もう、邪悪な人に振り回されない! (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479304333

作品紹介・あらすじ

言葉が通じない女、自分が世の中で一番偉いと思っている傲慢男、愚痴電話をかけてくる母親、隠し事の多い恋人…。心が疲れ切ってしまう前に、邪悪な人を跳ねつける方法を身につけよう。「自分中心心理学」で気分スッキリ、自分の気持ちに気づくから、もう心を惑わされない。

感想・レビュー・書評

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  • 日本語を話す宇宙人と付き合うには?

    同じ言語を喋っているのに、話がまったく通じない。
    そんなときはどうすれば? というヒントが
    ものすごくありました。
    自分の軸をずらさず、向こうの言いたい事をとらえ
    冷静になる事、が一番大事です。
    とはいえ、それがちょっと大変なのですが。

    しかし、こんな大人いるんだな…という例が
    大量でした…w

  • 申し訳ない、初っ端から読むのが苦痛になりました。でもせっかく手元に来た縁もあるので頑張って読み切った!…独語のストレス半端ない…。著者様の負の感情のままに、言葉を綴って吐き出して、著者様さぞかしすっきりしただろうと思う内容でした。状況がよくわからないところもあったし。うーん、共感はないなあ。

  • 2014年4月14日購入。
    2015年1月18日読了。

  •  邪悪についての解説書

  • 石原加受子"もう、邪悪な人に振り回されない!"

    長いライター経験を持つ心理カウンセラーがサイコパス的な人々から身を守る方法を語ったもの。

    女子の目線で、邪悪な夫、姑などのモデルケースが出てきますが、上司と部下の関係にもあてはまります。

    個人的な経験でも、職場の困った人(攻撃タイプ)についてカウンセラーに話したところ「知能は3歳児、あるいは犬で自分の勝手な基準で反応しているだけだからマトモにとりあってはいけない」と解説があったのを思い出しました。



    ◯常識なんて通用しない。加害者の良心なんて、期待できません。相手に"心"を求めようとすればするほど、自分の中の愛も希望も、良識や道徳観もことごとく打ち砕かれて、そのショックは大きくなるでしょう。

    ◯相手がどう出るかはわからない。何の反応もないかもしれない。それでもいいんです。
    「私が、私のためになにができるか」
    なのですから。

    ◯どうしてなんだろう。それは、感情が麻痺しているからなんです。意志や責任は、感情があってこそ自覚できるもの。感情が麻痺していたら、明確な意志も責任も自覚できない。…彼にとってあくまでも、主体は"相手"。自分の中の「好き嫌い、快不快、苦楽」が鈍感になっているから、すべて、そのときの状況まかせ、ひとまかせなんです。

    ◯夫が自分をわかってくれるのを期待するより、夫を待たない。あるいは夫に合わせない。わがままでも身勝手でもいい。非難されても、悪妻って言われてもいいよ。とにかくあなた自身が、自分の感情を基準にして、自分中心に生きよう。

    ◯妻のあなたが、そんな夫の言動を真に受けて夫に従おうとしたら、あなたのほうが精神的に病んでいくからね。あるいは病気で倒れてしまうかも。あなたが我慢をして夫に反応してあげるから、夫がいい気になるんだって。あなたが、夫を、愚かな男に育てているんです。

    ◯あなたが傷ついているんなら、なおさら、自分を癒すことだけを考える。ひたすら、自分を癒すためだけに集中する。相手の都合は考えない。

    ◯「話せばわかる」なんて、邪悪な人には、通用しません。これを肝に銘じておきましょう。あなたは、興奮している猛獣の檻の中に無防備で入っていきますか。そんな無謀なことはしないでしょ。それと同じです。

    ◯邪悪な人には、意志がありません。…邪悪な人は相手に認めてもらわないと不安になります。自分がないから、意思が持てない。…だから彼らと話していると、「〜ですよね」としきりに同意を求めてきます。…それでいて、相手から100パーセント、自分の望む反応が返ってこないからといっては傷つき、腹を立てる。
    …そんな邪悪な人から同意を求められたら、お愛想で相槌を打つよりは、堂々と、「どうでしょうか。わかりません。」「私はそうは思いません」などとはっきり答えることをオススメします。

  • 嫌な人に対する対処法が記されてあるのだが、たまたま自分がこう言ったら、相手を負かすことができた、といった実例をもとに書いているだけで、効果的でないように感じる。

    あと気持ちは分かるが、かなり攻撃的。
    いちいち細かく、自分の周囲の困ったちゃんとのやりとりを報告する必要はない。

    傷つけられた過去を忘れず、恨みを晴らすチャンスをもとう、とかメンタルには引く。

    邪悪な人の心理を鋭く衝いた分析もあるにはあるのだが、一般論的すぎる。あと女性故なのか、男性に対する苦言が多く、共感はできるけれども聞き苦しい。

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著者プロフィール

医療ジャーナリスト、心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱しメンタルケア分野の本を著している。「自分中心心理学 オールイズワン」代表。國學院大學経済学部卒業。日本カウンセリング学会会員。著書多数。

「2020年 『「また断れなかった…」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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