精神科医が教える50歳からのお金がなくても平気な老後術 (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479305927

感想・レビュー・書評

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  • 老後に2000万円いるとかいらんとかよく聞くけど、ホントのところはどうなんだろうな~と思っていた時に目についたので読んでみた~

    お金の貯め方の本ではなくて
    お金がなくても大丈夫!な生き方の本
    まあいうならば50歳に向けての生き方の準備本

    足るを知る
    温かなものの言い方を心がけよう
    ネガティブ言葉を口にしない
    気前のいい人になってはいけない
    気持ちよくおごり、おごられる関係を保つ
    年齢にふさわしい「いい顔」になろう
    使わないものはどんどん整理しよう
    ふかふかのソファをやめよう
    たんぱく質をとらない人は老けやすい

    そして何よりも…
    「お金があってもなくても人生はすばらしい!」

    なんか明るい気持ちになれる本!

  • 心も体も物の軽やかに

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 少しのお金でも優雅に暮らす(貧しい人は、お金がいくらあっても満足しない/格好つけた「お金の使い方」は卒業しよう ほか)/第2章 老後の健康にお金をかけない(ほったらかすほど、後が怖い/年齢とともに、一日の運動量をチェックする ほか)/第3章 みっともない老い方をしない(暮らしのサイズダウンが老後の第一歩/五〇歳から「大片づけ」を真剣に考える ほか)/第4章 定年後、大切にしたい人づき合い(友達こそかけがえのない財産/孤立だけは絶対にしてはいけない ほか)/第5章 五〇歳からの充実時間の見つけ方(江戸の人たちは老年期を楽しみにしていた/貯めるばかりの人生はつまらない ほか)

  • やっぱりそうだね!と思いました
    最終5章にいいことだいっぱい書いてある
    学びへの投資だね

  • "お金がなくても平気な…"というタイトルに惹かれて読んでみた。
    これからの人生を心豊かに健やかに過ごすためにどうしたらいいかのヒントが沢山書かれていたがそれほどお金がなくても、に特化した内容でもなかった。
    健康な身体と老けない気持ちがあればまだまだ楽しい事が沢山あるよ。と言う感じの本
    この手の本を読むと少し前向きな気持ちになる。まずは「笑いと感動」ときめきを沢山みつけよう!

  • タイトル含む表紙がとても気になり購入。

    ※ 自分が所持している第22刷発行は
    【裕福でなくてもおおらかに、すこしのお金で毎日を楽しく。
    優雅な暮らしをはじめる秘訣
    50代を後悔しない「人生を充実させる」方法がきっと見つかる!】と記されている。

    でも上記と本文が、さほど一致していないように感じた。期待しすぎたか?

    【貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のこと】
    -世界一貧しい大統領として知られた南米ウルグアイの大統領の言葉

    【幸せよりもお金の方が大切になったら、ケチのボーダーラインを超えている】

    【節約の最終目的は、上手に貯めたお金を使って幸せになること】 
      
    タメになったフレーズ上位3つ。

    後は、大体知っていたか、自分の日頃の考えと一致。
    「これで良いのだ」と認識出来たから善しとします。

    引き続き、同じ著者の
    【精神科医が教える60歳からの人生を楽しむ孤独力】を読むことにする。

       2021,9,27〜10,15 4時間16分

  • 令和2年緊急事態宣言が解除された5月頃に読み終わった本ですが、年末の部屋の大掃除で見つけた本です。

    最近はコロナ報道で一色なので、一時話題になった、老後を送るには年金以外に2000万円必要だという議論は鳴りを潜めているように思いますが、60歳を過ぎて働くかどうかを考える上で、それまでとは違った生活(少しのお金でも毎日を楽しく)に切り替えていく必要があると感じています。

    そんな私にとってテーマとしてはピッタリの本でした。あと数年で娘達も独立していくと思われるので、その時期を見据えて準備しておく必要があると思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・五年後にはこんな自分でありたい、この目標に向かって次の10年を進もう、といったビジョンを描きながら生きていけば、当然、日々の暮らし方やお金の使い方が変わってくる(はじめにp4)まずは自分の描く老いの理想の形を定めて、お金と時間の使い方に自分なりのスタイルを見つけましょう(p5)

    ・断捨離をすることで、大きな自由と、さっぱりした気分を手に入れることができる(p29)毎日使いたくなるもの、使うのが楽しいものしか持たないようにする(p36)これだけあれば十分という気持ちに切り替えれば、自ずと穏やかな気持ちになれる(p47)


    ・米、パン、うどん、蕎麦などの麺類といった穀物ベースの食べ物は軒並み高等質なのに対して、肉・魚・卵・チーズといった動物性タンパク質を多く含む食品の糖質はわずか(p61)ドーパミンを増やす効果のあるチロシンを含む食品として、納豆・バナナ、アボガド、アーモンド、カツオがある(p65)

    ・大きな目標を立てて失敗体験をするよりも、小さな成功体験を積み重ねる方がメンタルに良い影響を与える(p76)

    ・散歩やウォーキングを1回15分で二回に分けたり、一回10分ずつを三回してもトータルで一日30分の運動になれば、連続で運動した場合とそれほど効果は変わらない(p96)

    ・整理整頓の達人は、三年以上袖を通さなかった服は、どんなに値段が高くても捨てる、2年間、一度も使わなかった食器はバザーに出す。しまいっ放しの雑貨を見つけたら無条件に捨てる(p120)手放す前には、長い間有難う、役に立ってくれて感謝しているよ、というセレモニーが大事(p121)

    ・よろしくお願いします、お世話になります、おかげ様で、という挨拶言葉を嫌味なくさらりと使いこなせるのが年配の人の強みである(p171)

    ・図書館、博物館、美術館、史跡、インテリジェンスを感じさせる施設を行動半径に取り入れることで、周囲の環境にも変化が生まれて刺激的になる(p214)

    ・子供部屋をリフォームして筋トレやストレッチのできるルームにするのも良い(p229)

    ・大人の休日倶楽部は50際以上であれば入会でき、割引切符やお得な旅行商品が入手できる。(p238)日帰りはとバスには8カ国のガイドを聞くことができて語学が学べる(p240)

    2020年12月31日作成

  • 老後を見据えての50才から心がける「健康法」「断捨離」「人付き合い」「時間の使い方」が述べられている。「使わなくなった物を捨てる」「こども部屋を活用する」「あいさつに一言プラスする」など心がけてみたい。

  • 精神論のまとめノートのような本。

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著者プロフィール

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
聖路加国際病院 診療教育アドバイザー。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て、聖路加国際病院リエゾンセンター長、精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を歴任。
がん患者とその家族のメンタルケアを専門とするサイコオンコロジー(精神腫瘍学)の日本での第一人者。クリニックでは薬物療法のほか、個人カウンセリング、家族・グループ療法、イメージ療法、マインドフルネス瞑想などの治療法に積極的に取り組んでいる。

「2019年 『がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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