しないことリスト (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
3.60
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  • (40)
  • (5)
本棚登録 : 2018
レビュー : 187
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479307235

作品紹介・あらすじ

仕事と家庭を両立して、家も買って、

運動もして、流行も追って……



それができる人はそうしたらいい。

でも、そういうのが「うまくできる人間」ばかりじゃない。



京大卒・元「日本一のニート」が説く、

世界一人生をラクに生きるためのリスト。



これが、ラクを極めた人のゆるく生きる「キーワード」だ!

普段とのギャップ / お金と時間の互換性 /

4つのメモの取り方 / コンコルドの誤謬 /

炭鉱のカナリア / みんな頼まれたがり / 頭の中の小人に任せる / 人が変わる3つの方法 /

すべてはポジショントーク / 人間関係の上限値 /

「行けたら行く」という自由 / 「俺はもうダメだ」という儀式 /

損切りとつまみ食い / 丹田を意識する /

義務教育を終えたら余生 / 「完璧」のパラドックス … ect.

感想・レビュー・書評

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  • ▫️心に残った一文
    「人生はイワシと同じ。みんな人生に意味とか求めるけど、生も死も成功も失敗もみんなアクシデントに過ぎないし、そこに意味とか考えても後付けの結果論でしかない。だから、「あれをしなきゃ」「これをしなきゃ」に縛られず、自分の感覚の赴くままに好きに生きればいい、と僕は思う。」
    自分は原理主義に行き着きがちだ。何事を言われたら「それをしなきゃ」とすぐ感じてしまい、完璧を求めてしまう。適当に、自分の役立つことを取り入れて生きていく。そんか生き方をしたいと感じた。

