スタンフォードのストレスを力に変える教科書 (だいわ文庫)

  • 大和書房 (2019年10月12日発売)
4.29
  • (72)
  • (63)
  • (13)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 1366
感想 : 66
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784479307839

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ストレスを害であるという認識から、いいストレスもあることを事例を交えながら説明している本。
    価値観というものは、自分が大切にしていることというのにしっくりきた。ストレスは自分が大切にしていることが脅かされるときに感じるのもわかる。

  • 極端な言い方をすると、ストレスフルな人生を送っていると早死すると思っていました。

    しかし思いつく限りのストレスの害には、必ず例外があり、その例外は、マインドセットによってスタンダードにすらなるということがわかりました。
    また、その実験についても様々な人種、年齢、職業の人たちを対象に、莫大な人数で、様々なパターンでされていて、一定の信頼をおけると感じました。

    ストレスのない人生を送ることは不可能でも、心や体に起こるストレス反応によって、かえって力が湧いてくると思えれば、時に難しくても、それを知っているだけで、または忘れても、既にマインドセットされていれば、きっとしなやかに大きな問題を乗り越えたり、痛みと共により良く生きていけるのではないかと強く思えました。
    本書に出会えてよかった。

  • ストレスとは思われてるほど悪いもんじゃない…ということを訴えてます。
    …というように一行で済ますこともできる内容。
    う…ん、ちょっと悪く言い過ぎてるかな(汗)。
    ストレスという言葉を「逆境」に置き換えたら本書の言わんとすることがすんなりと腹に落ちるかと思います。……読み方が足らないかもですが。

  • 「ストレス」は、原始時代の名残の戦闘・闘争反応であり、体にとっては活性酸素を作り出す悪要因である。

    そういう理解がベースにあったが、この本を読むことで、そんな単純なものではなく我々を守り導く働きもあることが、様々な心理実験をベースに分かりやすく説明してくれる。

    これが全て腑に落ちた、というまでは至らなかったが、捉え方が変わるだけでも大きく役に立つと思う。

    この人の本は文章をとても分かりやすく書いてあるので、スタンフォード大レベルでないこちらの脳にも理解しやすい。
    しかし、大学でこういう授業やゼミを受けられるというのは、本当に幸せだと思う。

  • 『感想』
    〇本の中でも書かれているけれど、ストレスという言葉のみんなの定義が広すぎる。つらいことをみんなストレスという言葉に置き換えてしまう。

    〇つらさっていうのは、救いようのないただの苦行もあれば、先の明るさが見えている今の踏ん張りどころもある。

    〇ストレスを力に変えるということは、苦しいときにどう自分を見つめるかということ。負担がいつも同程度平均してくるわけではない。もしそうなら、楽しさや達成感も平均的にくることになり、それはもはや普通から突き抜けたものではない。

    〇この本は有名になってしまい、表面だけを見ると不幸を含めた苦しみが人を成長させるように思えてしまう。でも苦しみの元である不幸が大切なわけではない。

    〇そこは著者も言っているわけだが、本の構成的にストレスをどう力に変えてきたかを、様々なストレスを混ぜながらひたすら事例を積み上げている。正直ページ数を減らすことはできると思う。

    〇そして事例の間にストレスの違いや、力に変えるという本当の意味を入れているから、そしてそれがどこにあるか読んでいかないと分からないのがいけないと思う。

    〇要は勘違いされやすいから、まとめた要約本があるともっと本当に著者が言いたいことが世間に伝わるのかな。

    『フレーズ』
    ・ステレスに強くなるというのは、ストレスを感じたときに、「勇気」や「人とのつながり」や「成長」という人間ならではの底時からを、自分の中に呼び覚ますことです。(p.185)

    ・苦しむことじたいには、よいことなどありません。それに、トラウマ体験がすべて成長につながるとは限りません。苦しみによって成長するときには、成長の糧となるものはあなた自身の中にひそんでいます――それはあなたの長所や価値観、そして逆境のよい面を見つめようとするあなたの態度です。トラウマじたいは成長の糧にはなりません。(p.322)

  • この本は、ストレスをどう減らすかではなく、ストレスをどう捉えるかを考えさせてくれる一冊だった。
    ストレスは悪いものだと思いがちだけど、必ずしもそうではなく、受け止め方次第で力に変えることができる、という視点が印象に残った。

    動物にとってのストレスは命を守るための闘争・逃走反応が中心だけれど、人間はそれだけではない。
    挑戦に向かう力になったり、人とのつながりを深めたり、学びや成長につながったりする。
    この違いを知るだけでも、ストレスへの見方がかなり変わると思った。

    仕事のようにやりがいのある役割には、やはりストレスがつきものなんだと思う。
    むしろストレスがまったくない状態は、生きがいや張り合いまで薄れている状態なのかもしれない。
    そう考えると、ストレスを感じること自体を必要以上に否定しなくていいのだと感じた。

    特に心に残ったのは、不安やプレッシャーを無理に打ち消そうとしなくていい、という考え方。
    緊張しているときほど、それは自分が大事なことに向き合っている証拠でもあり、理解して受け止めたほうが良いパフォーマンスにつながる。
    これは仕事の場面でもかなり活かせそうだと思った。

