人狼ゲーム~人事の悪夢~

著者 :
  • 大和書房
3.26
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本棚登録 : 91
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392538

作品紹介・あらすじ

売上高35億円を超える急成長中のベンチャー企業。
その社長の座が、「人狼ゲーム」の結果に委ねられた。

残された社員8人は、戸惑いながらも「人狼ゲーム」に巻き込まれてゆく。
主人公・一ノ瀬悠は、頭はいいが、ゲーム好きの気の弱いオタク男子。
システムエンジニアとして秀でた才能を持ちながら、社内で急激に発言権を強める専務の城殿政孝からパワハラを受けていた。

このゲームで「社長の座」を当然、手中にしょうとする城殿、それを絶対に阻止したい一ノ瀬。
うずまく社内の人間関係、ねじれる社内ヒエラルキーの中で、人間の本性があぶり出される。
これは「人狼ゲーム」か、それとも「パワーゲーム」なのか……。

150万ダウンロード!『人狼ゲーム』No.1アプリ公式ノベル化。
多数決の本質とは何か。ヒエラルキー、消去法の落とし穴とは何か。
人狼ゲームのテクニックだけでなく、社会の仕組みまで疑いたくなる
究極の心理戦エンターテイメント。

感想・レビュー・書評

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  • ■あらすじ
    とある会社の社長が亡くなった。
    社長の遺言は、「人狼ゲームの勝者に社長の椅子を譲る」。
    社員8名、本気の騙し合いが始まる!

    ■人狼ゲームとは
    市民グループと人狼グループに分かれ、お互いを追放しあうゲーム。
    配役は配られたカードで決まる。
    市民になりすました人狼が最後まで残れば人狼の勝ち、人狼を見破り追放すれば市民の勝ち。

    ■感想
    面白かったです。
    ゲームのポイントがわかりやすく解説されていて、ゲーム未経験でも人狼探しを楽しめました。
    また、ゲームの合間に登場人物達が見せるドラマも良かったです。
    ちらりと入っていた色恋話には、にやにやしてしまいました。

    人狼ゲームは様々な追加ルールによりどこまでも複雑になりますが、本作は簡単なルールのみで、ゲームの入門本としてもわかりやすかったです。ちょっとやってみたくなりました。

    ■めも
    キャンペーンに当選しました。

  • まるでカイジを読んでいるかのようなドキドキの心理戦。人間の醜い部分が上手く描かれている。人狼ゲームをプレイしてみたくなった。

  • ブクログの献本に当たりました!これから読みます⭐
    読了。
    ライアーゲームの一つを切り取って本にした感じ。
    こういう心理戦は、倒すべき敵がいると盛り上がるなー。
    もう少しゲーム参加者人数を増やして、長期戦にした方がよかったかな。
    ちょっと物足りない感じがしたし、深沢社長のオチも読めてた。
    ただ、題材としては映画化向きだと思うので、
    もし上演されたら見に行きたい。

  • 言う程、面白くなかった。やっぱり人狼ゲームは生死を賭けた心理戦をして欲しいなと思った。役職も少ないしありきたりだし、ふーんという感想。高木さんがもっと手強いと思っていたのに特に何もなかったし。何故こんなにも評価が高いのかわからない。

  • こういう心理ゲームは好きだけど、やったことがない人狼を題材にした小説。
    ゲームの雰囲気が感じられたのは良かったが、人間関係の要素も混じって、純粋にゲームの面白さを感じるものではないかな。一応、セオリーとかも記述されてまるけど。

  • 「人狼ゲーム」ではいかに他人を欺くかが大切だ。
    相手の心理を読み、推測し、市民側ならば生き残ることを。
    人狼はいかに疑われずに市民だと信じさせるかを。
    そして多重人格者が誰が人狼か見極めることを。
    占い師はいつ自分の立場を明らかにするかも重要だ。
    騎士は誰が襲撃されるかを予想し守らなければならない。
    ゲームが進むにつれそれぞれの性格が剥き出しになっていく。
    社内で通用していたパワーゲームも「人狼ゲーム」ではなかなか上手く作用しない。
    誰が人狼かわからない状態での駆け引きは、そのまま自分が生き残れるかどうかに直結する。
    「人狼ゲーム」を知らない人にもわかりやすく、無理なく読み進むことができるだろう。
    それぞれの役職がすべき役割についても物語の中で説明されるので、戸惑うことも少ないかと。
    限られた時間の中で誰を追放すべきか、誰を占うべきか、誰を守るべきか。
    そして誰を襲うべきか。決断しなければならない。
    次期社長の座をかけてのゲームともなれば、より一層手段を選ばないゲーム進行となる。
    普段はけっして口にしない思いも、それまで秘密にしてきたことを暴露することも、ゲームに勝つためには躊躇しない。
    「人狼ゲーム」とはどういうものなのか。
    物語を読むとよく理解できると思う。
    それだけでなく心理戦の場面など物語としての面白さもある。
    軽く読めてしまう物語なのでガッツリ読書をしたい!人には不向きかもしれない。

  • 人狼ゲームファンです。
    軽く読めるので、人狼に興味がある人なら
    さらっと読んでみてよいかも。

    実際のゲームとは異なれど、ある種のチーム戦の部分や
    心理面の影響度あたりは通じる部分もあると思います。

    会社人事という、厳しいけどホラー的残忍さのない
    テーマに落とし込んでるところも好印象。

  • 城殿は嫌な奴だったなぁ こんな人いるんだよ。一ノ瀬はオタク気質かと思ったらなかなかのリア充感がある。内容はライトな感じで読めますよ。

  • iPhoneやAndroid用の人狼ゲームサポートアプリを開発した著者による作品。

    社長の亡くなった会社の後継を遺言で「人狼ゲーム」によって決めようというぶっ飛んだ設定もそうだが、全体的にガバガバな小説という感じ。

    狼、多重人格、占い師、騎士が各1人の9人戦ということもあって、狼側の戦略が限られていたり、ゲームそのものよりも会社での人間関係の話ばかりで狼をあぶり出すようなジリジリとした感じがほとんどない。
    人狼ゲームそのものの魅力を描き切れていないのが本当に痛い。残念。

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