ルワンダでタイ料理屋をひらく (だいわ文庫)

  • 大和書房 (2024年9月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784479321033

みんなの感想まとめ

異国の地でタイ料理屋を開くという挑戦を通じて、人生の再出発を果たすシングルマザーの物語が描かれています。ルワンダに移住した理由は、ただ息子と幸せに暮らしたいという純粋な思いから。開業の道のりは決して平...

感想・レビュー・書評

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  • なぜ、ルワンダ?なぜ日本食でなく、タイ料理?
    面白そう、と思い手に取りました。

    30歳シングルマザーが5歳の息子を連れルワンダへ。タイ料理屋を開く。人生に行き詰まりを感じていた時、旅行で訪れたルワンダに惹かれたかららしい。

    お店を開くと言ってももちろんそんなに簡単ではない。タイ料理はそんなに詳しくはなく、一から勉強してからのスタート。お店の改装で業者にぼったくられ、逃げられ、と災難は続く。従業員を雇うのにも一苦労。国民性の違いがあるから仕方ないと思う。ルワンダ人は「ノー・プロブレム!」と言ってとにかくゆっくり。それに比べ日本人はとにかくせっかち。そんなんだから合うはずもない。ルワンダ人VS日本人のやり取りが面白かった。読んでると、日本人のせっかちってなんだろう…。もっと穏やかになれないものか?と笑ってしまった。苦労も絶えないけどお店が5周年を迎える頃には、スタッフとも上手くやっていて、売り上げも上向き。そしてスペイン人との間に女の子を出産。怒涛の5年ですね。
    人生をリフレッシュするためとはいえ、ルワンダに移り住むという発想がまず凄いと思ったし、とにかくパワフルですね。

    1994年に起こった大虐殺のことも触れてます。そういえばそういうのがあった気がすると思い出した。その当時は子供だったからよく分からなくて、ただルワンダで悪い事が起きているぐらいにしか思ってなかったと思う。この本を読み何があったのか分かると悲しくてしょうがない。大虐殺で生き残った子供達が今のルワンダを占めている。大人たちは大半犠牲になったから。こういう歴史を知れて良かった。私は世界の事何も分かってないなと痛感しました。

  •  30歳シングルマザーは、「あなたの人生これでいいの?」という心の声に導かれて5歳の息子とリフレッシュのために旅行したルワンダとの出会いが「人生を変えたのである」。

     飲食店の経験も、経営者としての経験もない著者は日本のタイ料理教室で少しばかり勉強して、タイ料理店をひらくために5歳の息子とルワンダへ。どう言い繕ってもぶっ飛んでいる!

     首都キガリでの物件探しから、新しい日本人オーナーに事業を引き継ぐまで。廃墟を再生し、最強ワード「ノー・プレブレム」しか言わない求職者を面接し、レシピを読めないシェフとメニュー作り。とんでもない日常、苦労が、第三者(僕のこと)からは面白すぎる。

     ルワンダ大虐殺に翻弄された人々の悲しみと向き合い、日本の常識が通用しない人々と格闘し、コロナ禍に苦しみ、スペイン人との間に新しい子を授かる。空前絶後、怒涛の8年間。一時は投げ出しそうになったお店はその後繁盛し、スタッフは見事に成長していく。

     最後に著者はこう書きます。「選択肢があること。それを自分で選び取れること。それは、世界の一部の人にだけ許されていることなのだと、ルワンダが教えてくれた。持って生まれた特権を、あなたはどう使うのか? 誰のために使うのか? 」 

     自分の人生これでいいのか? と悩める人々へ。本書を読んで、自分の人生を選び取りましょう。

  • アフリカで人生を変える!異国の地での開業は波瀾万丈!日本の当たり前は通用しない、何事も「ノープロブレム」な従業員たち。想像以上に過酷で珍なエピソードに私は驚いてばかりでした。自分らしく幸せになるために、新たな挑戦をしたくなる一冊。

    1994年の大虐殺を経験し、家族を失い、貧しさの中で生き抜いてきたルワンダの人たち。まさに"生きていることが奇跡"だったんだよね、、、とても大らかに見える彼らのバックグラウンドは壮絶で衝撃でした。