    また、自分のためだけでなく、誰かのために時間やお金を使うことが心の豊かさにつながる、という話もよかった。
    忙しくて余裕がないときほど、思いやりや人との絆が支えになる。
    毎日の中で、誰かのために小さな行動をすることを習慣にしたいと思った。

    全体を通して、ストレスをなくすことより、味方につけることの大切さを教えてくれる本だった。

  • ストレスは悪い部分だけでなく、良い部分もあることが多数の事例や論文を用いて説明されています。
    ストレスはできるだけ回避しよう、という考えでしたが、ストレスにも良い面があるし
    ストレスを感じるような場面では、ストレスを力に変えてうまくやっていけば良いんだな、と思えました。

    以下、今後も思い出したい内容です。
    ・自分のための目標を追求するより、自分よりも大きな目標を目指した方が健康状態が良く幸福である
    ・思いやり、奉仕活動 ストレスがかかっている状況で、助けになる
    ・苦しんでるのは自分だけではない
    ・緊張でドキドキして呼吸が速くなるとき、体が私にエネルギーを与えてくれてると信じる

  • ストレスに対する捉え方を変えるだけで、成長に繋がる。
    単純なポジティブシンキングとは違う、丹念な説明と感動的な体験談とで理解できる内容。

    ストレスは確かに辛いけれども、逃げるよりも利用するのが勝ちということかな。

    2021/10/26読了

  • 本屋で見つけ、なんとなくふらっと買った本
    この本を読むまで読書を殆どしておらずだったのが、この本に出会えた事で読書に開眼したきっかけの本


    ストレスは悪だ、と思われていたのをそれを力に変えるようわかりやすく説明してくれている本です

    おっ!という発見もかなりあり、ここ重要!というところは太文字でわかりやすくなっているので要所をささっと読みたい人にもわかりやすいかと思います

    大変読みやすかったので同著者の自分を変える教室も読みました。ここでもストレスを力に変える事にも触れられています

    ストレスを力に変えるのざっくり要点だけ読みたい方は自分を変える教室の方が良いかもしれません

  • 「ストレスは害になるが、ならない場合もある」
    これまで、ストレスは身体に悪く、避けなければならないものだと信じてきたので、この気付きは新しいものだった。避けるものではなく、役立てられるもの、すぐに実践することは難しいかもしれないが、心に留めておきたい考え方だと思った。

  • ストレスホルモンは悪者では無かった❗️ネガティブな感情を抱える人に届いて欲しい。

  • ストレスへの考え方がガラッと変わった。きちんとそのストレスと向き合い、何故それを感じているのかを理解すれば、別にストレスも悪い物ではないし、むしろ成長のためには必要不可欠な物であることが分かった。

  • 大切な1冊になりました。
    人生の教科書となりました。

  • さて、これからどんなストレスに向き合って行こうか?

  • ストレスは付きもの
    ストレスをポジティブに捉えれば長生き、満足感

  • またじっくり読みたい本

    考え方でストレスホルモンが変わる
    ストレスは役立つ

  • 過去のトラウマやストレスへの捉え方を変える一助になってくれる一冊。

    大きく2部構成で構成された本書は、まず1部で「ストレスは悪」とする考え方に一石を投じてくれます。
    考え方ひとつで脳の反応が変わっていく様を科学的視点からしっかり解説してくれます。

    さらに2部では、ストレスを否定して遠ざけるのでは無く、それを受け入れて進むためのマインドセットを養わせてくれます。

    個人的には全編通して非常に面白く、文庫サイズで文字量も多い為に苦戦するかと思っていたがかなりスムーズに読めた印象。
    何度か読むことで思考をさらに強固に定着させたいと思われてもらえるいい本だった

  • ストレスに対する見方を大きく変更してくれる。ストレスは必ずしも悪いわけではない、というマインドセットを持つというシンプルな方法で、とても前向きに「ストレス」を受け止めることが出来るという気持ちになった。紹介されている方法も試してみたいです。

  • ストレスを感じた時に立ち返りたいと思える内容。ストレスによって私たちは強くなれる。それは自分のこれまでの経験からも納得できた。ストレスによって、勇気を出すことさえもできる。科学的根拠をもとに、考え方が重要だと再確認できた。大きなトラウマのような出来事があればいいわけではないが、それが起きてしまったときに、どう捉えていくかでこの先の生き方が変わる。落ち込んだまま再起できない人生を自分から選ぶ必要はないと思った。

  • 友達から勧められた本。ストレスは悪いものと思っていたけど、良い部分もある。

全51件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

スタンフォード大学でヨーガ、心理学、健康な背骨のためのクラスなどで教える受賞指導者。心身科学や健康運動のリーダーであり、ヨガ、フィットネス、ヘルスケア専門家のための教育やティーチャートレーニングに貢献している。『International Journal of Yoga Therapy』の編集長であり、『YogaJournal』や『IDEA Fitness Journal』などに記事を頻繁に執筆している。
マクゴニガルのウェブサイト:http://www.kellymcgoniga.com

「2014年 『ケリー・マクゴニガルの痛みを癒すヨーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケリー・マクゴニガルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×