    ▫️ためになった部分引用(多くなりすぎた...)
    ・「このままだとヤバい」という人は何かを買わせようとしている人か、自分に自信が無いから他人の生き方を否定しようとしている人だ。
    ・いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ。
    ・なぜしないといけないかが、自分でよくわからないことは、もうやめよう。周りに理解されなくても、自分で実感を持てることや自分のしたいことだけをやっていこう。
    ・大事なのは、他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観を持つことと、他人や世間のペースに無理についていこうとせず、自分のペースを把握すること。
    ・たぶん、「何がしたいか」「何をするべきか」を探していくのが、生きるという事だ。
    ・生き方という概念を広げておくと、心に余裕ができる。
    ・認識や考えが偏らないようにするためには、思考を頭の中でぐるぐる回すだけじゃなくて、ときどきアウトプットをするようにするといい。
    ・まっただなかにいる当事者にとっては特別で切実なドラマチックな悩みが、外の人から見ると単なるよくある話だったりする。
    ・友達は複数人持っておいた方がいい。友達が1人だけだと、その友達が間違っているのか自分が間違っているのか判断できないから。
    ・間違えた道を選んでしまった時は、出来るだけ早く引き返した方が傷は浅くすむ。自分の間違いを認めてやり直す勇気を持とう。
    ・成功というのは、結果ではなくそこに至るまでの過程のほうがが大事なものだ。
    ・がんばることもいいけど、それより一番いいのは「がんばらないでなんとかする」ということだ。
    ・仕事をするために人生があるわけじゃなく、人生を充実させるための手段のひとつが仕事であるにすぎない。
    ・努力をすることは別に偉くないし、無理に働き者になる必要は無い。
    ・だるさを単なる怠惰な気持ちとして無視するんじゃなくて、もっとだるさに敏感になったほうがいい。
    ・だるさを感じる時は、ちょっと休養したり、方向転換した方がいい。
    ・ストレスに弱い人の方が、状況のおかしさを1番早く察知できる。
    ・自分が他人の世界の中で取るに足らない存在であったり、他人の評価なんてどうでもいい。自分が自分自身の世界の中でそれなりに自己評価できるかどうかが重要。
    ・自分をわざわざ大きく見せることをしなくても、自然な自信を持てるような状態を目指そう。
    ・単なる情報を血肉にするには、他人の目意識して文章をアウトプットしてみるのが有効な手段だ。
    ・自慢しない方が、人に反感や妬みを買わないので得だ。
    ・たとえば、Aさんから見ると世界の中心はAさんなんだから、僕の存在なんて取るに足らないものだ。だから他人の価値観でダメな人間であっても気にする必要は無い。他人の評価なんてどうでもいい。自分が自分自身の世界の中でそれなりに自己評価できるかどうかが重要だ。
    ・ゆっくり十分に眠れない生活は、どこか生き物として間違ってるんじゃないかと思う。
    ・「ちょっと待って考えさせて」と口癖のように言う。
    ・メモを残すときのコツは、「未来の自分は他人だと思う」こと。
    ・どんな場所でも長期的に生き残るのは、「自分の嫌じゃないことを自分に無理のないペースでやっている人」
    ・自分の好きなものを淡々と作ってネットにアップしてると、ネット住民の間で「これは面白い」というのが噂になって広まって、そうすると出版社などがオファーしてくる、という感じだ。
    ・自分が好きなことをひたすら続けていれば、そのうちそれはどこかで繋がってくるものだ。
    ・興味のないことや嫌いなことを嫌々やる必要はないので、できるだけ自分が面白いと感じられることだけしよう。
    ・心が健康で余裕がある状態なら、自然といろんな新しいものに興味が湧いて、その時の自分に必要なものが面白く見えてくるはずだ。
    ・この世にあるものが何一つ面白いと思えない時は、それは精神か肉体が疲れ切っているということなので、少し休憩しよう。
    ・普段からちょくちょく休みをとろう。
    ・人はなにかものを考える時、「その時自分がどこにいるのか」という地理的な条件に左右されるものだ。
    ・人間はポジションを基礎にしてしかものを考えられないので、ポジショントークを肯定的に捉えることが大事。
    ・たくさんの人がそれぞれに世界を見て、ものを考えて、その意見を交換したりぶつけ合ったりして影響を与えあって、多様な物事が生まれて変化していくというのがこの世の面白いところだ。
    ・なにか対立があった時には、考えの違う相手を全否定するのではなく、どちらにもそれなりに言い分と事情があるということを想像しよう。そして、なんとかすり合わせができる部分を探していこう。
    ・同じくらい頑張っている2人の人がいて、一方がうまくいってもう一方がうまくいかない、なんてことはざらにある。
    ・少数のたまたまうまくいった例を一般化してはいけない。それは「極度の一般化」だ。
    ・自分の周りの大体150人くらいの人たちとの繋がりを大事にしていく。
    ・いい大人でも一皮むけば「あいつは嫌いだ」とか、「あの人に好かれたい」とか、すごく動物的な理由で動いてるものだ。
    ・人間が何を考えるかとか幸福を感じるかは精神的な問題に見えるが、実は「寒くない」とか「お腹がすいてない」とか、そうした身体的で動物的な条件に左右されてることが多い。
    ・人生において、本当にどうしようもないことや取り返しのつかないことはそんなにない。
    ・人間は気力や体力さえ十分にあれば、じっと何もしていない無為な状態に飽きてきて、自然と何か前向きなことをやろうという気持ちが湧いてくる生き物だ。
    ・「こうでなくてはいけない」とか「こうなるはずがない」といった思い込みにこだわるのをやめよう。世界は人間の期待通りに動く訳じゃない。「まあこれくらいで仕方ないかもしれない」「世の中こんなもんだしな」という曖昧な妥協も人生には大事だ。
    ・人が出たり入ったりする「流動性を保つ」というのが風通しの良い健全なコミュニティを維持していくコツだ。
    ・何かをする時は、「それがなんの役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。
    ・本を読むことで知識が増えるとか、スポーツをやると健康になるとか、そういうのは、それ自体に夢中になってやっていれば自然とあとからついてくるおまけみたいなものだ。
    ・基本はコンサマトリー(何かの目的のためにそれを楽しむのだはなく、それ自体を楽しむ)的に生きるのが幸せに生きるコツだ。
    ・長く人生を楽しむためには、仕事以外の何か「やりたいこと」を持っていた方がいい。仕事のために人生があるんじゃなくて、人生を楽しむために仕事があるのだから。
    ・仕事以外でやりたいことが思いつかない場合は、疲れているか、やりたいことに出会えていない。
    ・世界には一生が100回あっても経験し尽くせないくらいの面白いものがある。いろんな場所に行ったり、いろんな趣味を嗜んでみよう。
    ・なにか新しい趣味などをはじめるときは、それに詳しい先達に案内してもらうといい。
    ・他人というのは、自分の都合で好き勝手なこと言うものだ。人の話を真に受けて自分が失敗したとしても、その人が責任とってくれるわけじゃない。結局、自分の人生は自分で引き受けるしかない。
    ・嫌いな奴や合わないやつの言うことは、1割くらいしか気にしなくていい。信頼できる人や気の合う人の言うことでも、自分と価値観や人生が一致する訳では無いから、7割くらいで聞いておけばいいと思う。トータルすると4割5割、半分くらいだ。
    ・人の話なんて適当に聞き流しておいて、自分に役に立ちそうな部分だけ適当に利用すればいい。
    ・自分はもっと早く死んでもおかしくなかった。今の人生は余生とかおまけみたいなものだと思えば、どんな厄介事でも「人生は色々あるなあ」と思って楽しむ余裕も出てくる。
    ・宇宙から見ると人生なんでゴミクズみたいなものだ。どうせゴミクズなら後悔しないように好きなことをやって生きよう。
    ・思うようにならないのが生きるという事だし、適当に諦めて適当にゆるくやっていこう。
    ・どんな素晴らしい思想でも、原理主義は行き詰まりやすい。だから、理想を持つのはいいけど、ある程度のところで諦めたり妥協したりする「いい加減さ」があったほうが、物事は上手くいくものだ。

