ルポ海外出稼ぎ 「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち

  • 大和書房 (2024年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784479394167

作品紹介・あらすじ

「安いニッポン」を捨て、稼げる海外に向かう若者たちを追う!
2023年2月にNHKクローズアップ現代で放映され、SNSを中心に大きな話題になった「海外出稼ぎ」特集を、番組未放映素材や追加取材を含めて完全書籍化。

*未経験でも月収50万円!? 日本と海外にできた「驚くべき賃金格差」
*未来のビジョンが見えない…。日本に見切りをつけ始めた「若者たちの本音」
*外国人労働者が日本からいなくなる日。日本離れを考えるベトナム人の若者たち

「海外出稼ぎ現象」を追うことで、日本の現状と未来が見えてくる!

みんなの感想まとめ

若者たちが海外での出稼ぎを選ぶ理由が鮮明に描かれており、日本の労働環境や賃金の現状に対する不満が浮き彫りになります。長時間労働や男女格差、スキルを磨いても給料が上がらないという課題に対し、若者たちは静...

感想・レビュー・書評

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  • 今僕が20代前半だったら海外で働くことを真剣に考えたかもしれない。日本で働くということ、日本人と外国人それぞれがどう考えているのか知りたい

    #ルポ海外出稼ぎ
    #NHK「クローズアップ現代」取材班
    24/3/23出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

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  • 日本人が社会にもつ不満、長時間労働・男女格差・スキルを磨いても給料が上がらない。など、日本の課題に対して、若者が静かにストライキを始めた。

    日本だと25万の月給が、海外では80万。賃金アップに加えて、海外の働き方は職場の人間関係や、風通しのよさ、そもそも仕事に対する価値観の違いなど、環境面でも魅力的ときた。

    利口な若者はどんどん海外にいってしまう。
    日本も変わらねば、置いていかれるばかり。

  • 賃金高く環境も良い所に職場を移すのは一般的な事で、選ばれる場所が日本とは限らなくなってきた現状を、日本を出る人達、日本に来る(来ていた)人達それぞれ活写したルポ。これを以て国情や労働市場を一般化して論じる事は早計ながら、例えば国内で見かける外国人労働者だと、かつては中国人が目立ったが今はベトナム人をよく見かけるなど、変化は身近にも実感でき、その背景を知ることには意味がある。テーマ上、人手不足の現場での自動化やロボットなどの要素は省かれているが、(賃金が今のままだと)やがて日本に来る労働力は南アジアやアフリカにシフトするという予測などは中々リアル。ただ日本が選ばれる理由に、治安の良さ等々金額で表れにくい要素もあるなど、様々な側面からでないと価値は測れないとも感じた。

  • 自分もワーホリしてみたかった気持ちを思い出しました。今の若い人には海外でどんどんチャレンジしてほしい。
    地方は若者に地元に残ってほしいというけれど、外の世界を見ることや流動性は必要で、残ってほしいじゃなくて戻りたくなる地方にするのが国、地方の仕事だと思います。
    取材班が、自分たちが立てた仮説と違う回答ばかりだった時に、なぜ仮説と違うのかを追わず、仮説を裏付ける回答を求めて取材を続ける姿に違和感を覚えました。限られた期間で番組を作り上げる必要があるのかもしれませんが、たまにニュースになるのはこういうことなのかなと考えさせられました。

  • 「ワーキングホリデーでオーストラリアやニュージーランドで(アルバイト)働いた方が日本で正社員で働くよりも2倍から3倍のお金が得られ、人間関係やプライベートも日本より良い」という20代から30代前半までの世代の現実が浮かびあがるルポルタージュです。私見ですが、オーストラリアやニュージーランドが英語を身につけに少しでも安く留学できる英語圏だったというのは30年以上前の話で今は日本人が出稼ぎに行く場所なんですね。本書では日本の国内でコツコツ地道に働いているだけでは見えない景色・現実を見えている若者が今増えているということです。

  • ふむ

  • ワーキングホリデーできる歳はとっくに過ぎてしまった。円安が続けば海外に働きに出る若者は増えるのだろうか?一方で、日本で働きたい!と思われなくなってしまったという現状は悲しい。

  • ワーキングホリデーを利用して海外で労働する。原則1年。専門スキルがなくても海外で働ける。
    オーストラリアの農作業で一日6~7時間働く。物価高はシェアでのりきる。週給22万円。
    カナダでは時給18カナダドル=1700円。月に58万円稼げる。
    ワーキングホリデーなら簡単に100万円の貯金ができる。
    職探しは今は難しくなってきた。
    悪徳ファームがあるので注意。
    ワールドアベニューなどの斡旋業者を探す。
    オーストラリアでは、農業、漁業、林業、土木、採鉱などは最大3年に増やせる。

    ベトナムから日本に来ている人は円安で2割目減りした。
    一番人気は台湾、韓国、そのあとに日本に来る。
    以前は中国から10代~20代がきた。だんだん母国の賃金が上がって、最後は40代の女性になって、こなくなった。ベトナムも同じ道をたどっていて、いまは30代の人が多い。
    ベトナムでは日本ブームは終わった。

    農業の雇用は通年雇用が難しい。季節性がある。
    円安だけでなく、韓国、台湾との争い。
    今は、インドネシア人材に目が向いている。

    労働者の静かなストライキ=海外で稼ぎ。
    海外を選ぶのは、モビリティが高い労働者。技術職や寿司職人。しかし細切れの仕事ではスキルが身につかない。
    日本人は労働者としては弱いが消費者としては強い。権利意識がアンバランス。労働者としては主張しない。
    外国人にとって、日本の治安は魅力。トップレベルの高度人材には魅力的ではないが、中程度のレベルには無難な選択肢になる。

  • タイトルとしては「海外出稼ぎ」となっているが、オーストラリア・ニュージーランドへワーキングホリデーで出稼ぎにいく日本人と研修制度で日本に出稼ぎにきている外国人の取材をふまえて、日本と他国の賃金格差について語っている。

    日本人の出稼ぎに腰をすえてもっと深堀してく方向もあったとは思うが、取材していくうちに調べる必要があることが増えていってまとまりがないまま終わった感じになっている。

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