50代から始める知的生活術~「人生二毛作の生き方」~ (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479305200

感想・レビュー・書評

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  • 91歳の英文学者が、サラリーマンが定年退職したあとの人生を充実して生きるために必要な心構えと考え方の自論を述べている。

  • 若い時の交友関係は賞味期限が切れている。捨てて買い換える。新しい友を作る。

    随所に主となれ=主体的とはホストになること。ご馳走する。招待する。

    記憶によって得られる知識ではなく知性を働かせる。
    忘れること、の効用。

    考えを寝かせる=学びて時にこれを習う、のこれを習うの部分。

    アルファ読み=既知のことを読む。ベータ読み=内容が新しいもの、考えたことがないことを読む。
    ベータ読みの代表は漢文の素読。

    モンテーニュの随想録を読んで、ベータ読みに挑戦する。我流のベータ読みを確立すると楽しみができる。

    内田百閒の「百鬼園随筆」
    寺田寅彦
    ウイリアムエンプソン「曖昧の7つの型」

    欲を捨てる。
    喜捨=喜んで寺に寄付すること、貧しい人に施しをすること
    寺に寄付することは難しいので、学校へ寄付する。

    定年の際に、いい靴を買う

    「濱までは海女も蓑着る時雨かな」=我が身を大切にする。

    天は自ら助くるものを助く=人の手を借りないで自分のことは自分でする。

  • 20150823 歳のせいかタイトルに反応してしまう。ギブアンドテイクの考え方は良いと思った。二毛作目をどうするか今からでも考えて行こうと思う。

  • サラリーマンはこれまでの歴史でせいぜい2~3世代しか人類は経験していない。寿命が延びているにもかかわらず、60~65歳での定年後、その余生をどのように暮らすべきか。
     はからずも、人生二毛作の生き方を編み出した作者から、そのコツがいくつかのポイントから述べられている。
     下流老人とか、老後の生活破壊が叫ばれているが、まずは自分自身で前向きに、老後を捉えてみてはどうか、そんな気にさせられる本
     一言で言えば、「生活」が基本であること。

  • 人生は二毛作。仕事中心の前半を終え、後半に差し掛かるころから、それまでとは別の物事に取り組むべき、というのが著者の主張。普通のサラリーマンにとっては、40歳前後で仕事を変えるのは、現実的にはなかなか難しいけれど、単に定年を迎えて老け込むより、何かに挑戦し続ける人生を送りたいとは思います。

  • 人生二毛作の重要性が書かれています。
    人生50年だったころと比べ、今はもっともっと長生きです。
    第二の人生をどう生きるか、著者の体験から語られます。
    さらっと読めますが、なかなか含蓄の深いことも書かれています。
    もう少し知的生活術そのものについて書かれていると良かったなとは思います。

  • 確かに仕事を引退した後も20~30年人生は続くんだよね。何かしなくちゃね。

  • 著者が90歳とは思えないほど、前向きな考えがあふれており、驚いた。日本人の寿命も延びたことであるし、人生二毛作の考え方はとても共感できた。自分でもじっくり考えてみたいと思う。

  • 外山滋比古(とやましげひこ)先生といえば『思考の整理学』ですが、思考の整理学が積んだままなのに、別の本を買ってきて読んでしまいました。外山先生は2014年11月3日に、91歳になられたそうですが、この本を読んで、外山先生のように歳を重ねたいと思った読者は、私だけではないでしょう。いつまでも何らかの形で社会に影響を与え続けられる存在になりたい。そのためには好奇心を失わず、常に自分を成長させる環境に身を置かなければならないのではないでしょうか?また、そのような状況を楽しめるような心が必要なのだと思います。

  • 90歳を過ぎて、どんどん著書を公表されている外山先生が「人生二毛作」をキーワードに生き方、ものの考え方、心構え等々を語るもの。新しいことに対する肯定的な着想も多く、勉強になります。私もだんだんアラフィフが近づいてきたので、気をつけます。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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