  • まず装画、挿絵がかわいい!「日本人がルワンダでタイ料理屋」、どういうこと?と思って読んだけど、作者は「ただ息子と幸せに暮らしたい」ためにルワンダへ移住したと書かれていて驚いた。でも、あとがきで書かれているように、自分の人生なのだから他人に説明して分かってもらう必要なんてないんだよね。自分の幸せのために、とにかく動きつづける姿勢が素敵だった。あと、印象に残ったのはやはりルワンダ大虐殺の話。恥ずかしいことに正直ほとんど知らなかったけど、今からたった30年前の出来事で、残酷で苦しい。ルワンダの人々の強さも印象的に描かれていたけど、貧しさゆえに選択肢がなく、時には無理矢理にでも前を向いて生きるしかない人たちを、日本のような豊かな国に生きる自分は何か言える立場にはないなとも思った。

  • 自転車に乗れるようになってから乗ろう、じゃ一生乗れない

    序盤のこの言葉に尽きるなぁ

    なんでもやってみよって思ったし
    自分は何に落ち込んで、何に迷ってるのか
    日本に生きるが故の、今を生きるが故の悩みなんじゃ無いか?
    自分の物差しで見えてるか?って、
    改めて考えさせてくれる本やった

    あとがきも良かった

  • タイトルと表紙の情報量が多すぎて、なんとなく面白そうとたまたま手に取った本書だったが、最初から最後までとても楽しく読ませていただいた。大当たり。

    レストランを開業するにあたり、文化的背景が異なることで業者や従業員との間でトラブルが絶えず、正直序盤は自分もイライラ分かるな~などと思いながら読んでいたが、現地の人々と積極的にコミュニケーションを取りながら乗り越えていく著者の姿を読むうちに、どちらがいいとか悪いとか単純に決められるものではなく、それは自分自身の価値観に基づくもので、無意識に決めつけてジャッジしてしまっていたなと反省した。著者のコミュニケーション能力が素晴らしい。

    自分の中でのルワンダといえば正直ジェノサイドの印象しかなく、それ以降のことも知らなかったし追うこともしていなかった。不安定な情勢の国が多いアフリカ地域の中、実はとても治安が良いということや現地の人々の様子など、現在のルワンダについて知ることができ、自分の中のルワンダ情報をアップデートできたのも良かった。そして、スタッフさんとのエピソードや、皆が一丸となって奮闘する姿に元気をもらえた。頑張りたい時に読みたい本。

  • タイトルを見てルワンダってどこ?なんでそこでタイ料理屋さん?と興味をそそられて読んでみた。
    それまでの常識が通用しないし想定外のことが起きるし大変なことばかりだけど、全力で物事に向かっている姿が格好よかった。
    あとがきにどうしてルワンダでタイ料理屋さんを始めたのかの理由が書かれていてなぜそうしたかものすごく納得した。自分が同じ状況に今後なったとき自分はどうするのかちょっと楽しみ。

  • 元リクルートのシングルマザーが、5歳の子どもを連れてルワンダでタイ料理屋を経営する、もはや冒険譚。ルワンダの国民性、「働く」と「プライベート」の線引きの無さ、地域皆で子育てをする空気感…何もかも日本と違う。
    毎度カルチャーショックを受けながら方向修正していく作者の胆力は素晴らしい。
    外国を知る読み物としても面白いし、キャリアに悩むワーママの背中も押してくれる本。

  • 大手企業を退職し、ルワンダに移住、レストランを開業、、、なんて行動力のある方でしょう!
    違う価値観を持つ現地の人を雇い、悩みながらも雇い主として彼らを教育していくのは想像を超える大変さだったと思います。
    それを投げ出さず、その国の事情も鑑みた上で前進していく著者は本当にタフな方だと思いました。

  • 本屋さんで偶然手にとって購入した本。大当たりだった。幼児を連れたシングルマザーが、ルワンダで廃墟同然の建物を改装してタイ料理屋を開く奮闘記。とにかくルワンダ人との常識の違いがすごかった。

