どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
3.84
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本棚登録 : 727
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479304807

感想・レビュー・書評

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  • 速読のハウツー本であるだけ。

    ピクトグラムを用いた図の説明は結構わかりやすい。

    ただ、速読はオススメしない。

    それでも速読を望むなら、オススメ。

  • 最初トータルで流れをつかみ、反復する中で細部を詰めていきましょうという高速大量回転法を提唱する速読本。

    ・良くなかった所
    「どんな本でも」という所が誇大じゃないかなーと。最初から最後までがキレイな流れになってるビジネス書、論文、伝記とか「知」を求める本にはまあ向いてると思う。反面それを意図しない詩集、小説、エッセイとか「情」を楽しむ本でこれをやっても全然楽しくなさそう。そして自分の本棚を見ると「情」の方が多いんだよな、となるのであまり役に立たないかもーと。

    ・よかった所
    速読に憧れてたけど(今も速くたくさん読める人すごいなあと思うけど)、向いてないわーやらないわーと踏ん切りがついた所。あと実務向きの本、ちょっと一度じゃ手に負えなさそうな超大作を読む時に使う、かもしれない。

    ・総評
    受験テクの長文対策みたいだというのが正直な感想。言ってることは間違っちゃいないとは思うけど、読書に求めるものがどうも大筋で違う気がするのでこんな面白くないやり方は多分しないだろうなという気がする。

    あと速く読めるようになれば読書時間が増えるとあるが、1日24時間が48時間になるわけじゃなし、読書のために削った時間の雑務どーすんだとか、それはそれでどうだということがサラっと書いてあって何だかなーと思ってしまったすまん。

  • 2018年4月15日読了
    速読=速読技術×ストック(知識・経験・体験)
    速読のためには、本をたくさん読むことに勝ることなし。

  • 本当に良書です。
    豊かな人生の一助になるというくらい
    僕にとっては一生モノです。
    こんなに価値のある情報を今知ることができて本当に良かった。
    感謝の気持ちでいっぱいです?

    実は僕も「速読幻想」を追いかけていたクチです。
    この本の中に速読に関する全ての答えがあると言っても過言ではありません。これこそ速読です。

    いわゆる速読本での中で
    僕が本当にためになったと思うのは
    本書と苫米地英人さんの「ほんとうに頭がよくなる速読脳のつくり方」の2冊です。

    本を読むのが楽しくて仕方がありません。生まれて初めて本物の知的好奇心を感じているような、そんな気がします。

    宇都雅巳さんの本、これからきっとたくさん読むと思います。楽しみ!

  • 放棄していた速読に関する本。書店で見かけて購入。繰り返し読むことで理解が深まるという前提がある。よく言われる速読の弊害も冷静に書かれているのである意味でフェア。前提になる知識があるから速読できるというある意味で当たり前のことの応用。まず前提になる予備知識を持って雪だるま式に読むということ。そもそも持っていれば早く読めるのは言われなくてもその通りだと思う。これも万能の読書法ではないけれど人文系や学術書、勉強本にはすぐに役立つだろう。小説もミステリーや比喩の多い小説には使いづらいかもしれない。とりあえず把握し繰り返し読んで理解を深めるという方法なので湊かなえ「告白」や推理小説などには向いているとはいえない。が、そういう小説でない場合はこれを使って普通に読むより理解が上がるかもしれない。今の自分の読みも大切にしつつこういう読み方も知っておくことで読書のアクセルを適切に踏めると思う。速読の本ということだが、読むということや重読の意義を再認識できた気がする。

  • 速読の本というより正統派の読書の本という印象。
    ストックが(結果的な)速読を可能にする。

    速読としても今まで読んだ中でも一番納得感あり。

  •  本書の内容はいたってまとも。

     すなわち、「知識」「ストック」なくして速読は不可能である。
     速読は、大量反復、早期反復のための方法論であり、ストック・知識を得るためには情報に繰り返し接するのが最も効果的で、そのための速読でもある。
     これに尽きる。

  • 本書は二つの要素の相乗効果として実現できる速読法を説明している。「わかろうとせず、音にしないで見る」速読技術。そして、「とにかく繰り返し同じ文章を見て内容に関するストックを複利的に蓄える」こと。 従来の速読技術偏重の手法とは一線を画し、「わかったつもり」を避けることができるとしている。 私は本書の手法で、本書を1冊30分で読もうとした。おおまかな論理構成は理解できたが、詳細はわからないところだらけだった。初めてだっただからだろうか?一度は普通に黙読したほうが、整理され、理解できると感じた

  • とにかく、自分のストック(知識や情報、経験)を増やすこと。

    まずは目次を高速大量回転。
    目次で当たりをつけた箇所を、高速大量回転。
    難しい箇所は飛ばしても良い。
    高速大量回転。

    結果的に早く理解できる。

  • 速読技術×ストック

    30分 
    目次を3分で10回転
    まえがき、あとがきを6分で10回転
    本文見出しを6分で3回転
    残りの15分で自分の気になった言葉、
    箇所を中心に回転読み。

     まぁそうだよねって感じです。
     ストーリーもの以外はいいかな

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著者プロフィール

宇都出雅巳(うつで・まさみ)

速読×記憶術の専門家。トレスペクト教育研究所代表。

1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学に留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立し、トレスペクト経営教育研究所(現・トレスペクト教育研究所)を設立。35年以上にわたり、記憶術と速読を実践研究し、脳科学や心理学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自の勉強法を確立。その勉強法を使って自らも資格試験に継続してチャレンジしている。TOEIC990点を獲得したほか、難関とされるCFP試験に一発合格。2021年には公認会計士試験にも合格した。そのほか、受験生・ビジネスマン向けの講座・個別指導、企業研修や予備校講師の指導も行う。NHK・Eテレなどメディア出演も多数。現在は監査法人に勤務。

「2022年 『2倍速で読めて、忘れない 速読日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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