- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479303220
感想・レビュー・書評
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「今日は私の残りの人生の最初の日」
というのをメモした。
読み進めるにつれて、どうでもよくなってきた。
「こだわる」とはかけ離れていく。
そう、「こだわらない」方向へ進んでいく。
本当はもっとメモをしながら読み進めるつもりであった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生を山登りにたとえたら、50代は険しい岩場やつまらない藪などをやっと過ぎて、尾根にたどり着いたところ、これからは自分らしく好きなようにマイペースで尾根歩きを楽しみゆっくりと下っていけばいい。
色々な事が書いてあったけれど、まぁ"好きなように生きればいい"ってことかな… -
女性向きに書かれた本だと思いますが、男性の私が読んでも心構えを参考に出来る所が多々ありました。
後半では、宗教うんぬんのくだりが出てきて、最後は宗教への導きをするのかと、拒絶反応が出そうになりましたが、そちらの方向に流されることに、
警戒信号を発していたので、最後まで安心して読むことができました。 -
スピリチュアルに凝っていると聞いて、桐島洋子も年をとってあっちの方に走ったかと思ったものだけど、読んでみてほっとした。触れるはしからスプーンが曲がっても、プールの中で身体がスクリューのように回転しても「へえ、こういうこともあるのか、世の中何でもありなんだなあ、でもどうでもいいことばかりだし」と思ったのはさすがである。
その手のふしぎ体験を聞いて私も常に、「どうでもいいことばかり」と思ったものだった。
できれば普通のものをバランスよく食べて健康でありたいというのが、私の主義なので、自然食に凝りすぎるのは好きじゃないけど、まあ個人の主義としては許せる程度。