    「カーペンターや水道技ウィや電気技師、ほぼ全員の不正。
    従業員に対してすら、できない油断。
    トラブルシューティングで終わっていく毎日。
    ルワンダの人との成り立たない会話。
    違いすぎる文化。
    埋まらない溝。
    守られない約束。
    募る徒労感。
    自分のやっていることに時折湧いてくる疑問。
    儲かっていない、という現実。」

     だが、次第にスタッフとの信頼関係もできてきて、ルワンダのよさもわかってくる。逆に日本の常識の滑稽さや歪みを感じるようにもなる。
     また、1994年にルワンダで起きた大虐殺で家族を失った人、孤児となった人から直接話を聞くところは、胸に突き刺さった。そしてその後、ルワンダは二度とそんなことが起こらないように、皆で頑張っているのだ。

     私も、読みながら怒ったり笑ったり泣いたりしながら、少しとはいえ、ルワンダを感じることができた。

  • シンママ、心の声に従って、幼い息子を連れてルワンダでタイ料理屋を開く! もちろん、のんびりゆったりなルワンダ人とは軋轢の連続。それでも心が通じてくると、彼らの笑顔の奥にある、94年のルワンダ虐殺の鮮明な記憶が見えることも。やがて、CORVIDもやってきた。まるで物語のような細腕繁盛記。後半は少し思いの丈が多いけど、全体は楽しく読める。

  • 小気味いいドタバタ劇が主線だが、ルワンダの歴史的な事情やコロナ禍での苦しさなども描かれていてしっかり考えさせられる内容になっている

  • 私の読んだ版が検索に出てこないので、表紙と出版社がちがうけど本の題名と著者はあっているのでこれでいいとするか。なんともパワフルで行動力のある女性だ。しかも幼い子連れのシングルマザー!会社勤めのときにやりたいことが特になかったという人と同じ人とは思えない勢いで、ルワンダ移住を決め、そこで経験もないタイ料理の店を始めることにした。そこからタイ料理の作り方を習い、疑問があればタイに教えを請いに行く。もとリクルートに勤めていたわけだからお金はあったのかな。旅行で行ったルワンダがあまりに素晴らしいところだったということもあるだろう。それにしてもルワンダといえば昔虐殺のあった国で、その事情についてもかなり触れられている。現地の人を雇っているわけだから様々な悲惨な経験談を聞いている。ルワンダの人は強いという感想が何度も出てきた(と思う。少なくとも2回。図書館に返してからこれを書いているので記憶がすでに曖昧)。しゃかりきになって働いていたが、ビジネスで騙されたり文化の違いがありすぎたりで一度はすっかり落ち込んで止めることにしたが、ちゃんと立ち直って元気になった。いわゆるスーパーウーマンではないが、やはり背水の陣という状況になるとビジネスのアイディアや管理の仕方などとことんまで考えるのだと思う。助けてくれる友人知人や子供を見てくれる文化にも支えられて今ではおしゃれでリーズナブルなレストランが繁盛している(と思う。毎日何らかのトラブルが起きるらしいから、その後どうなったかわからないが、筆者のことだからたくましく乗り切っていることだろう。)

  • 現在地方の小さな町に住んでいる。
    東京(まあ町田ですけどね)から来てだいぶ長くなるが、まだ慣れないことがたくさんある。
    コーヒー屋さんで芋をもらう。
    おしゃれカフェで大根をもらう。
    アメリカンダイナーでミントの株をもらう(枯らしましたすみません)。
    仕事の関係者はほとんどがお互い面識のある人たちだし、車は歩行者を無視して走り過ぎていく。
    そして地域の祭りのために運動会の日程が変更される。
    来た当時はカルチャーショックまみれだった。
    何よりも、初対面の人から必ず「どこから来たのか」「なんでわざわざ東京から来たのか」と聞かれるのが面倒だった。

    ******

    著者は、誰もが知る華やかな会社に勤めるシングルマザーだった。安定した会社を突然辞め、そしてなぜかルワンダに移住する。タイレストランを開くために。

    なぜルワンダ。
    なぜタイ料理。

    ルワンダはかつて旅行で訪れた時に「住むならここだ」と思ったらしいのだが、レストラン経営のノウハウも料理の知識や経験もないまま、知人を頼って幼い息子さんとともに彼の地に渡ってしまうのだ。
    すごいパワーだ。