  • 誰にも簡単に出来ることがどうして自分には出来ないんだろう、どうして自分は人よりすることが遅いのだろう、という焦りが常にあって、それをどう今より良い状態にしていくということにこだわり、焦りがちな毎日だけれど、自分のペースを把握するとそのような焦りもなくなる気がして、少し気持ちが楽になった。

    相手がそんな適当な返事をしたら嫌だなと思うところもあったし、私は”こいつには何を言っても無駄だ”と諦められるようにはなりたくないかな。

    それとこの人はやっぱりプログラミングの習得や面白い文章を書くことを普通の人より少ない努力で出来る頭の良さがあると思う。
    本書を読んで、がむしゃらに努力して得た才能では無いはずだと思うので、そこは彼のかなりのアドバンテージで、誰にでも真似できることではないと思う。

    参考になる、気持ちが楽になる考え方が沢山あって、簡単に読めるし隙間時間や通勤時間などに気軽に読めるのが良い。

  • この本でブクログ知りました。
    怠け者と働き者、無能と優秀の掛け算が
    ああ、そやなあと思いました。
    全体的に考え方が私と似ているので楽しく読めました。

  • 一度きりの人生を、楽しみ、謳歌するためにはあれこれしなければならないと思っていたけれど、この本はその逆で、楽しむために「しない」ことを提案してくれる。
    あーなるほどと思うこともあれば、いやいやこれは自分には合わないなって思うこともあるけれど、どの項目も絶対的な考えとして押し付けてくるわけではないので気楽な気持ちで読むことができる。
    定期的に読み返して、今の自分に必要な部分を取り入れてほどよく気楽に生きていきたいと思える本だった。

  • やさしいひとだ。すごい楽になった。
    死ぬんだし、自分の雑念になるものは見ないし聞かない。

  • 「To doリスト」はよくあるけれど、その逆転的発想な「しないことリスト」をまとめた実用書。

    やるべきことを列挙されるよりも、「これはしなくていいんじゃない?」というアドバイスなので、気楽な気持ちでメッセージを受け入れることができた。
    特に「自分だけで独占しない」と「土日を特別視しない」が刺さった。一人だけで物事を抱え込むのではなく、何でもみんなとシェアするという心構えは、節約かつエコ、さらにムダな独占欲による争いを未然に防げるから、そういった思考で生きていきたいなと思った。また、土日だけでなく平日もちょくちょく休む奴だと周りに思われることで、自分がいなくても仕事が回っていく環境を作っていくということは、今すぐ実行したいなと思った。

    本書を読み終えた全体的な印象として、筆者のように『フツー』がうまくできなくてニートになってしまうような人間と、ぼくのようなセクシャルマイノリティ(ゲイ)は考え方が少し似ているのかなと感じた。筆者がより生きやすくするために編み出してきた処世術を、ぼくも自分のものとできるようにしたい。

  • 面白い本!
    ゆるーいテンポの本に見えるが、以外と
    しっくり腹落ちする。

    自我にこだわると自由は少なくなる。

    決まりに縛られる生き方
    vs
    縛られずに自由な生き方

    じゃなくて、時々の狭間に漂うくらいが人間らしい
    幸せな生き方なのかも知れない。

  • 悩んだり、落ち込んだりしたときに、読みたい本。
    いろんな生き方があっていいんだなと。

  • なんか、とても共感できた。

  • しないことリストというタイトルとは少し違う内容。「僕はこうしている、こうしてきた」のほうが正しい。

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