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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784479394327
感想・レビュー・書評
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村井理子さんを初めて知りました。
タイトルと、表紙のダークな感じと、辞書かと思うほどの分厚さに、これは大丈夫かと心配しましたが、取り憑かれたように読んでしまいました。
こんなに、ジワジワ面白いのに1900円!
お買い得!いいの?
早々に膳所駅が登場し、滋賀県には成瀬と村井理子さんがいるのか、最高じゃんと思いました。
村井理子さんの他の本も図書館に予約しました。
翻訳や書くことの苦労が霧のように漂ったたくさんのページを感じながらも、購入しなくてすみません、理子さん!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずっと気になっていた一冊
タイトルだけだと、ホラーな感じなのかなって思ってた、でも読んでみてビックリ。
村井さんの翻訳した本を持っているし、読みたいなーと思っている本の翻訳が村井さんだったことがわかりなんだか勝手に盛り上がった。
日記なのでとても読みやすく、飼い犬のハリーは可愛い。写真付きで読みやすく手が止まらなかった。
村井さんの本、好きだな。 -
勢いのある日記(webマガジンの連載)。
怒涛の翻訳作業を進めながら、家事やら介護やら子どものことやら、といった日々の諸々をこなす著者はすごくエネルギーがあるように思われる。のだけれど、実は身体やメンタルの病院に通ってケアしながらなんとかやっているということがわかった。
仕事量がすごいので驚いた。
基本的にはやっぱりパワーがある人なのだと思う。文章にみなぎる感じ。スピード感とピリッとしたユーモアがあって小気味良い。疑問もジョークも端的、強めの言い切り。ときどき男言葉で自分を鼓舞するのも強い。
なので、読んだら元気になった。
日常は何気に闘いばっかりだけど、そうやって繰り返してるうちにいつのまにか遠くに来てしまうし、楽しいことも確実にその中にあるんだろうなぁ。
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村井理子さんの本を初めて読む。
まず、思ったのは、ちょっと働き過ぎなのではないだろうか。ということ。翻訳している本だけでも、何冊も掛け持ちし(それも鈍器本)、その上エッセイやイベントもこなす。年中、締め切りに追われる生活。本というものは、書いたら書きっぱなしということはなく、原稿が編集者との間を何度も行き来する。
その上、義父母の介護、家事もこなし、これではメンタルやられるわ。
他の方のレビューを見ると、他の本は結構笑えるらしいので、さっそく「義父母の介護」を予約。楽しみ(といったら不謹慎か)。
しかし、村井理子さんが翻訳している本や、大好きなテレビシリーズなど、私の好みとはかけ離れている(殺人事件がらみとか)。 -
不穏なタイトルと暗い部屋の装丁。
知らない人だとミステリーかホラーかと勘違いするかも(笑)
相変わらずの面白さ。
分厚い1年だが面白すぎて、あっという間に読める。
ときおり出てくる、日記の最後にある「・・・俺」が好き。
今回は、翻訳のお仕事のルーチンも知ることが出来て興味深い。そして、義父母の様子も。
すごい仕事量だと思うけど、家事や付き合いと日々忙しく、メンタルダウンしても、また復活する。
24時間で完結しない日々、私とよく似ているので、なんとなく頷けるし、読んでて安心するんだな。 -
『射精責任』『エデュケーション』など話題作の脚本家が書いた日記風エッセイ。神経質な義父、認知症が進んだ義母、家のことにあまり関心がなさそうな夫、性格の違う仲のいい双子の兄弟の世話をしながら、大量の英文と格闘する日常を描いている。
全てのノンフィクションに言える事だが、自分を含めた他人の人生も切り売りしているというネガティブな印象が多少ある。実際、この著者ではないが、著者が作中に登場する第三者から訴えられたという事例もある。読者からすれば他人の人生を知ることができる数少ない手段なのでありがたいのだが。
この本の中にも、「看護師が自分のことを書かれていると知ったらどう思うだろう」みたいなことが書いてあって、著者もある程度その危険性は自覚してるんだなと思った。
しかし、この著者だいぶケアラーとしての生き方が染み付いてしまっているようで、明らかに過剰な介護や家事を担ってしまっていてオーバーワークになっている。それでも続けているのは責任感か、放棄する方がリスクが高いという判断なのか。大変な人生背負ってんなーと思いながら読んでた。
分厚いが読みやすい文章なのでサラッと読める。さすが異なる言語を行き来する人なだけあって、言葉の並べ方が上手い。 -
厚みに躊躇したものの入り込むと止まらなくなる。 昔は人様の日記に楽しみを見出せなかったが、村井さんの文は私を惹きつけてやまない。
