「思考」を育てる100の講義

  • 大和書房 (2013年8月10日発売)
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感想 : 89
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784479392477

作品紹介・あらすじ

人気理系作家による、思索に「深み」を与えるヒント。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

思考を深めるためのヒントが詰まったエッセイ集は、日常の中での気づきを促し、さまざまな視点からのアプローチを楽しむことができます。著者は、自然からのインスピレーションを大切にし、オリジナルな発想を育む方...

感想・レビュー・書評

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  • ●明日死ぬと思って行動し、永遠に生きられると思って考える
    ●歩き始める前が、一番疲れている。
    ●人工よりも自然を観察する方が、オリジナルが得られる
    ●春は暖かさが楽しく、秋は涼しさが嬉しい

  • 最初にタイトルを100個決めて、全部決まってから本文を書き始めるというスタイルで書かれたそうで、共感したり、言葉遊びに笑っちゃったり、なるほどな~なんて思わされたり、良くも悪くも100個分のエッセィを十分過ぎるほど堪能させて頂きました。

    正直、これだけで結構おなか一杯になりました。他にも100シリーズ何冊かありますが、しばらくは小説の方を楽しませてもらおうと思います。

    森さんの創作のネタは自然から得ているというのに驚きました。この辺りはもうちょっと詳しく知りたかったです。他の著作に書かれているならば、それを真っ先に読みたいくらいです。

    あとは、ガイドブックに載っている風景とかグルメを目当てに出かける事を「確認作業」という言葉で表現していたのが個人的にツボでした。

  • この本とよく似たタイトルで、著者の「常識にとらわれない100の講義」という本があり読みました。タイトル・構成・コンセプトは、全く前回と同じだとバレバレですが、どうしても手に取り読んでしまいます。モノの見方の視点が、一般解とは違っていて面白い。面白いという感覚を持つのは、「私自身もそう考えたりすることがある」が、そこまで堂々と意見を表に出してくれてると嬉しいという感覚かもしれない。だから面白いというより共感なのかもしれない。著者の考え方の中心は「合理性と抽象性」だと思います。一見すると矛盾する2つの考え方ですが、これが両立しているところが不思議な思考の世界を創っているとも思えます。
    29番目の講義「はっきりしない人間になろう」という項がある。そこからの引用です。
    人間の「深み」という言葉が示す通り、魅力のある人、尊敬に値する人、凄い人というのは、計り知れない。現実も、いったいどこに本質があるのかはっきりと見えないものである。物事を簡単に断定しない慎重さこそ「深さ」であって、意見を絶対に変えない頑固さが「浅さ」になる。
    「ぼんやりしていろ」というのではない。「簡単に決めるな」ということである。

    そういわれると「深い」と感じてしまいます。

  • 森博嗣さんのエッセイにハマった時に読みたくてたまらなかった一冊。
    ちまちま読み進めてようやく読み切った。

    どハマりしてた頃に読んだら一日で読み終えると思うけれど、今はハマっていないし、活字の本を読むことがとんと減ったので中々内容が入ってこなかった。

    相変わらず「おぉ」と納得したり、自分にはない視点に驚いたり、それを取り入れようとしたりする心の動きはあるのだが、今回初めて「この部分ほんとにエッセイでなんの学びもないな」と感じるページがあった。
    エッセイって、基本作家のお喋りだから、学びがあること前提ではないんだけどね。
    今まで森博嗣さんのエッセイを読んでて、学びにならない部分が無かったので、今回はそこが新鮮に感じられた。
    と言っても、本作で書かれているように、受け取り手、つまり私の感性が鈍くなったからそう感じただけなのかもしれない。
    でもエッセイ本って学びを第一の目的として読むものじゃないから、読んで楽しかっただけでいっか。

  • 理系の人の合理的考えが書いてある。
    エッセイ的な短文が100個。
    「思考を育てる」というか森さんの趣味嗜好が知れるといった感じ。
    まぁまぁ楽しく読んでいたけど、子育てのところでひどくがっかり。
    恐れを教えるために、3歳までは力加減しながら叩いてしつけた?
    自由を知るには支配が必要だという考えのもと、ディズニーランドに夫婦だけで行って子供たちは留守番?
    意味不明〜。これ本にしていいの?

