50歳からのこだわらない生き方 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479303220

感想・レビュー・書評

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  • 「今日は私の残りの人生の最初の日」

    というのをメモした。

    読み進めるにつれて、どうでもよくなってきた。
    「こだわる」とはかけ離れていく。
    そう、「こだわらない」方向へ進んでいく。

    本当はもっとメモをしながら読み進めるつもりであった。

  • 人生を山登りにたとえたら、50代は険しい岩場やつまらない藪などをやっと過ぎて、尾根にたどり着いたところ、これからは自分らしく好きなようにマイペースで尾根歩きを楽しみゆっくりと下っていけばいい。
    色々な事が書いてあったけれど、まぁ"好きなように生きればいい"ってことかな…

  • 桐島洋子さんの本はたぶん初めて。
    もう少し、読むのに時間がかかるかと思ったけど、なんだか気が付くとぐんぐん読み進んでしまった。自分の人生のタイミングにあったからかもしれない。
    「今日は私の残りの人生の最初の日」と「林住期」の言葉に出会えただけでも大収穫だった。
    最終章は「こだわらない」という割には、結構、こだわりいっぱいな気がしたけど、ここんところ少し立ち止まっていた自分にとっては、気持ちが軽くなったところも多かった。
    あ、でも人によるかな?

    一つ気になるのは、桐島洋子さんの近況。HP覗いてみたけど、昨年の1月以来更新がなくて。お元気でまたいろいろ発信してほしいところです。

  • 女性向きに書かれた本だと思いますが、男性の私が読んでも心構えを参考に出来る所が多々ありました。

    後半では、宗教うんぬんのくだりが出てきて、最後は宗教への導きをするのかと、拒絶反応が出そうになりましたが、そちらの方向に流されることに、

    警戒信号を発していたので、最後まで安心して読むことができました。

  • スピリチュアルに凝っていると聞いて、桐島洋子も年をとってあっちの方に走ったかと思ったものだけど、読んでみてほっとした。触れるはしからスプーンが曲がっても、プールの中で身体がスクリューのように回転しても「へえ、こういうこともあるのか、世の中何でもありなんだなあ、でもどうでもいいことばかりだし」と思ったのはさすがである。

    その手のふしぎ体験を聞いて私も常に、「どうでもいいことばかり」と思ったものだった。

    できれば普通のものをバランスよく食べて健康でありたいというのが、私の主義なので、自然食に凝りすぎるのは好きじゃないけど、まあ個人の主義としては許せる程度。

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著者プロフィール

桐島洋子(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。文藝春秋に9年間勤務の後、フリーのジャーナリストとして海外各地を放浪。70年に処女作『渚と澪と舵』で作家デビュー。72年『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以来メディアの第一線で活躍するいっぽうで独身のまま三人の子どもを育てる。娘のかれん(モデル)、ノエル(エッセイスト)、息子のローランド(カメラマン)はそれぞれのジャンルで活躍中である。子育てを卒業した50代から林住期(人生の収穫の秋)を宣言してカナダのバンクーバーに家を持ち、1年の3分の1はバンクーバーでの暮しを楽しんでいる。また70代からは自宅で私塾の森羅塾を主宰している。『いつでも今日が人生の始まり』(大和書房)、『残り時間には福がある』(海竜社)、『骨董物語』(講談社)、『バンクーバーに恋をする』(角川SSコミュニケーションズ)、『わたしが家族について語るなら』(ポプラ社)、『聡明な女たちへ』『50歳からのこだわらない生き方』(大和書房)など著書多数。
公式サイト http://www.yoko-kirishima.net


「2022年 『ほんとうに70代は面白い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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