深川二幸堂 菓子こよみ (だいわ文庫 I361-1)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 93
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479306801

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟愛も和菓子作りも人情も一編一編それぞれほど良い塩梅に纏まっていて、心地よく読めました。これ一冊でもいい仕上がりだとは思いますが、続いて兄弟の生き様や新しい菓子作りなども見守って行きたい気分です。

  • 似たような話がいくつも出てるし、いくつも読んでるけどこれは良かった。正直、田牧さんのパクリ?とも思ったけど、
    お七さんも光太郎も孝次郎も人物像がしっかりしていて読みやすかった。
    シリーズ化したら、それはそれで嬉しいけど、この作品はこれ一冊の方が綺麗な気がする。

  • このごろ和菓子屋を舞台にした作品がいくつか見られる。
    この作品にも似たようなところがあるが、さてこれからどうなるのか楽しみでもある。
    同じ作者だから受ける印象が似てくるのは仕方がないが、シリーズとするのなら違いをはっきりさせないとつまらいなあ。

  • 知野みさきさん最近面白いなーと思っていたら、これはヒット!兄弟で下町に菓子屋を始めた。初めは二品から、次第に品数が増えていくのと、ちょっとふくよかな店員さんが菓子をおいしそうに食べるのが楽しい。シリーズ化してほしい!今までの知野みさきさんにはなかったけど、色っぽいところもよかった。おすすめです。

  • 10月はとてもいい本からスタートすることができました。知野みさき 著「深川二幸堂 菓子こよみ」、2017.11発行。兄弟で営む江戸の菓子屋を舞台に、極上の甘味と人情と、つたない恋の物語。大満足の読後感です!

  • 江戸は深川で菓子屋「二幸堂」を始めた
    兄・光太郎と弟・孝次郎。
    兄弟の絆と店を支える人々の温かさ
    甘味と人情、拙い恋を描いた時代小説。

    最近、本当に和菓子屋を舞台にした
    時代小説多いですね…
    和菓子好きなのでつい読んでしまうのですが。

    よく見るだけに登場人物が魅力的かが
    鍵になるかと思うのですが
    要領よく話し上手な色男の兄、光太郎と
    不器用な和菓子職人の弟、孝次郎の
    大火で人生を左右され
    お互いにわだかまっている
    上手く伝えられない想いが物語に
    深みを出していますし
    お店を手伝ってくれるお七が
    お節介で情に篤く兄弟共々大事にしていて
    とても好ましいです。

    甘酒香る薄皮饅頭(斑雪)や金鍔など
    出てくる和菓子は派手さはないのですが
    作る孝次郎の人柄がよく出ているというか
    孝次郎が餡を大事にしているので
    おいしいんだろうなぁとよだれが…
    恋愛も絡んできますが渋めで
    しっとりとしていて良かったです。

    綺麗にまとまっていたお話でしたが
    できたら続編が読みたいです。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    「餡子だけじゃつまらねぇ。菓子を作れよ、孝次郎―」深川で菓子屋「二幸堂」を始めた兄・光太郎と弟・孝次郎。ほんのり甘酒香る薄皮饅頭「斑雪」、桜の花弁を模した上生菓子「恋桜」、黄身餡が贅沢な「天道」と十四夜の月の如く控えめな甘さの「幾望」、柳の青葉が風情涼やかな錦玉羹「春の川」、薄紅色の白餡大福「紅福」。―不器用な職人・孝次郎の作るとびきりの菓子が、人と人を繋げ、出会いをもたらし、ささやかな幸福を照らし出す―。江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、つたない恋。兄弟の絆と店を支える人々の温かさに心震える珠玉の時代小説!

  • 2018年6月西宮図書館

  • はじめての作家さんだけど、兄弟で和菓子屋を始める辺りのエピソードがどこかで読んだ話のような印象でした。
    とはいえ全体の流れはとても魅力的できれい。個性的なキャラが揃っているし、最終話の締め方が巧みに思えました。
    凸凹な兄弟の恋路も甘いだけじゃないのがいい。子供キャラのセリフがすべて「ひらがな」表記で大変ツボに入りました。
    お七さんの餡好きな熱意がいつまでも見てて楽しいです。
    分かりやすく憎たらしいキャラは今のところいないので気軽に読めた。

  • 2018.6.30
    面白い

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著者プロフィール

1972年生まれ、ミネソタ大学卒業、バンクーバー在住。2012年『鈴の神さま』でデビュー。同年『妖国の剣士』で第4回角川春樹小説賞受賞。「上絵師・律の似面絵帖」シリーズでブレイクした注目時代作家。

「2018年 『江戸は浅草』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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