13歳は二度あるか―「現在を生きる自分」を考える

著者 :
  • 大和書房
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  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479391234

感想・レビュー・書評

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  • 14歳と9ヶ月です / 私は小説がとても好きですが、説明文などは苦手です。しかしこの本はとてもわかりやすく、それでいて深いと思いました。私は昨年の四月に14歳を迎えて以降、「脳死」のことを頻繁に考えてきました。あと一年で「臓器提供カード」を持つことができるからです。この本の「実際に死ぬ直前までくると~」などは、とても参考になりました / 本当に素晴らしい本です。もちろん全てをもろ手を挙げて賛同することはできかねますが、それこそ吉本氏の言う「個人としての個人」でしょう。

     以上は「読書メーター」さんに投稿した感想です。吉本隆明さんには以前から興味がありました。吉本ばななさんの小説を少しだけかじっているからです。また、図書室にお二方の対話本があり、それを少し読んだ際に(文字通り「少し」です。立ち読みでした)、ばななさんはさることながら、隆明さんの発言が印象に残ったこともあります。この時、親子で物書きであったことにも驚いたことを憶えています。
     この本を読み、吉本隆明さんは本当にしっかりした考え方を持った方だということがわかりました。なるほど、『サウスポイント』ができるはずです。……『TUGUMI』も読んでおかなければ。

  • 大方の内容は忘れてしまったが、新聞を読め・・は強く心に残っている。
    ことに、現代において・・。


    一部、「そりゃないだろう」と
    いただけない部分もあったので
    しっかり自分を持って読んでほしい一冊。

  • いいんだが、根拠のない自論があるところが気になる。
    それが科学的なら許せるがそうでもない。
    統計的でもない。
    哲学ならば、その結論に至った経験か論理が欲しいが、特にない。
    そうなると、ただのボヤキにしか読めなくなるのが残念。

    具体的には、『一歳までの母の愛情がー』とか。

  • 中学生向けに書かれている本だが、大人が読んでも面白さを感じる本。
    書かれていることは、ごく当たり前のことを言っているように思うが、その当たり前のことを説明しようとすると、出来る様でなかなか出来ないことに気付く。作家ってすごいなーと感じる本だった。中高生の頃に出会っていたい本。

  • とてもわかりやすい言葉でとても大切なことが書いてあった。
    わたしは23歳だけど、今この本を読めてよかったなあと思った。
    大人でも誰でも、心のどこかに13歳のままの自分はいる気がする。

    もし将来子どもを持って、その子が13歳になったら勧めようと思います。

  • (「MARC」データベースより)
    社会、経済、歴史の真実を見抜く目をもて。世の中がひっくり返るような出来事がこれから起こらないとは限らない。いま何を見るのか、どう読むのか-。吉本隆明が中学生に語る、「現代」を生きるということ。

  • 吉本隆明の本ははじめて。ずっと読もうと思っていたのですが。

    分かりやすいです。はっとさせられる。
    いいことややるべきことを書いてあるビジネス本はいっぱいあると思いますが、文学を専門にする人が書く言葉は訴えかける力が全然違います。

    戦争に対しての考え方はいろいろあると思いますが、戦争を知らない世代の人たちは、知っている世代の人の文章を読むべきだと思いました。

    ふむふむとなるほど、と読み進めていきましたが、最後の方になって私とは考え方が違うと思うところがあって、苦しくなって泣きながら読みました。誰かと議論していて分かってもらえなくて泣く、という感じ。最近小説を読んでもほとんど泣くことはなかったのですが。

    そこまでさせる文章力がさすがだなーと思いました。
    13歳は二度ないです。でもなかなか13歳は手に取らないだろうなー。

  • 個人としての個人。
    家族の一員としての個人。
    社会的な個人。

  • まさに、13歳の頃にこの本を読みたかったです。
    少なくとも、働きだす前に。

    もくじをざっと読むだけでも、いいと思います。
    「社会」とか「宗教」とか、「政治」とか、
    考えないとと思うんだけど、よく分かんなくて…という人や、
    中高生、手に取ってみてほしいです。

    こう考えたらいいよ。という本ではないですが、
    「こうやって考えてみよう」「じゃあこれを調べてみよう」と、
    はじめるきっかけは沢山教えてくれる本だと思います。
     

  • 大切なのは、今の時代のすがたを自分で判断することです。
    新聞は毎日読むこと。
    自分の知識や教養がどんなに貧しかったとしても他人のいうことをそのまま真に受けるのは良くない。自分なるに考えて判断するのが一番良い。
    人間は自分が生きた時代を引き受けていくしかない。

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