- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479391494
感想・レビュー・書評
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アウトプットのためにインプットする。とても読みやすい本だった。
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思考法についての本を読んだ方がよかったかも。
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ストレッチは伸ばすという意味。知識も自分がこれと決めた事に関して伸ばしてあげる。身体と同じこと。意識してゆっくり伸ばしてあげると運動能力が上がると同じ。
ストレッチの方法は色々、ひと夫々、ブログを書くのもその方法のひとつのようだ。
この本で参考になった点は、ある分野に関して数時間で詳しくなりたかったらその分野の新書を五冊前後読むこと。実践してみたいと思う。 -
3原則
・インプットは必ずアウトプットを前提にする。
・うまくいった方法を取り入れる。
・己を知る。 -
◎自分のことを怠惰と思っている人こそ、自分の意思だけで何とかしようとするのではなく、自分の性質と環境を利用して、「続けざるをえない仕組み」を作ってしまったほうがずっと効率的で、しかもラク。
◎知的ストレッチの基本3原則
①インプットは必ずアウトプットを前提にする
②うまくいった諸先輩の方法をドンドン取り入れる
③己を知る
インプットとアウトプットの量をイコールにしていく!
■読む
◎本を読んで深く租借するのが目的なら、書き込みは本の余白に直接したほうがよい
◎黄金の5分間
「まとめて再読」があるのとないのとでは、その後の読書力は30倍くらい違ってくる。
■構える
◎引き出しのインデックス
・「企画メモ」
ふと思いついたアイデア
・「外出時」
ハンカチや携帯電話
・「領収証」
・「引継ぎ」
必要書類
・「よく考えてみよう」
雑誌・新聞の記事や、メモ。
通勤時や休日の1時間でこれの解決のための時間をとる(これができるかどうかで仕事の出来が全く違ってくる!)
・「捨てがたし」
近い将来に役立ちそうなものをあまり考えずにほうりこむ
・「保証書/トリセツ」
・「電子辞書」
・「文房具」
・「注文予定」
・「もらった名刺」
・「地図/お店」
・「後で読む」
これを活用ができるかどうかで知性の進歩が全く違ってくる!
・「ネタ」
企画や執筆のひらめき
■考える
◎疑問
1行でもいいから、メモの変わりに疑問をブログに書いてしまってはどうか。
仮説やひらめきを書き留めておく、と言うのも、知的ストレッチにおいてはとても有効。
無理をせず、1行でいいと割り切る。
◎メモの取り方
①メモしたら、その裏側には絶対にメモしない
②だらだら書かず、数単語程度か、図式化して記す
③メモはできるだけ一元管理する
④記憶力に絶対的自信がないひとは、常にメモ帳と筆記具を持ち歩く
◎効率的な情報整理
・安くシステムが構築できること
・分類の仕方は、最低でも30ねんは持つやり方
・30秒以内に探し出せるか
・取っておくか捨てるか軒順はアウトプットするかどうか
◎インプットとアウトプット
インプットの続きにアウトプットが出てくるのではなく、アウトプットが前提になっていて、そのためにインプットがある。
◎アウトプットの本質は説得力
何かについての報告をまとめるには、4つの要素が大事。
①情報収集
②分析
③解釈
④評価
■疑う
◎マスコミの思考回路
本当に自分の発言に対して責任を取る覚悟があるのか、というと、そんなことはまったくないと言い切ってよい。
とりあえず「危険だ」と言っておいたら、、リスクは少ないうえに、これなら職業的に倫理を問われることもない。
◎動物保護の欺瞞
捕鯨を禁止するがゆえに、海中では鯨の数が増えて大量のいわしを食べてしまうので、いわしの値段が高騰していると言う問題が実際に起こっている。
ある現象に警鐘を鳴らすこと自体は事実なのだけれども、そのために別の恐怖にふたをしてしまう。 -
定位置として、
・企画メモ、・外出時、・レシート、・引き継ぎ、・よく考える、・捨てがたし、・文具類、・あとで読む、等々の引き出しを用いると良い -
情報科教員MTのBlog(『知的ストレッチ入門』を読了!!)
https://willpwr.blog.jp/archives/50894584.html -
アウトプットを先に見据えてインプットせよ。とのこと。
何かについて報告をまとめる要素
・情報収集
・分析
・解釈
・評価
1日もかかさず、日記という形でアウトプットしていた、土佐日記を呼んでみたいと思った。 -
09179
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(S)
知的生産力を効率的に伸ばしていく方法、を解説した本(本書の冒頭に書かれた文そのまま)
読む、構える、考える、創る、書く、疑う、決める、という章構成になっており、それぞれの章で筆者の今までの経験から得られたテクニックや心構えを具体的に説明している。
後半はだんだんと既存のマスメディア批判に偏った論調になり、テクニックとはかけ離れているが、小気味良いリズムで綴られる文章はすんなりと読める。
知的生産という言葉がなんの説明もなく使われているが、筆者が想定しているのは文章を書くということが、知的生産とほぼ同義に使われている。いわゆる物書きのためのテクニックが紹介されているので、そうでない人には直接的には参考にならない。
しかしながら、序章で紹介されている「知的ストレッチの基本3原則」は普遍的なものであり、誰にとってもためになる。