- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479391784
感想・レビュー・書評
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特に。
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たくさん本を読もうと思って、早く読んでしまいがちなので、ゆっくり考えながら読むクセをつけたい
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電通で長く勤めたあと、内閣府の調査研究所に籍を持つ袖川芳之氏による著作。
同じような広告業界などで働くクリエイター向けの本だと思われます。少なくとも一般的なビジネスマン向けではないと感じました。
線の思考とは、「時間とともに順番にあらわれてくるものを認識する」能力。論理性や客観性などを含んでいる。
一方の面の思考とは「一瞬にして把握する」能力。感性、主観、個別性などを含む。
思考のアプローチは面→線→面→線の流れがよいと紹介されています。
主観と俯瞰、マクロとミクロ、抽象と具体を繰り返すことは、これまで幾度となく注目されてきた考え方です。
残念ながら私には本書のオリジナリティが分かりませんでした。
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自己啓発
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・線:論理と順序、面:感覚と瞬間。
第1章 世の中は2つの思考でできている―「線の思考」と「面の思考」(退屈知らずの人生を歩むために
脳は現実を2通りに捉える)
第2章 自分の思考パターンを捉え直す―偏りに気づく7つのチェックリスト(人の思考はどちらかに偏っている
ロジカル・シンキングには限界がある)
第3章 自分の頭で考える道具を手に入れる―ひらめきをアイデアに変える4ステップ(ゼロから考えるための土台づくり
4つのステップで思考の精度を高める)
第4章 他人にわかりやすい伝え方を身につける―線と面のコミュニケーション術(なぜ、自分の考えはなかなか人に伝わらないのか)
第5章 読書レベルを上げて独学力をつける―線と面の読書術(自分を超える本の読み方
6つの読書術で自分の考えを整理しよう
読書ノート+3ノートで、読んだものを自分のものにする) -
蔵書→処分
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「線の思考は論理と順序」「面の思考は感覚と瞬間」
内容に共感・納得できるところはあまりなかったけれど、読書術については示唆があったかな。
・目前の情報と全体の俯瞰で読む(P.157)
・全体の構造を把握する(P.165)
・線を引くときには、自分がその本の内容を後で人に話すと仮定した時に、「線を引いたところをつないでいけば全体を話せる」と思えるところに引いていきます(P.167)
どうしても目前の情報に思考が向いてしまい、本の全体・そしてその構造からの位置を考えることは少ない。
本の構成というのは、著者が考え抜いたうえでのものだと思うので、それを考えて本の内容を理解すると尚理解が深まるだろう。 -
作者の掲げる思考法の解釈と診断、実践。
各章ラストの1Pまとめのみコピー保存。チェックリストは面人間(6/7個)
【得たこと】線と面という思考概念。思考法の補足位置においた。 -
固定観念を打ち破り、新たなアイデアを思いつくため、線の思考術と面の思考の両側面から考察するというもの
本書の中で、どちらの思考パターンが多いか分析したり、パターンの例が挙げられているが、極端に感じてしまい、あまり共感できない