    ルワンダについて知っていることはほとんどない。
    かつて大変な悲劇が起きたことと、アフリカ大陸のあのへんにある(コーヒー産地マップに載っている)こと、くらい。
    本書が書かれた当時では、あの悲劇を乗り越えるために国民が心を合わせて「忘れないための努力」を続けていたのだそう。国民性自体はとても穏やかで、けっこうのんびりしているのだとか。
    だからこそ、ルワンダ流のあれこれに慣れるまでの著者の悪戦苦闘ぶりがこれでもか、と畳み込むように描かれるのを読んではあんぐりと口があく。

    ルワンダはごく一部のエリートを除くととても貧しい国で、手持ちのお金がほとんどない人たちがたくさんいて、仕事に対する意識もまるで違うのだそう。高等教育を受けた人であっても仕事があるとは限らず、内陸部で流通にコストがかかるため輸入品は案外高いとかで、著者は店を開くために借りたスペース(廃墟)を何とか整え、働く人を雇うだけでも日本では考えられないハプニング続きで疲労困憊。
    読んでいると思わず笑ってしまうエピソード満載なのだけれど、限りある資金で商売を始めようとしている著者にとっては胃が痛くなる日々が続いたのではないだろうか。

    そんな中、人のいい素朴なスタッフたち(行動は私たちから見ればぶっ飛んでいるが)や友人に支えられ、タイレストランは開業を迎えて常連さんもできては来たが、経営はあまりにも綱渡り状態。
    もうやめよう、と決心した頃に奇跡のような変化が現れる。しかし訪れるコロナ禍。

    ルワンダでの驚くようなエピソードが波状攻撃してくるところは続けざまにパンチを喰らうような小気味よさだが、独自の歴史や文化や社会を持つ人々の中で共生していくということについてしみじみと考えるひっかけになった。文体が軽くとても読みやすい。
    「よむたび」というシリーズの一冊らしいので、旅好きなら手に取ってみると楽しいのではないだろうか。

    ******

    来た当時は戸惑ってばかりだった私も、すっかり当地の文化に慣れた…とは言いきれないけど、馴染みになったお店に近くで取れた果物をお土産にしたりして、なかなか適応しつつあるのでは。
    その地の文化を知ってそこに参加するかどうかは主体的な選択だとは思っているが、それが楽しいことであるならば飛び込んで損はない、そんなふうに思う。

    追伸:こないだはカエルの絵がラベルに描かれた日本酒の空き瓶をくれてありがとうございました>某馴染みのお店の利き酒師さん

  • 「読んで旅するよんたび」シリーズは、NYに続いて2冊目。こちらもおもしろかったです。
    本編に加え、巻末の「おわりに」「文庫化によせて」で著者が語られていたことも更に良かった。

    幼い息子と二人だけで移住ってだけでも勇気がいるのに、初心者同然で異国にタイ料理屋を開くなんて!
    その決断も行動力も「すごい」としか言いようがない。

    ルワンダでの新生活は出だしから「何だその状況は!?」って、思わず問いただしたくなるような日本ではあり得ない事態ばかり。予測不可能。
    つくづく日本での常識が異次元に思えました。

    異国でお店を開店し、新型コロナ感染症のパンデミックを乗り越えてきたこと。経営に関してだけじゃなく、スタッフとのコミュニケーションを通して感じたことや見えてきたもの。良い意味で自分を変えていったこと。
    その気づきや考え方に、元気をもらえる。
    躊躇してきたことに、一歩踏み出す勇気をもらえます。

    そして、あるスタッフの言葉が心に残リました。。
    そのマインド、口癖の背景があまりにも壮絶で予想外すぎた。
    そもそも人って、自分の常識と知識の範疇でしか想像できないもの。知らず知らずに決めつけていることって多いんだろうな。

    様々なカルチャーショックとともにラストは深い感慨があり、読んで良かったと思えました。
    「異国が舞台」「軽やかな表紙とのギャップ」
    この感覚は、以前読んだ「JKインドで常識ぶっ壊される」に近い。

