には即決で答える
    33 愉しめない喧嘩は避ける
    34 自爆しない
    35 NGな人には説明しない。NGな人とはモメない
    36 クレームは、成長に不可欠なもの(一割)と、無駄(九割)に分かれる
    37 できるだけ葬式には行かない努力を
    38 三日かかることは一日でやる
    39 「苦手なこと」は人の手を借りて解決する
    40 NG上司に煩わされない
    第5章 独立編
    41 本当に「良いもの」は自分で売ってみる
    42 出された問題はすべてその場で解決の方向と、「いつまでに」を明確にする
    43 今の仕事を30年後にもやっているかを自問。もしNOなら続かない
    44 自分の仕事が黒字になっていなかったら、絶対に会社を辞めない
    45 商売道具への投資はケチらない
    46 最初から必ず黒字にする
    47 「この社と切れたら自分がアウト」という取引先は作らない
    48 「やりたいこと」を周囲に話しておく
    49 「好き」を安さの言い訳にしない
    50 独自の販売回路をもち、その売り上げは五年で二倍が最低ライン

    第6章 継続編
    51 好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年二割ずつ削除する
    52 「なるほど」と思ったことは、二四時間以内に「やる」メドをつける
    53 過去を振り返らない
    54 「何をしないか」を明確にしてゆく
    55 常に確率を意識する
    56 一発屋でなく、人気(売り上げ)×継続の面積を広げていく
    57 貯金しなくても良いようなキャッシュフローを、常態化する
    58 問題を見つけたら、必ず即日解決の糸口を見つけておく
    59 継続させる小さな工夫を
    60 自由に生きるために健康を維持する
    第7章 組織編
    60 今いるメンバーを前提にする。「上手くいかない」のを彼らのせいにしない
    62 会議や集会は、参加者全員が「待ち遠しい」仕掛けをつくる
    63 自分の「忘れグセ」を前提に、「忘れても、できる」仕組みをつくる
    64 共有する言葉の定義を明確にしないと、誤解が量産される
    65 コーチはするものではなく、優秀なコーチに短期間「つく」のが近道
    66 どれくらい時間がかかるかは先に訊く。ギャラも先に決めておく
    67 インセンティブを高める工夫だけで、成果が上がる場合は予想外に多い
    68 毎日仕事が終わったら、机の上と周辺を完全にリセットする
    69 「約束の優先順位」を見直すクセをもつ
    70 休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる
    第8章 時間編
    71 会議は一企画につき二度だけで終える
    72 決裁は火曜日の午前一〇時半から、と決めておく
    73 探し物は一ヵ月で合計一時間以内に
    74 人を待たせない。待たされても怒らない
    75 「遅刻してしまった!」を先にイメージする
    76 よほどゆとりがない限り、正義に多大なエネルギーを注がない
    77 レファ本の常備は時間を節約する
    78 出欠を迷うイベントには行かない
    79 一万円札と名刺は三ヵ所に入れておく
    80 もう腕時計をしない
    第9章 アウトプット編
    81 ノウハウはどんどん公開する
    82 「好き」をお金にしてゆく
    83 「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける
    84 アウトプットしないものはインプットしない
    85 数値目標とその根拠を明白にもつ
    86 同じネタで何度も稼がないように自戒する
    87 「新鮮でおもしろいこと」は三〇秒で説明する
    88 毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない
    89 相手を飽きさせず一時間話せたらお金になる
    90 「必要でないこと」は極力やらない
    第10章 生活技術編
    91 死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる
    92 子どもができたら、「仕事で二〇年後にブレイクする」準備を始める
    93 昨日と違う今日、今月と違う来月、来年と違う再来年にする
    94 加齢とともに遊び時間を増やしてゆく
    95 最悪の事態を想定し、その兆候が出たら動く
    96 よほど親しい人以外にはプレゼントをしない
    97 ドタキャンは月に一度だけ、と決めておく
    98 旅行用の持ち物リストをつくっておく
    99 子ども部屋より書斎を優先するのが、家族のためになる
    100 大切な人は命がけで守る
    おわりに

  • 成果を出す為に読むだけでなく、人生において大事なことを簡潔に100項目に分けて書かれていると感じた。

  • ちょっと良い意味で期待を裏切られた本でした。

    「ラクをしないと」というタイトルから、「無駄なものを削ぎ落として」のような仕事術の本なのかなと思っていたのですが、
    いろんなTipsを取り入れて、結果仕事をラクにしようという内容でした。

    印象に残ったのは、
    ・新聞などのあってもなくてもいいような情報より、みんなが話題にする情報の方が価値がある(情報は出会うもの)
    ・一万円札と名刺をかばんにいれとけ
    ・遅刻した時のことを想像しておく、ミスすることを想定しておく
    ちょっと極端な提案もあるかもしれないですが、こういうマインドを持っておくといいなと思う内容が多かったです

    読んだらメルカリに売ろうと思っていましたが、たまに読んで刺激を受けるのもいいかなと思い、本棚に残すことにしました^ ^

  • 「世の中には3つのレベルの人がいる。言語化されなくてもやればできてしまう天才。言語化され、教えてもらえればできる人。言語化され、教えられてもできない人」
    「自分の代わりになってくれる人がいるというのは組織に属しているメリット」

  • ・この本には、短い時間で大きな成果を出すための100の考え方が詰まっています。それでは、冒頭の方からいくつか紹介してみましょう。

    1.仕事の定義とは「条件をクリアして期限まで納品すること」どのようなアウトプットにするかゴールをイメージし、必要なものをインプットしていくのが基本です。
     それはそうだと思いますけど、与えられた条件をクリアして期限までに納品するという仕事は、それほど難しくない仕事です。なぜならば、そこに顧客を創造しなければならないような創造性が求められているとは思えないからです。私は、仕事とは、企業の強みと顧客の要求事項をマッチングさせることだと思います。その先に企業の存在価値があり、企業の目的である「利益・存続・成長」があるのです。

    2.仕事のおいての人間関係で大切なのは「相手にとって、自分の優先順位が高いこと」あなたを優先順位の高い相手として扱ってくれる人が、一緒に成果を生み出せる相手なのです。
     相手にとって優先順位が高いということは、相手が強みを発揮するために必要不可欠な要素を持っているということなのではないかと思います。相手が良い商品を生み出す力を持っていたとしたら、それを売るためのノウハウを持っている人を求めるでしょう。

    3.いかに「独創性のある仕事」をし、どれだけ成果を出していくかが、個人の生きがいにもなるし、収入の差となってあらわれてきます。
     独創性のある仕事とは、まさにドラッカーが提唱する顧客の創造なのではないかと思います。顧客の問題を解決する商品やサービスを創造した時、あなたは独創性のある仕事によって成果を出して行くことができるのです。

  • 使い回しというと悪い印象だが、全部0から作っているとずっと儲からないというような話かと。

  • ★5
    Library

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著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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