花と草の物語手帳 105の花言葉とエピソード

  • 大和書房 (2022年2月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784479393832

作品紹介・あらすじ

どんな草花にも物語がある。

道ばたや花屋でよく見かける草花にますます愛着がわくようなエピソードを、描きおろしのイラストとともに紹介する読む手帳本。

古今東西の歴史にまつわる物語や、名前の由来、生き様など、さまざまなタイプの読み物が一冊で楽しめます。

みんなの感想まとめ

草花にはそれぞれの物語があり、その魅力を深く掘り下げた一冊です。美しいイラストと共に、花の名前の由来や歴史的なエピソードが紹介されており、読者は花を眺めるたびに新たな視点を得ることができます。例えば、...

感想・レビュー・書評

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  • Miltataさんの描く優しく端正な105のお花のイラストに、『生き物の死に様』の稲垣栄洋さんがその花のエピソードを語った本です。

    印象に残ったお花エピソード
    ✴イヌダテの「犬」は人間の役に立たない、というものにつける名称。けれどもイヌダテの花言葉は「あなたの役に立ちたい」
    …花言葉を考えた人は一体どういう気持ちでつけたのか。
    ✴松田聖子さんの歌で有名な「赤いスイトピー」。実は「赤い」スイトピーが生まれたのは歌のヒットの後。それまでは存在しなかったそうだ。
    …フィクションがリアルになった一例ですね。そういえば、天使のウィンクというブランド名のお花もありますね。白い花弁の先っぽがちょいと緑になってて、可愛いんです。
    ✴クローバーは幸福の四つ葉のクローバーのイメージが強いが、実は「復讐」という花言葉もある。
    …なぜなのだろう。知ってしまったらもう元には戻れない。クローバーをプレゼントされたら、裏の意味を考えてしまいそうです。
    ✴ナノハナ、という植物はなく、コマツナやハクサイ、キャベツの黄色い花もナノハナと呼ばれている。
    …スーパーで「ヤサイ」と表示されて売られている黄色い花のナノハナっぽいやつ、あれですね。
    ✴パンジーは英語でラブグラス。さらには「門のところで私にキスして」「立ち上がって私にキスして」などの異名もある。理由は右と左の花びらがキスをしているように見えるから。
    …見えるかな、と思ってじっと見ていたら見えてきました!
    ✴キンギョソウの花が枯れた後の莢の殻はドクロに見えるので、古くは呪いや災厄から守るために庭に植えられていた。
    …大好きなキンギョソウ。今も庭先で白と黄色の花が風に揺れています。でも莢の殻は、ドクロには見えなかったな。他者の感性で見直すと新鮮ですね。
    ✴ペチュニアの絞り模様の花言葉は「邪魔者」
    …これも好きなペチュニア。絞り模様も綺麗で好きです。これも、気にする方に送るときは注意ですね。気にしない人は気にしないだろうけれど。

    花言葉は小説で効果的に使われている場合もあって、覚えておくと読み解きに役立つと思いますが、なかなかね、覚えられません。

    Miltataさんのイラストも本当に素敵。
    うんちくとか、生活に直接役に立たない知識を楽しむ余裕がある生活は豊かだと思います。

  • イラストのテイストがとてもやさしい。
    花にまつわるエピソードが集められていて、花を眺めるとき、広く深く花の良さを感じられそうです。

  • 淑徳大学OPACリンク
    https://x.gd/UUcqE

  • 雑学の範囲が広くて楽しく読めた。

  • ハリーポッターの例えが多いな…ハマったことも読んだこともないから急になんだ?!と困惑する…

    カラフルな花のイラストに、添えられたエピソードが読みやすい文量が良かった。どこから読んでもへーそうなのか!と楽しめる。
    花言葉とか知ってるエピソードもいくつかあるけど、それでも読みやすくまとめてあるのは分かりやすい!

    名前は知っていても、どんな花を咲かすのかは知らないものも多かった。「トリカブト」もその一つ。青くて一本でいくつも咲くのね。にしても、別名が「ぶす」とはな〜ひどい。

    「バオバブ」や「カモジグサ」のように花言葉がない植物もあるのですね。花をつけないから?

    「オオバコ」の、戦争に行った帰らぬ夫を待ち続けている間に、奥さんが亡くなっちゃって。オークの木下で待っていてと言われた場所(木の下)に生えるようになったってエピソードいいな。さらに素敵なのが、花言葉が【足跡・足跡を残す】

    「オシロイバナ」の英名が「four-o'clock(午後四時)」で、夕方から花が咲き始めることに由来してるみたいだけど、なんか今時のちょっと洒落た化粧品みたいなネーミング♡ マニキュアとか口紅とか選んでる時につい色味じゃなくて、カラーネームに惹かれて買っちゃうんだよね…
    ちなみに、日本での別名は「夕化粧」。
    小学生の頃、黒い種から白い粉を出して遊んでたな〜
    【花言葉:臆病 恋を疑う 内気】

    「ポインセチア」のエピソード悲しい〜花言葉がさらに悲しさを助長してる( ; ; )
    熱帯植物なのに、寒さに弱い。それなのにクリスマスムードを盛り上げるために寒い中耐えてるなんて…花言葉に忍耐とか入れて欲しい。聖夜とか言ってるんじゃないよ!だってもう、花言葉がお祝いムード一色って感じじゃん。
    【花言葉:祝福 幸運を祈る 聖夜】

    「コスモス」で花占いをするときは「きらい」から
    「マーガレット」で花占いをするときは「すき」から始めると「すき」で終われる♡

  • 植物の名前は覚えきれない。何冊もその関連の本を見ているが、それでも足りないと思うほどに、植物の種類は多いのです。
    特に、野花の分野は苦労しています。

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著者プロフィール

稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ):1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する記述や講演を行っている。著書に、『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『身近な野の草 日本のこころ』『身近な植物の賢い生きかた』(ちくま文庫)、『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『はずれ者が進化をつくる』『ナマケモノは、なぜ怠けるのか?』(ちくまプリマー新書)など多数。

「2026年 『コメと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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