フランス人は10着しか服を持たない (だいわ文庫 D 351-1)
- 大和書房 (2017年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479306504
感想・レビュー・書評
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久しぶりに再読。
10着は極端だけど、少ない服で質の良い物を着る、QOLを上げようと思えた本。
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「幸せとは欲しい物を手に入れることではなく、持っている物で満足すること」
P204 第9項参照
普段はあまり手に取らないタイプの本。
フランスの人々の“シック”な生活を参考にすることで
少しでも生活が豊かになる方法を教えてくれる。
とりあえず、著書を読んでみて思ったことは、
ここ最近着てない服を捨ててみようかなと思えたこと。
確かに自分の部屋や身の回りが物で溢れていると
傍から見た時幸せのように感じられるが、
実際は物の多さにストレスを感じる事の方が多い。
自分の身の回りの整理や無駄を省き、
芸術に触れ、心を豊かにすることで人生は、
大きな出来事は起きなくても些細なことから
幸せを見つけられ、感じられるようになることを
教えてくれた、とても良い本でした!! -
とても興味深い内容だった。
この本を読むことで著者と一緒に異文化を体験できるような本。
各項目ごとの最後に要点をまとめてくれていたのが良かった。
とりあえず私も服を捨てて整理してみよう… -
服やミニマリストに特化した内容かと思っていたら
それは一部のトピックであり、
QOLを上げて毎日をウキウキに暮らすための本でした。
アメリカ生まれの女性がパリに留学した際、
ホームステイ先で感銘を受けた
「シック」な生活について紹介しています。
近藤麻理恵さんの片付け本を崇拝する自分にとって、
ミニマリストの観点では目新しいトピックはあまりなかったですが
断捨離本の海外例として参考になりました。
▼沈黙は金
魅力的に見えるミステリアスな人になるために
多くを語りすぎないようにしよう
という話が一番印象に残りました。
「オープンマインド」って
自分のことをできるだけ沢山語ることでは
ないんだなと思いました。
自分も話しやすい人には必要以上のことを
喋ってしまいがちなので、意識していきたいです。
▼芸人さんのネタ思いだす
・面倒な家事や雑用も自分なりに楽しむ
・そのときやっていることを最大限に楽しむ
日常のありふれたことに喜びを見い出せば
毎日がハッピーになるよってことが何度も書かれていて
読んでいてあべこうじさんのネタを思い出しました
(「こんなときどうする」ってやつ) -
暮らし方がとにかくかっこいい
日常の中の幸せを見つけるのって1番心が豊かになると思う、そういう人になりたい
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1.自分の生活を見直したくて読みました。
2.物に溢れている社会になってしまい、周りは娯楽に満ち溢れています。テレビ、服、お菓子等、様々な誘惑がありますが、フランスの貴族ではそのようなことには一切興味を持たないのです。ではどのような生活をしているかというと、本や新聞を読んだり、料理を楽しんだりしています。つまり、人が健康で楽しく生きることに焦点を当てているということです。
物にまみれて生活することは一見豊かに見えますが、実はお金に振り回されているだけ、所有欲が無限に増えていくことに気づいていないことになります。本書では「上品で洗練された生活」を体験した著者が語る、豊かな生き方を紹介している本です。
3.「制限する」と考えると逆効果になってしまうので、別の目的ですり替えなくては所有欲は止まらないと思いました。また、テレビなどの娯楽は仕事の情報収集以外では使わなくした方がいいと思いました。私のクライアントが高齢者ばかりなので、テレビ文化が抜けていないため、どうしてもテレビを観ることは避けて通れません。ここが悩ましいところではありますが、、、
なんにせよ、まずやるべきは「自分が部屋で大切なものは何なのかを知り、それ以外は全部捨てることだと思いました。
思い切って断捨離します。 -
今更ながら読んでみた。
(何度も読もうとするも、図書館の返却期限で阻止されて…なんて、読む気が起きなかっただけで)
作者の、フランス文化への憧れの気持ちに共感。
高校生ごろから憧れていたフランス、もしくはパリジェンヌの生き方ってこんなだったなぁと楽しみながら読む。
日本の現代の消費的な生活とは違う、ある物を活かす生活というのか、そちらのほうが心も満たされるはず。忘れがちだけど、この本はそれを思い出させてくれる。
結局またも返却期限で(笑)返却せざるを得なかったので最後の2章分くらい読めてない!
手元に置きたいなと思う1冊。次読みたくなったら買おう。 -
アメリカ人女性が、フランスの文化に感銘を受け、生き方の指針を見つける、という内容。
ファッションの本かと思っていたけれど、違うと聞いて読んでみることにした。
自分にあった上質なものを身の回りに置く、というのは共感だし、フランスの価値観を知ることができたことは面白かった。
そしてポジティブになれる本なので、ベストセラーになったことにも納得。 -
フランスの全ての人がこの本の通りとは思えないが、自分のスタイルを確立しておくとブレずにかっこよく見えるのだろうと思った。今年の目標は自分の持ち物の定位置を決めることでいこう。