あなたの隣りの“狂気” 正常と異常のあいだ

  • 大和書房 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784479390503

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  • 太宰治はいつも死ぬことばかり考えていた。だから現代の日本人に人気がある。
    分裂症に限らず、精神疾患はなぜ起こるのか。その有印を見極めるのは極めて難しい。遺伝、環境を十分に分離、特定できないから。
    ある線を超すといかに疲労感を強く気が滅入っても眠れなくなるのである。さらに食欲は低下し、体重も低下する。疲労を感じてるにも関わらず、眠れないために疲労はさらに蓄積し、集中力や興味を喪失し、自分を責め、死への願望に傾いえてくことがうつ病。
    不安も病の基本的気分である。そしてうつと不安の共存はじつに多いものである。
    不安とう月分はストレスに対する基本的気分だ、と考えている。また不安とうつ気分は合併するとともに移行可能なものであり、不安がまず商事、万成果するとう月分になる。体の疾患の場合でもまず不安が生じてから、うつの気分になる。
    現代はうつ病になりやすい執着気質者は生きづらい世の中になっている。
    自分をあるがままに見つめ、受け入れる力、つまり自身。かつての対人恐怖に悩んだ人々にも自信はなかったが、そこにはなんとかそれを得よウする意志が見られたが、今やそのような意欲ははじめから放棄している感がある。そして言われのない劣等感だけが全面に浮かび上がってくる。

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著者プロフィール

1945年新潟県糸魚川市に生まれる。1968年東京大学文学部心理学科卒業。1976年横浜市立大学医学部卒業、東京大学付属病院分院神経科勤務。1986年国立精神・神経センター精神センター精神保健研究所室長。1994年町沢メンタル・ヘルス研究所開設。1998年立教大学コミュニティ福祉学部教授。現在は精神科医・医学博士、町沢メンタルクリニック院長。
専攻は思春期・青年期精神医学/社会病理学・異常心理学/心理療法・犯罪学。
主な著書として、『ボーダーラインの心の病理』(創元社)、『成熟できない若者たち』(講談社)、『ボーダーライン』(丸善ライブラリー)、『閉じこもるフクロウ』(朝日新聞社)、『あなたの心にひそむ』(PHP研究所)、『こころの健康辞典』、『心の壊れた子どもたち』(朝日出版社)、『臨床心理学』(医学書院)、『ぼくの心をなおしてください』(幻冬社)、『ADHD』、『心の健康ひろば』(駿河台出版社)、『人格障害とその治療』(創元社)。

「2012年 『多重人格とボーダーライン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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