精神科医が教える すりへらない心のつくり方 (だいわ文庫)

  • 大和書房 (2022年1月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784479308966

感想・レビュー・書評

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  • すっごい心癒される本だった。

    何かに役立つとか精神的に考えさせられるとかではないけど、読み進めて行くたびに語りかけられているようで心が落ち着く。

    本の処方箋とたまに聞くが、自分の心を落ち着かせる、許せるようになる本だと思う。最後のコメントが本当にホッとする。

    繰り返し折を見て読みたい本。

  • 仕事が辛すぎて心がすり減った時に本屋さんで見つけました。まさに今の自分にぴったり(笑

    よく頑張りすぎはいけないと言いますが、頑張ることしか知らないので頑張らない方法が判らない。
    そんな私と頑張りやさんのあなたに贈る問題解決への第一歩が本書です。

    難しいことは書いてないのに、実際にやろうとするとなかなか出来ない。自分で自分の首を絞める考え方を少しずつ緩めていく事が大切だと感じました。

    なかなか自分を大事にする余裕なんてないし、仕事をしてれば突然背後から槍が降ってきたり、頭上から弓矢の雨が降ってきてズタボロになります(笑
    でも、槍や弓矢に気をとられずブレない自分を大切に育てていこうと思いました。

    疲れてしまったあなたへの、よいきっかけになりますように。


  • 最近特にストレスを感じるようになったので手に取った一冊。

    後ろ向きな考えを改善できるストレッチはぜひやってみたいと思った

    また、相手の助力をつい遠慮しがちだったが、それが相手の気分を害することがあるとは考えもしなかった。
    適度に頼ることも覚えていきたいと感じた

  • 完璧主義者で弱みを人に見せたくないという人には最適な本だと思う。上手く弱みを見せながら、ストレスを溜めすぎないようにできることで、人生がうまくいくのだと感じた。我慢しすぎてどんどん辛くなりそうな時に、少し気が楽になった。

  • ○日常生活で役立ちそうなヒントが多く含まれている。

  • すぐに取り掛かれる心のほぐし方、マインドリセットの方法が書かれていた。
    ちょっと自分とは違う考え方かな?自分には出来ないかな?と思うような記述もあったけど、そういうのもひっくるめて「そういう風にも考えられるのか!」「なるほど」と思わせてくれる。
    心のストレッチをしたい時に読みたい。

  • 別に病んでるわけではありません
    でも、毎日毎日、仕事や人間関係に頑張ってると ふと…手にとってみたくなる本です。『読むと何だか元気になれる。
    明日も頑張ろうって思える。』そんな一冊です。どんな事にも『感謝』を忘れず、気になることも『まっ、いいか☺️』と思おう!

  • だれかの体験談を、一般化した内容ではなく、精神科医が医学的に解説してくれるところが良かった。

    例えば
    落ち込みやすいかそうでないかは自己認知の違いであり、成功体験をした後に自己認知のレベルが上がるか、失敗したときに上がるかの違いとの話や、
    しんどく思える仕事は小分けにすることで、達成感が感じられ、脳の報酬が得られるので、モチベーションが保ちやすいなど。

    自分とは一生付き合っていくしかないが、自己の性質への理解を深めることが出来る良本です。

  • 挿絵がかわいかった。

  • さくさくっとすきま時間で読めます。
    ポイントがわかりやすく書いてあります。
    メンタルが整った気がします。笑顔でいよう!

  • 人の目を気にして生きている自分にとって、抜け出すためのヒントになる一冊でした。

  • ・「自分ができること」だけに目を向けよう

  • 人間は1日に45,000回ネガティブなことを考えるらしい。人の脳は外っておくとネガティブになる。これは生きるために仕方のないことなので自然とやってしまうものだと捉えておくと良さそう。

    そして私はと言うと、ネガティブなことを考えることがあまりない。
    もちろん、会議の前やコーチングの前など緊張はメチャクチャするが、「人事を尽くして天命を待つ」と考えているため、自分のやれること、やるべきことはやった、後の結果は天に任せるのみと考えて自分ができることに集中している。
    そのため結果的に「こうなったらどうしよう」のようなネガティブなことを考えることが少なくなった。

    また上手くいかなかったことを頭の中で反芻してしまうことはよくある。特に私の場合、考えればもっとうまく対応できたのに、考えずに発言や行動をしたがために「もっとこうしたら良かった」と思う場合は後から何度も何度も反芻してしまう。

    その時は一度内容に向き合い、振り返り、そして考えるの終わり!と自分の中でというか声に出し思考を終わらせる。

    その結果なのか、寝る時にネガティブなことを考えているというか覚えていることがない。
    布団に入った瞬間に考える事を3つ決めている。
    1、将来の自分や家族のありたい姿
    2、自分のビジョン
    3、今日のグッドアンドニュー
    特にニューの部分に苦労を出して出し、グッドに入る手前で寝てしまうことも多々ある。

    ただ寝る際に毎日毎日このことを考えるとネガティブなことを考えるキャパがない。この習慣をおそらく15年位しているため、私自身の自己肯定感、自己効力感、自己確信などが培われていったのかと本書を読みながら感じた。

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    ジャンル:自己啓発・マインド
    出版社:大和書房
    定価:814円(税込)
    出版日:2022年01月15日

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    保坂隆(ほさか たかし)
    保坂サイコオンコロジー・クリニック院長、聖路加国際病院診療教育アドバイザー

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    flier要約
    https://www.flierinc.com/summary/3006

  • 二進も三進もいかなくなった時 「貴方の願望を凝縮した単語を口癖のように唱えていると、単語の本質や性質に応じた状態や環境が、貴方の生活に顕れてくる」 脳が刺激を受けてからアチセルコリンが分泌されるまでには 自己成就予言によって思いがけない解決策を発見できる可能性も高くなります そこにあるのは主観的な視点だけで、客観的な視点がないから このように劣等感情やマイナス感情がきっかけで湧き上がるモチベーションを「ブラックエンジン」と表現します 自分を憐れんで涙を流すのも、所謂カタルシス(精神の浄化)の一種です。 「生きてるだけで丸儲け」からとった「いまる」 これは「悩み」という思考が「全身に受けた衝撃」で弾き飛ばされて起こっています ストレッチ体操で、同じような衝撃を脳に与える…というわけです。 先に「なりたい自分になっておく」日記 カタルシス効果 自分が抱えている悩みや悔しさを口に出すと、それだけで心が浄化される 女性は男性よりもストレス耐性が高い 思考が可塑性に富んでいる 「柳に雪折れなし」の逆で、「木強ければ折れやすし」でしょう。 特にオフィスで”D軍団“の言葉を連発するのは甘ったれもいいところです 困難を克服しようとする気持ちや力を奪う行為を「勇気挫き」と言いますが、それとは逆に、「勇気づけ」という行為もあります。 社会的承認欲求が満たされていないのかもしれません 様々な芸術家は、孤独の中で自身の芸術を創りあげました。幸運の女神は、厳しい孤独の時間を耐え忍んだ魂に微笑んだと言っても間違いないでしょう。

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著者プロフィール

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
聖路加国際病院 診療教育アドバイザー。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て、聖路加国際病院リエゾンセンター長、精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を歴任。
がん患者とその家族のメンタルケアを専門とするサイコオンコロジー(精神腫瘍学)の日本での第一人者。クリニックでは薬物療法のほか、個人カウンセリング、家族・グループ療法、イメージ療法、マインドフルネス瞑想などの治療法に積極的に取り組んでいる。

「2019年 『がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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