菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 158
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307105

感想・レビュー・書評

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  • 菜の花食堂シリーズ第三弾。
    美味しいもののお話であると同時に、頑張る女子のお仕事小説らしさも出てきたところが碧野さんらしい。
    謎に包まれていた下河辺靖子(しもこうべ やすこ)先生の私生活…というか、来し方が少しずつ明かされて行く加減もなんとも心憎い。
    大団円な感じもするけれど、これからが優希の本気のステージでもあるのと思うので、続いてほしいです!

    『小松菜の困惑』
    好き嫌いの多い息子に安くて栄養のある小松菜をたくさん食べさせたいと生徒さんにリクエストされ、料理教室で教えるほどでもない小松菜をテーマに取り上げる。
    専業で菜の花食堂を手伝うようになった和泉香奈(いずみ かな)。好き嫌いは無いはずの彼が、遠出の時のお弁当は作らなくていいと言ってきた。
    自分の料理のどこがいけないのかとショック。

    『カリフラワーの決意』
    新しい工房も完成し、いよいよ瓶詰ピクルスの製造販売を始める。
    まずは毎月行われる地元マルシェに出品してみることになった。
    優希は将来に向けてある決意をする。

    『のらぼう菜は試みる』
    菜の花食堂の野菜の主な仕入れ先は、地元農家の保田俊之(やすだ としゆき)さん。
    良い野菜を丁寧に作る傍ら、不動産物件もいくつも持っている。
    店子さんの面倒をよく見る保田さんは、まるで江戸時代の大家さんのようだ。
    優希と香奈はイベントを企画する。

    『金柑はひそやかに香る』
    優希のアパートの隣人が怪しい!
    異臭、物音…引っ越ししたいけど…

    『菜の花は語る』
    優希の新しい旅立ちと、靖子先生の節目。

  • 昨年に菜の花食堂シリーズの2作を読んで、ランチ営業だけの食堂を経営しながら料理教室を開いて、そして日常の謎を解く、一人暮らしの上品な女性主人公の話にほっこりしたのを思い出し、今月第3弾が出たのを見つけて早速買って一気に読み終えた。
    今回もほっこりする料理の話が展開しつつ、ミスマープル並みに日常の謎を解明するのだが、今回は家族に関する寂しい過去が暖かい感動の場面に変わる結末に幸せな気持ちになる。
    ハードな社会派ミステリー小説も好きだが、心温まる生活に密着した日常の謎解き小説も楽しい。

  • シリーズ第3弾
    今回も優しい料理と日常に潜む謎の解明。やっと工房ができ 菜の花食堂のスタッフも揃った。人が増え笑顔が増え優しさが増え出来ることが増えた。
    頑固な心がほぐれた後にはやわらかなあたたかさがじんわり広がった。
    ピクルスにジャムにレバーペースト。
    読んでるだけでわくわくする。
    すでに続編が読みたくてたまらない。

  • シリーズ第3弾。
    今回も楽しく読みました♪

    優希は会社を辞めて菜の花食堂に本腰をいれることに。

    そして、恋がうまれるのか?

    と、期待したけど
    特に何もなく読み終わってしまった。

    次に期待かな?

  • シリーズ最終巻。
    出てくるご飯はどれもおいしそう。
    先生の家族関係の秘密も明らかになる。
    これで終わりなのは寂しく思う。続編が出てくれたらいいなと思う。

  • 2019/4/6(土曜日)

  • 小松菜とピクルスがものすごく食べたくなった。

  • 「靖子先生、そういう謎を解くのが得意なんです。いつも、ちょっとしたヒントから真実を見つけてくれるんです」手を掛けたランチが評判の菜の花食堂を営む靖子先生はいつも、とびきりの料理と謎の答えと、明日へと進むためのヒントを手渡してくれる―。好き嫌いがないはずの恋人が手作りのお弁当を嫌がるのはなぜ?野菜の無人販売所の売上金が、月末に限って増えている理由は?小さな食堂の料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、あたたかくて美味しい大人気日常ミステリー、第三弾!

    ああ、このシリーズ、ホント好き!
    先生を中心に、菜の花食堂が大好きな人たちが集まっている、この雰囲気。
    本業とは別にお手伝いをしていた優希さんも、ついに本業として本格的に働くことになって、食堂もますます活気づいていく。こんな職場で仕事ができたら、幸せだろうなあ。

  • 好き嫌いがないはずの恋人が手作りのお弁当を
    嫌がるのはなぜ?菜の花食堂を営む靖子先生は
    いつも、とびきりの料理と謎の答えと、明日へ
    進むためのヒントを手渡してくれる…。

  • 軽いミステリー風味を付けたシリーズ小説の最終巻。収束に向けて段々と進んでいく、その予定協調が先読みできてしまう明快なものだった。
    テンポよく進めて読み切らせようという感じ?、最後には呆気ないくらいの仕舞い方だったが、まあ、これはこれで。
    楽しいシリーズでした。最後まで読んで良かった。

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著者プロフィール

碧野 圭(あおの けい)
1959年愛知県名古屋市出身。東京学芸大学教育学部卒業後、アニメ誌ライターやライトノベル編集者を経て、2006年、『辞めない理由』で作家デビュー。
代表作に、2015年に渡辺麻友主演でテレビドラマ化された「書店ガール」シリーズ、「銀盤のトレース」シリーズがある。

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