ところで「原田とエイミー」は実話なのかフィクションなのか…(面白かったです) -
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最近、酔っ払うとAmazonで評価の良い本を見つけては、タイトルだけ見て即決で買ってしまう。渋谷の丸善が閉店してから、お気に入りの書店を見つけられないストレスである。
届いてみてから驚いた、何という分厚さ、著者の言葉でいうなら鈍器。しかも日記。果たして自分は全く知らない著者の日記を、この分厚さを、読み切ることができるのだろうか。これはファンのための本なのだろうか、それにしては装丁が渋すぎる・・・。数日間棚に置いておいて、よっこいしょと読み始めてからは早かった。
内容を言うなら何のことはない、日記である。著者は翻訳家であり、エッセイスト。滋賀県に住む双子の高校生を息子に持つ母親である。日記は事件もののノンフィックションの翻訳を行うところから始まる。日記の中で綴られる日常は、翻訳家ということを除けば、とりわけ特別なものでもなく、特に生活のなかで大きな物語が進行されているわけではない。しかし、読み進めていくと、著者の何気ない日常が、気分の上がり下がりが、頑張ったり、頑張らなかったり、ちょっとしたことの喜びや、悲しみにどんどんと没入していき、気付いたら年の瀬が(日記の終わり)が近づいている。
素敵な文章を書くのに、素敵な題材はいらないんだということを気付かされる。気温の上がり下がりで疲れてしまい、気分が落ち込んでいたときに、一緒に村井さんが落ちたり、少し元気になっている様を読み進めていくことで、残暑を乗り越えられた気がする。
「できないとわかっていても、苦しみながら、なんとか周りと合わせようと奮闘する時期は、誰にでもある。悲しいことにね。」
決して順調ばかりではない生活に、人間らしくももがく村井さんの日常が、読む人に寄り添ってくれる、そんな日記であった。 -
翻訳家 村井理子さんの日記。2023年の1年間、毎日。翻訳の進捗や、義理の両親の通院付き添い、ご自身のメンタルクリニック通い、夫や双子の息子たちとのやりとり。仕事したいのに義理親から電話があったり、メンタルが落ちたりと大変な中でも、出来事を前向きにとらえたりクスッと笑えたり。タイトル通りの内容でした。
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タイトルからしてなにかおどろおどろしい読み物なのかとドキドキしていたが、
そんなことはなく、ただの翻訳家の日記だった。
ただ、この翻訳家、「射精責任」の翻訳家だった。
あの本はインパクトがあった。パンチがあった。
そういう人も家庭がある。生活がある。日常がある。それが知れてよかった。
なぜか日記の中に小説「原田とエイミー」がちりばめられていて、
これがまたおっさんと若い女性のなんとも不思議な距離のある恋愛モノで、惹かれた。
目次は1月から12月まで毎月。日記だ。
WEBマガジンだったみたい。 -
分厚いのに一気に読めちゃいました。
面白すぎ。
村井さんが翻訳された作品はまだ未読なので、読んでみたくなりました。
最近滋賀を舞台にした「成瀬」シリーズを読んだせいもあり、滋賀の地名に馴染みが出てきました。膳所とか、におの浜とか。
息子さんのコンビニバイトの話も良かったなー。
原田とエイミーも好き。 -
忙しい日々
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図書館に予約本を受け取りに行き、ふとのぞいた新着図書コーナーで目が合ってしまった本。
タイトル、装丁で思わず「ジャケ借り」。
予約した本と同時進行で読む。
つもりが、どんどんウェイトはこちらに。
気がついたら連休の間中、読んでた。
堪能。
一気読み、というより、あちこちに書かれている本の名前やNetflix動画の名前に興味津々で途中下車して、調べてはまた読み、そして調べ〜という読書。
楽しかった。
そしてたくさん元気をもらえる本。
なぜか気持ちが沈む「謎のダウナー」の記述に、あるある、とうなづいたり。
ポッと始まった短編恋愛小説?に心を馳せたり。
書くことが好きだった昔を思い出し、あの時の気持ちを懐かしく感じている。
本との出会いはいろいろなものをくれるね。 -
まるで鈍器のように分厚い村井さんの2023年の記録。翻訳家ってすっごく苦しそうだなー、義父母どうなった?ハリー可愛いなー、原田とエイミーどうなった!?と感情が忙しい(笑)本。
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一見サスペンス系かと思いきや内容はエッセイ。
ところどころでクスクス笑いが止まらなかった。
どんな人にも生きてれば日々色んなハプニングがあるんだなぁと思った。
著者プロフィール
村井理子の作品
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