心は少年、体は老人。

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 26
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392859

作品紹介・あらすじ

人間は好きに生きてよいが、他人に迷惑をかけてはいけない。問題は何を持って迷惑か、ということである。「週刊朝日」『池田教授の机上の放論』待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

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  • 「ホンマでっか」の番組でレギュラーをする
    生物学の博士池田清彦氏の近刊。
    どう見られるか?などと、野暮な考えはなく
    いつも、独特の発言に驚いたり、納得したりと
    昆虫採集が大好きな先生。

    日本でもっとも過激なリバタリアンと
    自分を称する先生。
    連載したエッセイを再編集しての一冊。

    本業は昆虫生態学である先生が
    同調圧力に騙されない変わり者が世界を変えると、
    物言わぬは腹ふくるるわざなればとばかりに
    政治的な意見を雑誌に書いたり、出版しはじめて
    気がつけば、そっち方面の本と本職の本
    どっちが多いか、、、、という状況。

    切れ味すっぱり!
    気持ちの良い池田ワールド、鑑賞あれ。

  • 最近テレビでよく見かける池田清彦教授による週刊朝日に連載したエッセイを再構成してまとめたものである。
    昆虫が専門の生物学者だということまでは知らなかったが、生物学的に世間を見るからか面白いエッセイがいくつかある。
    特に面白かったのはがんの話だ。池田教授曰くがんで死ぬよりもがんの手術で死ぬ方が多いというものだ。がん治療をしても、しない場合に比べて大して長生きはできないと言うことで、池田教授はがん検診はもちろん健康診断も受けていないということである。健康至上主義で医者の金儲けのために医者に行くのはごめんだということである。
    確かに、チューブにつながれていて意味なく生かされているというのがいいのか、という議論は簡単なようで難しい。
    また、考え方はリバタリアニズムに最も近いと本人が言っているが、格差の問題は改善すべしと言っていたり、大学生は三分の一にしろと言ったり、ちょっと過激に見えるようだが、もっともだとうなずける見方が面白い。

  • 面白かった

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著者プロフィール

1947年生。生物学者。早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の立場から科学論、社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。『ほんとうの環境白書』『不思議な生き物』『オスは生きてるムダなのか』『生物にとって時間とは何か』『初歩から学ぶ生物学』『やがて消えゆく我が身なら』など著書多数。

「2018年 『いい加減くらいが丁度いい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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