どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
3.81
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本棚登録 : 357
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479304807

作品紹介・あらすじ

速読界を席巻した"高速大量回転法"は、フォトリーディングなどの速読に挫折した方はもちろん、速読未経験の方から積読している方まで、さらには読書が苦手な方まで実践できます。「速読って難しそう」「あまり深く読んでなさそう」そんな誤解も今日まで!特別な技術も練習も必要とせず、その割に本の内容を覚えられて深く理解できます!

感想・レビュー・書評

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  • 「当たり前のことしか書いていない」というレビューをよく見る。目次を読む、同じ本を何度も読む、その本に関する知識があるから早く読める…確かに、テレビや本、もしかすると学校や親からも言われたことが書いてあるようにも思える。

    私自身、読む本に関する知識があることの大切さは気づいていた。そもそも、ブクログをつけ始めたのは「古典を読めるようになるため、まずはそれに関する易しい本から読み進め、知識を増やし、登山のように、徐々にステップアップするための記録、応援」ツールとしてだったからだ。

    だけど、まさか速読の本で
    ・次から次へと読みたい本が出て来て追いつかない。読みたい、という思いが冷めないうちに読むにはどうしたらいいか
    ・読みたいと思った本を何年も放置しておくようなことをしないで済むようになるにはどうしたらいいか
    ・読みたい本が難しくて内容が頭に入らない、理解できないときはどうしたらいいか
    など、長年私が本当の付き合いで考えあぐねていた答えが提示されているとは思ってもみなかった。だからこの本は、速読の魔法の杖を期待している人は「当たり前」過ぎる内容にがっかりするかもしれないが、読書体験に不満を持ち、悩み、行き詰まっている人には光明の一冊となるかもしれない。私はこれを読んで、結局、私がしたいことは、「たくさんの本を読む」ことではなく、「いかに本を読みたいと思う自分の気持ちに少しでも答えてあげられるようになるか」ということだと気付いたからだ。

    ただし、この本を読む前に、偶然、この本の内容と同じことを教えてくれたセミナーに参加していた。なので、この本の内容に関するストックがあり、この本が言いたいことがより深く理解できた、ということを種明かししておこうと思う。

  • 速読とはどういったものかを解説してくれている。テレビなどでよく見る魔法のような読み方は幻想であるという点を納得できたのはよかった。
    が、速読をできている人ができている感覚をもった上での方法論であり、テクニックであるように強く感じた。と、いうのも試してみたのだが全くうまくいかず、時間の無駄のようにしか感じられなかったからである。信じて突き進めばいつかうまくいくのだろうかと不安しか残らない。
    巻末の見ず知らずの人の感想も不安を煽る効果しかないし、著者も相当できる人であるだろうということで、そのスペックや素養がある人でないと効果が出ないのでは?と思いながらの読書になってしまった。

    メモ
    繰り返し読むことによってストックが蓄えられ、どんどん早く読める。「音にしないて読む」「わかろうとしないでみる」ことに注力しながら目次や見出しを繰り返し見て内容をストックしていく。

    ・早く読むからこそ理解できる、忘れない。全体像を掴める
    ・1回目より2回目、とどんどん早くなっていく
    「本は二度以上読まないと読書じゃない」千夜千冊 松岡正則

    目次を繰り返して読む
     全体像を掴める、ストックができる
    前書き、あとがきを読む
     ポイントがまとまっていることが多い
    本文、見出しだけを読む
     ストックができる
     なるほど、と相槌を打ちながらだと音にとらわれずに読めるので試してみてほしい
    再び本文を読む
     気になったところを読む、ただし繰り返し読む際には目次や見出しなどで全体を見ることを忘れずに、全体と一部を行ったり来たり繰り返し読む

    極意は「本を読んでいる自分を読む」自分の中のストックと本との共鳴を感じる

  • Stock of the background knowledge is the key to read fast.
    すでにその本の内容について背景知識(ストック)を持っている場合は速く読めるし、持っていない場合は速く読めない。それは本を読んで理解するというのは、知識が本から脳へ一方的にダウンロードされて起こるのではなく、脳にストックされた知識を使って内容を咀嚼・消化(著者は、本とストックの反応・共鳴、と表現しています)することだから。
    具体的な方法としては、以下の通り。
    1.目次を数回読む
    2.前書き・後書きを数回読む
    3.本文の見出しを数回読む
    4.気になった箇所を中心に拾い読み
    1から3でその本に関するストックを作り、4で深い内容に踏み込むという感じかな。

  • 速読の活用や本来の意味や本質に、気づかされた良いキッカケをくれた本。
    ただ、アンチフォトリーディングなのが気になる

  • 読書に対する姿勢が変わった本。 

    【精読幻想】
    わざわざ一文字一句、頭の中で音読せずとも、人は文字を理解できるというもの。
    本は、一文字一句はじめから読まなければいけないという考えは学校教育で刷り込まれた幻想にすぎない。
    頭の中での音読する癖をなくすだけで、数段と読むスピードがアップする。
    速く読んでも、ゆっくり読んでも実際そこまで理解度は変わらない。

    【反復学習】
    理解や記憶を左右するのは、1冊読むにかけた時間が影響すると思われがちだが、実際は何回繰り返し読んだのかということが大切。
    ただ、ゆっくりじっくり時間をかけて読んでは、満足度が増えるだけ。
    本の記憶に対して、1冊に対する読書回数という軸を持つべき。

    【メタ認知】
    記憶と理解に影響するパラメータとして、繰り返し読み返すとことと共に重要なことは、自分の頭の中に情報のストックがあること。
    人間は、自分の頭の中のデータベースにないことは、理解できない。
    読書は本から情報をダウンロードしているというイメージに偏りがちだが、実際は本と自分の頭の中にある情報を照らし合わしている。
    読書とは、知識をインプットする作業ではなく、物事の見方を変える行動かもしれない。

    満足感を期待する読書も良いが、その一方で実用的な読書法も手に入れておくべき。
    はじめから最後まで読まなくていいという主張が、読書の敷居を下げてくれた。 

  • ストック 音にしない 繰り返し 目次 前書き後書き 見出し

  • 音にしない、分かろうとしない

  • ストック(知識、情報、経験など)が多い人ほど本を速く読める

    速読とはリラックスして、視野を広く保って見ること

    わかろうとせず、音にしないで見るということが速読技術の核心であり、めざすところ

    第一の原則
    速く読むから理解できる

    第2回の原則
    1回目よりも2回目のほうが速く読める

  • 浅くで良いから何度も回転すれば知識のストックが出来て結果的に早く理解出来るようになる。

  • 速読のハウツー本であるだけ。

    ピクトグラムを用いた図の説明は結構わかりやすい。

    ただ、速読はオススメしない。

    それでも速読を望むなら、オススメ。

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著者プロフィール

トレスペクト教育研究所代表。1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立。30年にわたり、心理学や記憶術、速読を実践研究し、脳科学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自のコミュニケーション法・学習法を確立。企業研修やビジネスマン向けの講座・個別指導を行う。専門家サイト・オールアバウト「記憶術」ガイド。主な著書に『絶妙な聞き方』(PHP文庫)、『「1分スピード記憶」勉強法』(三笠書房)、『暗記が苦手な人の3ステップ 記憶勉強術』(実務教育出版)など多数。訳書に『売り込まなくても売れる! 実践編』(J.ワース著 フォレスト出版)、『コーチング・バイブル』(H.キムージーハウス他著 東洋経済新報社 共訳)がある。

「2018年 『自分を変える「脳」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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