- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479304241
感想・レビュー・書評
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【読書その35】若手ビジネスリーダーとして非常に注目されているライフネット生命副社長の岩瀬大輔氏の著書。自分自身、「社会人1年目の教科書」等の著書を通じて非常に尊敬している。ここ最近読んだ本の中でも1,2を争うくらい勉強になった本。
この4月で私も社会人9年目を迎えるが、日々仕事で抱える問題に対処するには本当に勉強が必要であると痛感している。社会人としての勉強をいかに効率的・効果的に進めるのかは自分の大きなテーマ。
この本では、岩瀬氏がハーバード大学留学中やこれまでのビジネス経験の中で得られたものを凝縮されており、非常に有益な情報がたくさん詰まっている。
岩瀬氏のいう「構造を見切ること」については、今の仕事をしていても非常に感じること。最初から細かいところ全部詰め切るばかりでなく、全体をとらえ、その中で個々の重要性を掴み、その中で重要な部分に時間を投入すること。
また、「借りること」ついては、非常に自分に求められる能力であるものの、まだまだ足りないものであると感じている。やはり仕事は一人で抱え込んではいけない。仕事は組織でするもの。仕事の本質は目的を達成することであり、そのために組織全体で取り組む必要がある。そのために、上司や部下の力をうまく借りつつ、いかに自分の強みを生かすかを意識するべき。
岩瀬氏は、その「借りる力」は「おもてなし」から始まり、そのポイントは「おもてなしの心を忘れない」ことであるという。これには、非常に共感。つまりは、相手の立場にたって、相手にメリットを感じてもらうこと、それが相手に対する思いやり、「おもてなしの心」になる。
来週以降、この本で得られたこと、特に「借りる力」、「おもてなしの心」についてもっと意識して仕事に邁進したいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示