50代から始める知的生活術~「人生二毛作の生き方」~ (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 436
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479305200

感想・レビュー・書評

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  • 長い老後を実りあるものにするためには、1日1日の生活を大切にすることと、つとめて外に出ること、この2つは鉄則である。外へ出ると、特に身構えなくても、緊張します。それが生活のリズムをひきしめるのでしょう。

    縁もゆかりもない、職業も経歴も考え方も違う、そういう人とのおしゃべりが実に楽しい。新たな友をつくるなら、同業者は避けたほうが賢明。年代もバラエティに富んでいた方が楽しい。若い人の話は新鮮で、自分もつられて若返りする。

    冠婚葬祭等の義理を欠くことも必要

    運動をして小脳を鍛える。50代ともなれば、大脳もあり小脳もあり、それが力を合わせれば、新しい人間力が生まれる可能性がある。
    (物事を考えるのが大脳の前頭葉である。足や手を動かすのが小脳の働き。)

  • わーい⭐️外山先生だー!もう91歳になられるのですね。感慨深いです。星5でも良い位好きですが、「思考の整理学」と同じ部分がいくつかあり、それはもういいかなと思ってしまったので星4で。

    何と言っても先見性の素晴らしさに尽きます。
    思考のフィールドが違う。何この今時感?

    30代か40代で、この本を読んでおかないと人生色々出遅れてしまいます。だって人間50年で終われない。女性の場合は下手したら100歳まで生きちゃうかもしれないんだぜ?怖い怖い。読書の仕方についても納得がいきました。「乱読のセレンディピティ」の時は何言ってんだこのオッサン?と思っていましたが、今回は素直に膝を打ちました。(言う事聞く気は更々無いのですが…ゴメンネ先生)

  • この著者の本は基本的に好きなのだが、この本に関しては、何点かどうしても同意できなかった部分があった。

    ・自分の欲を減らせ。一番いいのは税金を納めること。そうすれば国が富む。←若い世代が税金を納めて一番喜ぶのはこの著者のような高齢者世代だとわかっていて言っているのだろうか。知っているとしたら悪辣だし、知らなかったとしたらどこぞの政治家並に浮世離れしていらっしゃる。
    ・自分は英文学者だがあえて海外留学に行かなかった。それでよかった。←やせ我慢か何か知らないが、留学をした身からすると本だけ読んで知った気になっている邦人研究者の典型のように見える。
    ・人生の深みのない20歳そこそこの若者がヒット作を書くという小説は何の意味もない。←意味がないものもあるが、自分の尺度を押し付け過ぎではないか。

    本書は今までの本と比べると芯がぶれてきている内容が散見されるのがいささか残念であった。
    少し老害感が出てきているような気もするが、91歳という年齢を鑑みれば仕方がないのかもしれない。

  • -P159

    夜睡眠をとり、朝起きると新たな考えが浮かんだりするのは寝ている間に記憶がリセットされるからだ、という説に激しく納得。複雑に考えすぎたりしたら、睡眠をとって、翌朝考え直すのは吉なんだなぁ。

  • 人生が80~90年となった現在、人生を二毛作として考えるべきで、そのためには歩くことと、「知識」の積み重ねではなく、自分の頭で「考える」ことが二毛作人生を成功させるカギであるとのこと。読書については、中年以降は余計な本を読んで知識をため込まず、自分で考えられるようにすべきとも言っている。何でもかんでも本を読んで知識を得たい私にとってはちょっと納得しかねる内容だが、著者の主張も一理あるようにも感じた。でも、読書はやめないよ。

  • 人生二毛作/一毛作時代の「得意」には固執しない/50代が「もう一苦労」するための適当な時期=五十にして天命を知る/考えは寝かせる/ゆっくり急ぐ/天は自ら助くるものを助く

    内田百閒「百鬼園随筆」
    寺田虎彦「科学者とあたま」

  • 人生二毛作

  • いろんなことを自分の実感として考える、そういう人の文章は面白い。

  • 忘れることの大切さ、人生二毛作が大事。

  • 今後の人生をどう、歩んでいくか。
    そんなことを考えるきっかけにしようと、人生設計の本や、自分より上の世代に向けた指南書的な本を、読むようにしています。

    この本は『思考の整理学』が話題となった、大学名誉教授による一冊。

    『思考の整理学』を読んだ時点で、高齢の著者という記憶がありました。
    本書を書かれたのは91歳の時(!)ということで、「老いてますます盛ん」な、著者さんなのですね。

    会社に勤め給料をもらっていた人が、そこから離れた時にいかにして、幸せな「第二の人生」を歩むことが出来るのか。
    副題にもなっている「人生二毛作」という言葉をキーワードに、著者の考えをエッセー的に綴っています。

    特に心に残ったのは、以下のような部分です。

    ・隠居など考えてはいけない。規則的な生活を送り、やり甲斐のある仕事をすること。
    ・知恵は知識からは得られない。自分の頭で考えて、行動すること。
    ・これまでの人生は、もらうばかりの人生。与えることを知ること。

    どれも今の自分には、耳の痛い話でした。
    高齢の著者に叱咤激励されているような気持ちで、読み終えました。

    このほか、毎朝、定期券を使ってまで散歩をしている等、高齢でも元気な著者の日常生活や生活信条も、興味深く読みました。

    「もう疲れちゃった」「そろそろ楽したいなあ」と漠然と考えている中高年世代には、喝を与えてもらえる、一冊だと思います。

    『アイデアは交差点から生まれる』フランス・ヨハンソン
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4484141167
     
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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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