    これから何かを始めたい人は、楽しく読みながら何かしら心に響くものがあるのではないかと思います。


    【抜粋】
    『盗まなくても、嘘をつかなくても、脅さなくても、裏切らなくても生きていけるなら、それは必ずしも、心が清いってことじゃない。そういう場所に生まれたっていうことなんだ。』

    『人間万事塞翁が馬。失敗だと思っていたことが成功になることもあるし、短所だと思ってたところが、長所に変わったりもする。そして、その逆もしかり。状況が変わるとルールも変わる。目の前の事象に一喜一憂しても、しょうがない。今は今できることを淡々と、着々と、やっていくしかないのだ。』

  • 何度も読みながら泣きそうに。普段あまり読まない分野の本だったけど、読みやすくてルワンダ文化にも少し触れられて嬉しい。もっと海外のことを知りたいと思えた。
    ルワンダは、ホテル・ルワンダでしか知らなかったので、、、今は治安が良いとのこと、全く知りませんでしたし意外だった。

    自分の人生については、自分で納得できていれば、周囲の人に説明できなくてもいい。というあとがきが、印象的でした。

    アイ・シンク・エブリシング・ウィル・ビー・オール・ライト

  • タイトルに惹かれて読んだ。自分で行動を起こすことの大変さや苦悩が見えたと同時にその大切さや凄さも感じられた。自分の人生は人に説明できる必要は無い。気に入った。人生の選択で、ワクワクする方、ましてや何となくで決めるのもありなんだなと思った。

  • 内容としては、隙間時間に軽く読める本。本の最後の方に記載のある著者自身の、丁寧な言葉で綴られた振り返り箇所を特に興味深く拝読。特に、自分にしか出来ない仕事がないのではないかと悩んでいた筆者が、ルワンダという異国の地で、そういう自分だからこそ何がしかを成し遂げ、自分を少し好きになったところが勇気をくれる。場所を変える、というヒントをこの本からもらった。

    印象に残ったフレーズ・ワード:
    「らしさ」は、アウトプットからしか見えてこない。
    自転車に乗れるようになったら乗ろう、では一生乗れないのだ。
    選択肢があること。それを自分で選び取れること。
    人生は、自分さえ納得していれば、他人に説明できる必要はないということ。
    他人の価値観で生きるほど、人生長くない。
    魂がSOSを出してくれているうちに、しっかりと向き合おう。
    秩序ある社会に守られている中で、どう折り合いをつけるか。

  • 冒頭から勢いがすごいのでこれは誰!?なぜそうなった!?などと戸惑ったものの、首尾一貫して勢いがあり、これがこの著者らしいのだなと段々好きになってくる。もう少し説明がほしいような点もあったが、テンポが速いので飽きさせない。
    ラテンアメリカや東南アジアについては本を読むことがあったがアフリカは初めてで、仕事の仕方の日本とのギャップが桁違いかもしれない。この本を読んだ後、日本の街を歩くと働く人々の熱心さに新鮮に感動できる。スローリースローリーラーニング、アウトプットが大事、道は後にできるなど心に留めたい言葉も多い。読んでみて良かった。(あと、著者プロフィールを知る前に内容的にあの会社の人かな?と思ったら当たっていた)

  • 大分時間をかけて読了。

    働き始めて慣れないことを覚えるのに必死で自分の夢も忘れていたけど、この本を読んで海外と関わる様なことをしたいと自分の根幹に立ち戻れたし、やりたいことはやってみるものだなと感じられた。

    また、ルワンダについてあまり知っていることがなかったが、人柄や国の歴史、暮らしなどについても本を読むことで学ぶことができた。人柄も暮らしも日本とはかけ離れているけれど、各々の特徴にもいいところや悪いところがあって、自分が譲れない部分によって居心地の良さが変わるんだなと感じた。

    最後に、心に残ったフレーズ

    「アイ・シンク、エブリシング・ウィル・ビー・オーライ」

    虐殺孤児イノセントのセリフ 

    内戦後大変な思いをしてきたイノセントが言う言葉は能天気とかではなくて、生きていれさえすればなんとかなるはずだっていう「生」を感じるもので胸に響いた。

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