  • ちょっとうーん、って感じ
    偏るし、まあエッセイって自分のこと書くものだから当たり前だけど
    その偏りが合うか合わないかだけな気もする

  • そーだよねー、ふーん、へー、という感じ.
    どういう感じかは、読む人次第だな.そんなこと言ったらどんな本でもそうやけど.今の私には大きな感動はなかったけど、昔の自分が読んだらためになったと思う.

  • 執筆活動を引退されたので、てっきりもう新しい書籍は出ないのだろうと思ってリサーチ対象から外していたら……本が出ていたとは!
    この数年、知らなかった自分が悔しい!!

    本は相変わらずのモリヒロシ節が炸裂していた。
    ツイッターを「ツイッタ」と読んでいるところや奥さんを「僕の奥様(あえて敬称)」という表現を読んで作者の文体の感覚を思い出した。
    揺るぎない芯があり、他に惑わされずに自分を持っている。そして、優しい。本によると作者を「上から目線だ」と批判する読者もいるらしいが、私はその奥にある優しさを感じて読んでいると何処か温かな気持ちになる。
    作者の作品はどちらかというと小説よりもエッセィの方が好み。普段エッセィはあまり好んで読まないのだけれど、作者は例外だ。


    大人になって失っていくものを考えた6章は今いちばん心に響いた内容だった。
    大人になればひとつひとつの行動に責任が伴うけれども、それでがんじがらめにならずに、時々は振り返って今自分が何を作り出しているのか自問していきたい。
    7章にある「~やすい」という言葉に流されながら生活するのは楽だが、それが一種の「退化」であることも胸に留めておこう。
    そしてこの先、79、81、82章は将来の方針になりそうだ。私も同感。親の価値観を子どもに植え付けることが良かれと思っての行動だとしても、その子の可能性や考える行為までをも摘んでいるように感じる。その先は子どもが考えることだ。

    思考を育てよう。

    考えろ。
    考えろ。
    自分。

  • この世にはいろんな考えを持ったいろんな人がぎゅうぎゅうしてる。
    別に全てを分かり合えなくていいから、そうゆう人がいるってことを知っとけばいい。

    あとはシンプルに、ただシンプルに生きたい。

  • 土を買ったってとこ、吹き出してしまった。
    森氏いいなぁ。

  • 誰かがなにかに不平不満を言っている場面というのはとても学びが多くて、この著者さんはそのなかにある「種」の分類が鮮やか。
    「思考停止」というのはどういうことかが、31番目のトピック「感情的になるな、というのではなく、感情で観察を遮断するな、である。」に書かれています。
    感動の魔法の半分以上は自分が持っているということを、あの手この手で述べられる。この100本ノックが気持ちよくてたまりません。

  • ●「易きに流れるな」というのが一貫したテーマと見た。

  • 消費するだけの人生。
    何も生まないし、繰り返すだけ。
    ルーチンワークに生きている。

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  • 「思考」を育てる100の講義   森博嗣

    ・「表現」とは、他者を説得する行為
     であることを忘れないように。

    ・人生は確かに競争だ。 それは、
     主に自分と戦う、という意味である。

    森博嗣さんの言葉たちは、
    シンプルで感情的狭雑物が無いとうか、
    なんか好き。
    そして、この方は自宅の庭に手作りの
    6分の1サイズ蒸気機関車を走らせて
    自分で乗っているらしい

  • 【印象的なタイトル】
    ・明日死ぬと思って行動して、永遠に生きられると思って考える
    ・ときどき、自分はなにを作り出しているか、と考えてみよう
    ・意味を求めることの無意味さをときどき考えよう
    ・情報と広告は違うものか?
    ・感情的になるな、というのではなく、感情で観察を遮断するな
    ・自由を教えるには、まず支配すればいい

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • 勉強にもなるし、ハッとさせられるし、笑ってしまうところもある。
    読んで絶対損にならないし、得だらけなんだけど、みんなに読まれても困るので、人には薦めない。

  • 様々な人に視座に触れる事は大事だなと感じさせる一冊.
    ・死に物狂いで頑張ろうという時,大事な事は引き際である.
    ・ときどき,自分は何を作り出しているか考えてみよう
    ・「十分な説明がない」とは,ただ「反論の糸口が欲しい」という意味である.

  • 思考が育ったかはよく分からないが、森先生の考えていることの一端に触れて楽しかった。
    2017/6/3

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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