緊張しない・あがらないためにリラックスのレッスン

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 105
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479393177

感想・レビュー・書評

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  • すごいためになる

  • 僕は昔から疲れやすいという自覚がある。特に多くの人たちとあったりすると疲れる傾向がある。もしかしたらそれは常に緊張していたのかもしれない。
    演劇的な観点から具体的なメソッドが紹介されている。
    第一部は身体の力を抜くこと。緊張している部分を見極めてその力を抜くこと。要素に分解すれば対策が立てられる。ディバイドアンドコンカー。僕は肩に力が入っていたのだ。気づけば対処法がある。
    二部以降は考え方。
    演劇論から採られた今ある状況にフォーカスするという手法。アドラーの言う今に強力なスポットライトを当てる、というのに似ている。まずは状況を把握する。
    過去に捉われず、未来に怯えずにいるというのはなかなか難しいとはおもうけれども。

  • 流石の鴻上さん。
    好きです。

  • タイトル通りの内容ですが、あれもこれもと方法論を広げすぎずにシンプルにまとめられています。

    「与えられた状況」、「今ある状況」や「目的」と「障害」の話はとても納得できました。

    読みやすいしわかりやすい良い本です。

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著者プロフィール

鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)
作家・演出家・映画監督。1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。大学在学中の1981年、劇団「第三舞台」を旗揚げする。87年「朝日のような夕日をつれて87」で紀伊國屋演劇賞団体賞、95年「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞、2007年に旗揚げした「虚構の劇団」の旗揚げ三部作戯曲集『グローブ・ジャングル』で10年、読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。著書に『「空気」と「世間」』『不死身の特攻兵』(以上、講談社現代新書)、『ベター・ハーフ』(講談社)、『人間ってなんだ』『人生ってなんだ』『世間ってなんだ』(以上、講談社+α新書)、『鴻上尚史のほがらか人生相談』(朝日新聞出版)、『同調圧力のトリセツ』(中野信子との共著、小学館新書)など多数。



「2023年 『愛媛県新居浜市上原一丁目三番地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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